関ジャニ∞安田章大「閃光ばなし」演出&脚本・福原充則との最後の「昭和三部作」に言及「受け取り方次第」
2022.10.08 14:31
関ジャニ∞の安田章大が8日、都内で開催された舞台『閃光ばなし』囲み取材に女優の黒木華、俳優の片桐仁、佐藤B作とともに出席。安田が、本作の演出&脚本・福原充則との最後の「昭和三部作」に言及した。
安田章大主演舞台「閃光ばなし」
2017年「俺節」、2019年「忘れてもらえないの歌」で昭和の時代を生き抜く人々の姿を描いてきた福原が手掛ける本作は、終戦から18年が経った高度成長時代を舞台に、父親から受け継いだ小さな自転車屋を営む佐竹是政(安田)が、自分たちの暮らす街を分断する巨大な用水路の存在に悩まされるなか、無鉄砲な妹・政子(黒木)とともに、後先考えず権力に立ち向かっていく姿を描く。安田章大、福原充則との最後の「昭和三部作」に言及
福原との「昭和三部作」が最後になるのか聞かれた安田は「受け取り方次第ですけどね(笑)。三部作と言うてますけどね。その先にまた未来はあるんでしょうし。ですが三部作と言われるこの三作目がなければ次はないでしょうから。一つ一つ大切にするという考え方が、福原充則の精神なのかなという風にも思ったりはしますね」と返答。福原に関しては「自分自身の中では瞬間を大切にしてきた生き方なので。そこは福ちゃんとすごく共鳴している部分がたくさんあって。あとはやっぱりキャスト陣とこうやって一緒にステージに立てている時間って、やはり福ちゃんが導いてくれた時間なので」と思いを明かした。
また安田は「すごいんですよ。みんなの実力と熱量って(笑)。先ほどB作さんもおっしゃってましたけど、ステージ上で20人以上の若者がっておっしゃってましたけど、熱いですからね」と白い歯を見せ「そういう人たちが集まっているので、その時間っていうのは僕にとってはすごく貴重であり、自分たち関ジャニ∞の中では味わいきれない良さが今回のステージにもあるのかなという風に感じていますね」とも話していた。
安田章大、主演舞台「閃光ばなし」京都公演を回顧
主演の安田は京都公演を終えたことを踏まえ「まずはこのご時世ですから、京都が無事に終えれたことが奇跡だねっていうことをみんなで話していました。東京でもこうやって集まっていただけていること自体が不思議な世の中だなという風に感じている中、エンターテイメントって日本ではまだまだ第一とは言えないような環境下にまだあるので」とコメント。「そこはやっぱり自分たちがすごく大事にしていきたいなという思いを込めて、今回ステージに立っていますね。第二・第三って言われるのではなく、第一・第二で、『日本のエンターテイメント大事だよね』って言われるようなモノづくりにできたらいいなっていうことで。笑いあり涙ありみたいな総合エンターテイメントの舞台になっている仕上がりだと思いますね」とも語った。
一方の黒木は「京都でも本当にたくさんの方に見ていただけて、また東京でも見ていただけるということで、福原さんも『皆さんに力を与えられるような舞台にしたい』っておっしゃっていたので。東京でも最後まで無事に駆け抜けられるよう、そして皆さんにも少しでもいいので、お力づけをできるような舞台に、東京でもしたいなと思っています」と意気込みを語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】