ヒカル、初著書をビジネス本にした理由 ターゲットは男性<心配すんな。全部上手くいく。>
2022.10.01 13:17
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YouTuberのヒカルが10月1日、自身初となる著書『心配すんな。全部上手くいく。』(徳間書店、9月30日発売)刊行記念お渡し会を東京・SHIBUYA TSUTAYA特設会場にて開催しイベント前には囲み取材に出席。ビジネス本を執筆した理由を語った。
ヒカルの半生は、成功、失敗、試行錯誤の繰り返し。決して平坦な道のりではなかった。そしてそのジェットコースターのような体験から得た「思考術」「勝ち方」のすべてを凝縮して記した同書はヒカルだからこそ伝えられる、唯一無二のビジネス・自己啓発書で、予約好調を受け発売前に2度の重版が決定。累計発行部数20万部を突破しており、すでに大きな反響を呼んでいる。
ヒカル、タイトルに込められた意味語る
今回の本を刊行するに当たっての思いを問われたヒカルは「まさか自分が書籍を出すような人間になると思わなかったので率直に嬉しい」と笑顔。影響力のあるYouTuberとだけあって、炎上を経験したときなどこれまでも書籍の執筆の話を受けたことはあったとしながら「そのときは何を書いたら良いかわからなかった」と引き受けるには至らなかったと話し「30を超してから節目としてっていうのが大きいです」と30歳の節目を迎えて出版に至ったと明かした。またタイトルの意味について問われると、自身が好きだという漫画「キングダム」のキャラクター・桓齮のセリフから、ポジティブな意味合いを持つこの言葉を使用したという。「世の中がネガティブなのは知っていたので勇気づけられるようなこの言葉にしました」と世の中のムードを勇気づけたいと思いこの言葉を選んだとした。
ヒカル、ビジネス・自己啓発書を執筆した理由
執筆する中でも自己啓発書・ビジネス書というジャンルを選んだ理由については「書店に行く人ってほとんどがビジネス書目当てで来ると思っていたんです」と話し、ターゲットは20代から40代の男性だと説明。「YouTuberの中でもビジネスに特化している珍しいYouTuberだと思うのでそれを知ってほしくて」と続けた。ターゲットを20代から40代の男性としたことで意識したことについて聞かれると「中身がなかったら男性って面白いと思わないのかな、と思ったので抽象的なことじゃなくて中身を意識しました。YouTuberの本は自慢話になりがちですが、多くの人が参考にできるようなノウハウを入れました」と話し、自信を見せていた。
ヒカル「まるでジェットコースターのようだった」半生を回顧
人気YouTuberであり、やり手の実業家。多岐にわたる活躍をみせるヒカルの処女作『心配すんな。全部上手くいく。』がこのたび刊行される。ヒカルのYouTubeチャンネル登録者数は現在485万人(2022年10月1日現在)。連日公開される動画はどれも話題を呼び、まさに時の人だ。そんなヒカルはいま31歳。日本屈指のYouTuber、インフルエンサーとして、知らない人はいないまでの存在になった。ヒカルはそんな自身の半生を「まるでジェットコースターのようだった」と振り返る。
「この本は、着手から完成までに1年かかりました。長かった。でも僕がいま伝えられることはぜんぶ伝えられました」(本書より)。時代の寵児による、処女作にして集大成。徹底的にこだわって書いた力作だ。(modelpress編集部)
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