加山雄三、国技館ステージで“最後のサライ”熱唱 二宮和也と対談で思い語る<24時間テレビ45>
2022.08.28 17:12
年内でのコンサート活動の引退を発表した加山雄三が、28日放送の日本テレビ系「24時間テレビ45」に出演。両国・国技館のステージで“最後のサライ”を披露した。
加山雄三「サライ」は「自分の分身のようなもの」
企画の中では、加山とメインパーソナリティーを務める「ジャにのちゃんねる」の二宮和也のスペシャル対談も放送された。1992年の「24時間テレビ」の中で“みんなが歌える番組のエンディング曲を放送中につくる”という挑戦から生まれた「サライ」。日本全国からの愛のメッセージをもとに加山が作曲、谷村新司が歌詞をまとめた。
その後、番組の代表曲として数々の名シーンを彩ってきたこの楽曲。二宮の対談では、当時の思い出や「サライ」の制作秘話、長年歌い続けられる楽曲への想いを聞いた。さらに、“なぜ今、引退を決断したのか?”加山の音楽活動に対する想いに二宮が迫った。二宮が「サライ」が歌われ続けていることについての気持ちを尋ねると、加山は「(楽曲は)自分の分身のようなものだからね」と音楽への愛を明かした。
コンサート活動引退について加山に聞くと、「体が具合悪くなって倒れちゃって」、その後、復活して、もう一度歌が歌えたことが嬉しかったという。同時に、「どっかでケリをつけなきゃいけないなと、最後を飾らなきゃという気持ちがその時から生まれた」と明かした。しかしコンサート活動の引退を決めた後も、新曲のレコーディングを精力的に行う加山。「音楽がやっぱ好きなんだ!どんどん作らなきゃと思って」と語る。
加山雄三、国技館ステージで“最後のサライ”熱唱
そして、両国・国技館のステージで「旅人よ」「君といつまでも」、そして楽曲をともに制作した谷村新司と一緒に「サライ」を生披露。「24 時間テレビ」で「サライ」を歌うのは今回が最後となる。歌唱を終え、加山は「最高です。(観客の)皆さんが一緒に手を振ってくれて、ありがとう、ありがとうって。そういう感じが伝わってきたからこっちからも一生懸命歌おうと思ってね、頑張ったよ」とコメント。谷村は「もう感無量でした、皆さんの愛をいっぱい感じてすごく幸せな時間でした」と語った。
今回の「24時間テレビ45」エンディングは、これまで恒例であった、出演者全員での「ラスト」歌唱を予定している。
「24時間テレビ」今年のテーマは「会いたい!」
第45回目となる今回は「会いたい!」をテーマに、8月27日、28日の2日間、両国・国技館にて3年ぶり有観客で開催。メインパーソナリティーはYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバーとして活動中の二宮(嵐)、中丸雄一(KAT-TUN)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、菊池(Sexy Zone)、チャリティーランナーは兼近大樹(EXIT)、24時間テレビサポーターは徳光和夫、総合司会は羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサーが務める。(modelpress編集部)
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