「石子と羽男」石子(有村架純)の現代社会への“訴え”に反響 生見愛瑠&趣里の涙も話題に
2022.08.05 23:56
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女優の有村架純と俳優の中村倫也がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(毎週金曜よる10時~)の第4話が、5日に放送された。ゲスト出演の生見愛瑠と趣里の涙や石子(有村)の言葉に注目が集まった。<※ネタバレあり>
有村架純&中村倫也W主演「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」
本作は、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・“石子”こと石田硝子(有村)と、1回で司法試験予備試験と司法試験に合格した高卒の弁護士・“羽男”こと羽根岡佳男(中村)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガル・エンターテインメント。プロデュースと演出は、新井順子×塚原あゆ子コンビで、西田征史が脚本を務める。
絵実(趣里)&一奈(生見愛瑠)が涙
潮法律事務所に堂前絵実(趣里)から弁護の依頼が舞い込む。妹の一奈(生見)が運転する電動キックボードにぶつかって転んだ新庄隆信(じろう)が、帰宅後に容体が急変。警察がひき逃げ事件として捜査し、一奈が逮捕されてしまったのだという。一奈から「すぐに男性に駆け寄った」と聞いた石子と羽男は示談の可能性を探るが、新庄の妻はひき逃げを主張。裁判に持ち込まれ、羽男は姉で検事の優乃(MEGUMI)と争うことに。
そして裁判当日、優乃の問答により一奈が未成年の頃、交通事故に絡んだ非行歴があること、逮捕時に嘘の供述をしていたことが発覚。さらに、後日には新庄も「ひき逃げされた」と述べ「1000万円で示談してもいい」という条件を持ちかけてきたのだった。
一奈の言動を証明することも出来ず、不利な状況である中「甘酸っぱい匂いがした」という一奈の一言を頼りに、事件の証拠を掴もうとする石子と羽男にのもとに、新庄が事件当日、違法カジノができる店舗に行っていたという目撃情報が。2人は店に潜入し、「甘酸っぱい匂い」の正体が水タバコであることを知る。
しかし後日の裁判では、意味のない問答を続け、優乃から指摘されるばかりの羽男。すると石子が裁判所に駆けつけ、羽男は「新たに証拠を提出したい」と申し出た。実は羽男のこの問答は、石子が新たな証拠を手に入れるための時間稼ぎだったのだ。
そして絵実が今まで自分を支えてくれた妹のため、2週間毎日ビラを配り続けていたことがSNSで拡散されたことをきっかけに、トラックの運転手から事件の様子が映っているドライブレコーダーを入手したことを知り、涙する一奈。同時に、映像を確認する中、石子にその様子を言葉で教えられる盲目の絵実も思わず涙が溢れ出してしまうのだった。
この映像により、新庄の虚偽供述が判明し、一奈は懲役2年という判決を下されるという結末を迎えた。
石子(有村架純)、メッセージ性の強い言葉に反響
この放送に対し「めるると趣里ちゃんの涙につられて泣いてしまった」「家族愛が素敵」と涙ぐむ視聴者が続々。また、事件解決後「事故で家族を失ったのに人を殺すことに無自覚だった」と父親の死を回想する一奈に対し石子は「手軽な乗り物だからこそ人を殺す可能性があることを意識する方が増えればいいのですが」という一言を放った。
こうした石子の言葉に「手軽だからこそ…ってどんなことでもそうだよね」「現代社会に対するメッセージ性が強い」「電動キックボードっていう今時の乗り物を扱うことですごくリアルに感じた」といった反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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