山崎賢人、TBS日曜劇場初主演 若き天才ゲーム開発者に「最高の作品にしたい」<アトムの童>
2022.07.31 07:00
views
俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が、10月期のTBS系日曜劇場「アトムの童」(毎週日曜よる9時放送)で主演を務めることが決定した。
山崎賢人、TBS日曜劇場で初主演
同作は、「相棒」(テレビ朝日系/2018~2019年)、「相棒 season18 テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル」(テレビ朝日系/2019年)、「この恋あたためますか」(TBS系/2020年)を手がけた神森万里江氏による完全オリジナルストーリー。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く。主人公・安積那由他(あづみ・なゆた)を演じるのは山崎。数々のドラマや映画に主演している山崎だが、同局系連続ドラマの主演は同作が初であり、日曜劇場への出演は「陸王」(同局系/2017年)以来となる。山崎は「毎週感動を与えることができるすごく熱いドラマの枠だなと感じていました」と前回の出演を振り返り「毎週日曜よる9時が楽しみになるような、家族みんなで観て熱くなれるような最高の作品にしたい」と意気込んだ。
山崎賢人、若き天才ゲーム開発者演じる
山崎が演じる那由他は、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称されていたが、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れ、静かに暮らしていた。その一方で、ある会社が彼を探していた。その会社とは、老舗玩具メーカー「アトム」。海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた「アトム」は一発逆転の経営再建のために、新業態として「ゲーム制作」へ参入すべく、経営の舵を切る。資金もノウハウも持たないアトムは、藁にも縋る思いで「ゲーム業界のバンクシー」である那由他とコンタクトを取ろうと奔走するが…。
資源を持たない日本が、戦後にその存在を示すことができたのは「ものづくり」があったからであり、世界のゲーム業界でも日本の存在感は大きかった。特に1983年に任天堂が発売した「ファミリーコンピュータ」は家庭用ゲーム産業の“ビッグバン”として世界で人気を博し、1994年にソニー・コンピュータエンタテインメント(現 ソニー・インタラクティブエンタテインメント)が発売した「プレイステーション」はゲームの表現力を大幅に進化させた。日本はソフト・ハードともに名機・名作を生むゲーム大国である。「ファミリーコンピュータ」発売から約40年、世界のゲーム人口は全人口の約半分の30億人になるとも言われ、今や全世代が触れたであろうカルチャーとなった。同時に「インディー」と呼ばれるゲーム開発者が世界中で同時多発し「Minecraft」など数々の名作が生まれている。
ゲーム業界を舞台に「ものづくり」で世界に挑戦し、様々な困難に立ち向かっていく那由他を山崎がどのように演じるか注目だ。(modelpress編集部)
主演・山崎賢人コメント
5年前に日曜劇場「陸王」に参加させていただき、毎週感動を与えることができるすごく熱いドラマの枠だなと感じていました。そんな日曜劇場で主演を務めさせていただけるということで、キャスト・スタッフ一丸となって、全力でおもしろい作品が撮れたらと思っています。子どもから大人まで、みんなが触れてきたゲームというものを通じて、色々な世代の方に楽しんでいただけるストーリーになっているかと思います。毎週日曜よる9時が楽しみになるような、家族みんなで観て熱くなれるような最高の作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!
プロデューサー・中井芳彦コメント
現代版の「国盗り物語」ともいえるゲーム業界の覇権争いと、それに巻き込まれる人たちの喜びや葛藤を秋の日曜劇場で描きたいと思っています。その争いの中心に立ち、大企業という集団を恐れず群れず、たった一人で野望を果たそうと戦う無双の男・那由他に、数々の映画・ドラマで活躍する山崎賢人さんが自然と重なりました。この役は、絶対に山崎賢人さんしかいないと思ってオファーさせていただきました。日曜劇場「アトムの童」是非ご期待ください。
【Not Sponsored 記事】