FANTASTICS佐藤大樹、目黒警察署とコラボ “バイト4つ掛け持ち”の過去&1番強く伝えたいこと語る
2022.06.25 16:06
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EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹が25日、都内にて目黒警察署による「特殊詐欺被害防止等の広報音声」の収録を実施。収録後に囲み取材に応じ、抜擢の心境や今回の役割を通して伝えたいことを語った。
佐藤大樹、犯罪防ぐ呼びかけを実施
佐藤は、SNSに「現金やキャッシュカード、荷物を運ぶだけで簡単にお金を稼げる」等と言った、いわゆる「闇バイト」の募集広告に興味を持った若者らを犯罪に加担させないため、広報を活用した呼びかけを実施。収録現場には、茶髪から金髪にイメージチェンジした新ヘアで登場した。収録の合間には発音や読み方を何度も練習していた佐藤。落ち着いたはっきりとした声で闇バイトの危険性について語っていた。
佐藤大樹、抜擢に喜び
佐藤の所属するLDHは中目黒にあり、目黒区でのこのような抜擢について佐藤は「お話いただいた時はすごく光栄というか、自分にできることがあれば精一杯協力したいなと思いました」とコメント。「ホームタウンでもあるので、これを聞いた僕たちのファンの方が周りの人だったり自分のお父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃんに伝えてくれたら嬉しいですし、自分のEXILE・FANTASTICSっていう声から始まる収録だったので、そういった意味では本拠地、目黒区でできて嬉しいなと」と喜びをあらわにした。収録に関しては「ものすごく緊張しました」と本音を吐露。「内容もそうですけれども、この仕事を受ける以上やっぱり責任があるので。生半可な気持ちではできないですし、収録する前に警察署の方から熱いメッセージを直接お伺いして熱意も伝わったので、警察署の皆さんを代表してやらせていただいた」とオファーを受けるまでの経緯も明かした。
佐藤大樹、収録時に工夫したこと
緊張していたものの実際収録に入るとどんどん気持ちが乗ってきたと言い、「自分の祖父母と同じぐらいの方々だったり、下の世代の方々だったり、顔をイメージしながら読んだら気持ちが入って、後半は割とスムーズにできたんじゃないかなと思います」と回顧。「声優の経験もさせていただいたことがあったので、その時の感覚をちょっと思い出してというか。今回はオレオレ詐欺とか闇バイトとかターゲットが分かれている発信もあったので、例えば高齢者の方に向けた発信の時はよりゆっくりしゃべったりとか。少し優しめにしゃべったりとか。逆に僕たちと同じ世代に語りかける時は気持ちが伝わりやすいように強く立てるところは立てて、みたいなのを意識しましたね」とターゲット層によって声を使い分ける工夫もしたそうだ。
さらに「普段は声を使って何かを伝えることはなかなかできないので、こういう経験も久々にやってみて、僕は好きだなと思いました。何かを伝えるということが」と今回の経験を通して改めて感じた気持ちも明かしていた。
佐藤大樹、バイト4つ掛け持ちの過去
また、アナウンスでは「簡単にお金を稼ぐ方法はありません」と話す部分があるが、佐藤はこのセリフについて「最高で4つバイトを掛け持ちしてたので、お金を稼ぐのがどれだけ大変なことか身に染みて感じてましたし、僕が学生の時代だった時よりSNSは盛んなのでそういった嘘の情報も入ってきやすくなってきているんだろうなと感じていたので、だからこそ『簡単にお金を稼ぐ方法なんてないんだよ』っていうのは1番強く伝えたいですね」と自身の経験も踏まえ強く伝えたいメッセージだと告白。佐藤自身がSNSで発信する際に意識しているのは、「伝えたい情報をよりコンパクトに」「頻度は毎日」ということ。「たまに来る発信より毎日来る発信の方が大事かなとは僕的には思っているので、その2つを意識しています」と語っていた。
なお、防犯広報は7月以降に協力を要請し、公共交通機関(バス・駅構内)・大規模店舗・スーパー・商店街・目黒区役所・公立病院などで順次放送予定。警察用防犯広報車でもデータが完成次第放送される。(modelpress編集部)
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