「じぞ恋」読者が選ぶ心に刺さった“名セリフ”10選「まさにこの作品のテーマ」「ドラマ史に残る」
2022.06.21 20:21
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女優の上野樹里が主演を務めるTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(毎週火曜よる10時~)が、21日に最終回を迎える。モデルプレスはこのほど、「あなたが思う名セリフは?」をテーマにウェブアンケートを実施。読者が選んだ“名セリフ”をピックアップして紹介する。
目次
- 「じぞ恋」あなたが思う名セリフは?
- ■林太郎(松重豊)のセリフ
- 「会いたいと思える人と会える今を大切にしたい」…第5話
- 「生きていることは、変化していくこと」…第9話
- ■晴太(田中圭)のセリフ
- 「優しいですね…これが杏花雨って言うんですね」…第1話
- 「その顔見る権利、僕にはある気がするんですけど」…第5話
- ■颯(磯村勇斗)のセリフ
- 「杏花ちゃんは俺の奇跡なんだ」…第9話
- 「本当の家族になろう」…第9話
- 「俺が杏花ちゃんの奥さんをやるよ」…第9話
- ■その他キャラクターも名セリフばかり
- 「ヨガにはAhimsa=非暴力という考えがあります。人に暴力を振ってはいけないことは当たり前だと思うかもしれませんが人の中には自分も入ります。自分自身の心と身体に暴力・無理をさせていませんか」…第1話
- 「自分らしさなんて探してたら不幸になるよ」…第8話
- 「40を過ぎたら年齢なんて個人差だと思いませんか?」…第9話
「じぞ恋」あなたが思う名セリフは?
本作は、上野演じるヨガインストラクターの主人公・沢田杏花が、松重豊演じる妻に先立たれた父・林太郎と共に、父娘2人で婚活にチャレンジする物語。上野のほか、田中圭、磯村勇斗、井川遥など豪華キャストが出演し、脚本は「ダメな私に恋してください」(2016年)、「あなたのことはそれほど」(2017年)、「初めて恋をした日に読む話」(2019年)など、数々のTBS火曜ドラマを手掛けてきた吉澤智子が担当。
杏花とシングルファーザーの晴太(田中)と幼馴染の颯(磯村)との三角関係や林太郎と明里(井川)の関係など、優しくて温まる大人の恋愛模様が支持を集め、日本語学者の林太郎が毎話発見する新しい言葉を軸に展開する仕掛けや、セリフの繋がりも話題を呼んだ。
当初ランキング形式で発表予定だった今回の企画だが、票が割れたため、ピックアップ形式に変更。特に多かった林太郎、晴太、颯の3人の男性キャラクターのセリフを中心に紹介する。
■林太郎(松重豊)のセリフ
やはり一番様々なセリフの回答が寄せられたのが林太郎。辞書の編纂を生業に24時間365日「言葉」のことを考えている“日本語オタク”である林太郎の紡ぐセリフが、毎話視聴者の心を掴んだ。「会いたいと思える人と会える今を大切にしたい」…第5話
晴太にサポートしてもらいお見合いをしていた林太郎が、一時休止することを報告したときのセリフ。整形外科医の明里に心惹かれ、相手にはされていないと思いつつも明里への想いを滲ませて「会いたいと思える人と会える今を大切にしたいと思いまして。報われることのない想いではありますが、それでも会いたいと思えるような…」と吐露。そのセリフに晴太も感化され、「その気持ちよっっっっく分かります」と強く賛同した。<読者コメント>
・「自分が会いたいと思う気持ち、会えるこの時を大切にしたいと、恋人だけではなく、もう亡くなった自分の家族や友人のことを思い、今周りにいる愛すべき人々を大切にしたいと思いました」
「生きていることは、変化していくこと」…第9話
林太郎が、これまで抱えてきた杏花の出生の秘密を告白。34年前、林太郎が陽子(八木亜希子)と結婚を決めたのは、大学講師時代に恩師から「生きている」の語釈を「変化していくこと」と諭されたことがきっかけだった。人と関わらず本ばかり読んでいた林太郎は、今の生き方では辞書編纂者になれないと指摘され、「言葉というのは書物の中だけではなく人と人との営みの中で生きているものです」「目一杯、生きて下さい」と言葉を託された。<読者コメント>
・「まさにこの作品のテーマなのでは?と思いました。恋愛ドラマの枠に収まらないところが素晴らしいドラマです」
・「作品タイトルに呼応する言葉であり、変化こそ持続の要であることを示唆する言葉だから」
■晴太(田中圭)のセリフ
晴太の魅力が溢れている無邪気なセリフや、普段は優柔不断なところもある晴太がいざというときに発する頼もしいセリフに意見が寄せられた。「優しいですね…これが杏花雨って言うんですね」…第1話
起業セミナーで出会った杏花と晴太。起業セミナーの帰り、大雨の中濡れて喜ぶ小学生を見かけた晴太が雨の中に飛び込み、杏花に笑顔で掛けたセリフ。春の雨の日に生まれたのが名前の由来という杏花の自己紹介を覚えていた晴太は、「杏花さんに会って雨も良いなあって思い出しました」と続け、杏花も一緒に雨の中へ。晴太が傘を差し出し、ご飯に誘った。<読者コメント>
・「1話でこの言葉を聞いたとき、『じぞ恋』にも晴太さんにもFall in loveしました」
・「無邪気に子どもの様に雨の中に飛び出して行ってのこのセリフ。きっと杏花はこの瞬間、晴太に恋に落ちたと思うから」
「その顔見る権利、僕にはある気がするんですけど」…第5話
友達関係から踏み出せない2人が突き動かされるように、思い出のデートの場所である丘で偶然再会したときに、キス寸前で晴太が放ったセリフ。母・陽子が亡くなったときのことを思い返し、晴太の胸で涙を流した杏花。「会いたい…これからも会いたいです」と晴太の腕を掴んで言うと、晴太は杏花の顔を見ようと向き合わせる。「ひどい顔してるんで…」と顔を隠す杏花に、晴太は「その顔見る権利、僕にはある気がするんですけど」と顔を上げさせてキスをした。<読者コメント>
・「ドラマ史に残る名ゼリフ!」
・「普段遠慮がちもぞもぞしがちな晴太さんが急に積極的な面を見せてキュンとしました!」
・「杏花の母、陽子さんが林太郎さんの泣き顔を見れることを『特権』と言ったことと同じ意味で、いつもは控えめな晴太さんが杏花に言ったことにキュンとしました。杏花と晴太が友達から一歩踏み出したシーンとして印象深いです」
・「ありますよね?じゃなくて『気がするんです』ってところがグッとくる。5話はみっともない姿を誰に見せるかというのが林太郎さんパートとも重なってて晴太さんと杏花さんママって実は似てる?とハッとなったシーンでもあります」
■颯(磯村勇斗)のセリフ
杏花に一途に想いを寄せる颯は、第9話のプロポーズシーンから票が殺到。1つのシーンにいくつもの名言が散りばめられた。「杏花ちゃんは俺の奇跡なんだ」と、子供の頃から今もずっと想っていることを明かすと、「俺が杏花ちゃんの奥さんをやるよ。結婚することが良い奥さんになることだって一番縛られているのは杏花ちゃんなんじゃない?」と決して家事が得意じゃない杏花に伝え、「俺と本当の家族になろう。家族は恋より壊れにくいよ。ずっと大切にする」と気持ちをぶつけた。
「杏花ちゃんは俺の奇跡なんだ」…第9話
<読者コメント>・「幼なじみ時代の頃から、繋がりのある関係性。そしてその想いがこの年齢まで途切れず、更にはその当時以上の想いが溢れていることが凄く感じられる言葉。奇跡とまで思うこの一途な言葉には、とても愛の重さや深さが表れていると思います」
・「足が震える程の本気のプロポーズ。ずっと伝えることができなかった杏花への想いが詰まった、本当に素敵なプロポーズでした最終回、颯の想いを杏花ちゃんが受け取ってくれる事を願ってやみません!!」
「本当の家族になろう」…第9話
<読者コメント>・「杏花ちゃんの家に預けられて育った颯のプロポーズに感動したから」
「俺が杏花ちゃんの奥さんをやるよ」…第9話
<読者コメント>・「颯らしい素敵なセリフだなぁと思う」
・「颯の優しさと強さと、このドラマが伝えたいメッセージがこの一文に込められてると思うから」
■その他キャラクターも名セリフばかり
3人だけでなく、どのキャラクターからも印象的な名セリフが生まれている今作。他の人物の名セリフも紹介する。「ヨガにはAhimsa=非暴力という考えがあります。人に暴力を振ってはいけないことは当たり前だと思うかもしれませんが人の中には自分も入ります。自分自身の心と身体に暴力・無理をさせていませんか」…第1話
杏花がヨガインストラクターを目指すきっかけにもなった恩師のヴァネッサ・夏子・グラント(柚希礼音)のセリフ。<読者コメント>
・「この1年無理な仕事を続け体調を崩してしまいました。そのためこのセリフを聴いたときに胸に刺さりまくりました。このシーンと背景に流れている曲(Ahimsa)が大好きです」
「自分らしさなんて探してたら不幸になるよ」…第8話
カリスマヨガインストラクターでスーパーポジティブウーマンのMIKAKO(ゆりやんレトリィバァ)のセリフ。<読者コメント>
・「真理だと思う」
・「心に刺さった」
「40を過ぎたら年齢なんて個人差だと思いませんか?」…第9話
交際を始め、年齢差を心配する林太郎に明里が伝えたセリフ。<読者コメント>
・「日向さんの言葉やチャーミングさに救われたから」
(modelpress編集部)
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