「マイファミリー」真犯人役・富澤たけし、オファーは“1~2ヶ月悩んだ” 役への葛藤&玉木宏への感謝明かす
2022.06.14 12:03
嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜よる9時~)の最終回が、12日に放送された。真犯人役を演じていたお笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしが13日に自身のブログを更新し、オファーを受けたときの心境や、犯人役を演じる中での葛藤を明かした。
二宮和也主演「マイファミリー」
誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」(2019年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。富澤たけし“真犯人役”の葛藤明かす
富澤が演じていたのは、真犯人だった神奈川県警捜査一課長・警視の吉乃栄太郎役。吉乃が真犯人だと明らかになり、その動機や経緯には反響が殺到した。この日、富澤はブログにて「6話くらいからヒントとなるシーンも増えてきたのでわかった方も多いと思いますが」とした上で、「犯人だと数ヶ月黙っているのはかなりしんどかったです」と演じる上での葛藤を告白。
オファーを受けた際に全体のあらすじを読んで「もうすでにめちゃくちゃ面白くて絶対に話題になるんだろうなぁ」と思ったというが、「その反面、実力派揃いの役者さん達ばかりで、犯人という大役だなんてドラマをぶち壊してしまいそうなのでビビって最初は断ろうと思っていました」と、犯人役を辞退することも考えていたと明かした。
また、オファーを受けてから周囲に相談して「1~2ヶ月悩んだ」という富澤だが、「やめた方がいいという人はいなかった」といい、役を引き受けた経緯について「せっかく頂いたドラマの大役に対して、もしも上手く答えられたら嬉しいし、最後まで騙せたら面白そうなので覚悟を決めました」と説明。
演じている間も「毎回イメージしていく演技と求められる演技は逆なことが多くてずっと悩みました」と葛藤し続けていたことを明かし、「すごく難しい役でしたが、最終回を終えて一人でも自分を嫌いになってもらえたなら、吉乃一課長という人になれていたのかなと思います」とつづった。
富澤たけし「最後はセリフ少なめにして下さい」と頼んでいた
さらに、犯人役を演じる上で「最後はセリフ少なめにして下さい!あ、せっかくだからあの機械音の声で説明するとかどうですか」とスタッフへお願いしていたという富澤。実際に犯行内容は、玉木宏演じる捜査一課・特殊犯対策係補佐の葛城圭史が説明する台本となっていたことから、「葛城が吉乃の犯行を全部説明してくれたことは本当に助かりました!!玉木さん、すみません」と感謝をつづり、最後には「色々意見はあるでしょうが、個人的にはやらせて頂いて良かったです」と伝えている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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