アイナ・ジ・エンド/Photographed by Leslie Kee

BiSHアイナ・ジ・エンド、日本初上陸ブロードウェイミュージカルで初主演 伝説のロック・スターに<ジャニス>

2022.05.26 10:00

楽器を持たない6人組パンクバンド・BiSHアイナ・ジ・エンドが、8月23、25、26日に東京国際フォーラム ホールAにて上演されるブロードウェイミュージカル『ジャニス』でミュージカル初主演を務めることが決定した。

  

ブロードウェイミュージカル「ジャニス」日本初上演

アイナ・ジ・エンド主演ミュージカル『ジャニス』(提供写真)
この度、ブロードウェイミュージカル『ジャニス』が日本人キャストにより初上演されることが決定。1967年に音楽シーンに登場し、唯一無二の歌声でアメリカの音楽史を塗り替えた伝説の女性ロック・スター、ジャニス・ジョプリン。生涯孤独と闘い27歳で急逝したが、50年以上経つ今もなお、後進のアーティストたちにインスピレーションを与え、信奉する若いファンを増やし続けている。

本作では、“亡くなる1週間前の、一夜のコンサート”をコンセプトに、ジャニスの半生を舞台化。ジャニスが自らの物語を語り、それに紐付く数々の名曲を熱唱していくだけでなく、彼女に大きな影響を与えたアレサ・フランクリン、エタ・ジェイムス、オデッタ、ニーナ・シモン、ベッシー・スミスらが演者として登場し、共に圧巻のステージを披露する。

ジャニスの魂を称える音楽の旅でありながら、同時に、ルーツとなるシンガーたちを祝福するトリビュートとなっており、アメリカ音楽やアメリカ現代史の⼀端を肌で感じることができる。

アイナ・ジ・エンド、初のミュージカルで初主演

アイナ・ジ・エンド/Photographed by Leslie Kee
このミュージカルに挑むのは、本人初のミュージカル作品に出演、初主演となり、BiSHのメンバーとしても活躍するアイナがジャニス・ジョプリン役に抜擢された。

藤原さくら&緑黄色社会・長屋晴子らも出演決定

アイナ・ジ・エンド/Photographed by Leslie Kee
その他、アレサ・フランクリン役にUA、ニーナ・シモン役に浦嶋りんこ、オデッタ&ベッシー・スミス役に藤原さくら、緑黄色社会のボーカルを担当している長屋晴子がエタ・ジェイムス役にて出演。UA、藤原、長屋はアイナ同様にミュージカル初出演となる。総合プロデューサーには、亀田誠治を迎え最強の布陣で開催される。

アイナ・ジ・エンド/Photographed by Leslie Kee
オリジナルのブロードウェイ版は2013年から2014年、ニューヨークのライシーアム・シアターで上演され、その後の北米ツアーも長きにわたって好評を博した。ジャニスが表舞台で活動した期間はわずか4年、来日は一度もなく、生の歌声を聴いた人はほとんどいない。そんな本作がいよいよ日本にも上陸。日本人豪華キャストが全編日本語で紡ぎ出す“ジャニス・ジョプリンとの一夜”に注目だ。(modelpress編集部)

アイナ・ジ・エンド インタビュー

アイナ・ジ・エンド/撮影:Maho Korogi
― 亀田さん推薦の元、ミュージカル初主演。お気持ちお聞かせください。

アイナ:亀田さんが選んでくださったっていうのは、言葉にするのが難しいくらいうれしいですね。私、中学1年生から2年生くらいまで、ミュージカルスクールに行っていて、中学生の時の夢はミュージカルスターだったんですよ。ミュージカル「アニー」のオーディションとかも受けたくてオーディション紙書いたりしたんですけど、父に“お前は顔で落ちるからやめとけ”って言われて、オーディションを受けなかった過去があったり。宝塚歌劇団もその理由で受けなかったりしていて。

だけどなんか小さい時から“自分は歌って踊る”、それをステージでやりたいと思っていたので。もちろんいまBiSHとしてライブで自分を表現できているのはすごく幸せですけど、ミュージカルっていうのは小さい時の夢なので、うれしい、やってみたいって思いました。

それこそ紅白歌合戦とか、すごい緊張感のあるステージの裏とか、どっかのライブの番組の裏とか。亀田さんとお会いするたびに、決まって話題に上がるのがジャニスで。“これ送っとくよ”とか。“こんな資料送っとく”とか。本当にちゃんと送ってくださるんですよ。だからもう、“これいただいたから勉強しよう”って。そんなやりとりをここ半年くらいやらせていただいてます。

亀田さんは、ものすごく真心があるっていうか、なんかこう、温かいし、全部を包み込んでくれるような、柔らかさがあるのに、すっごい鋭いんですよね。亀田さんはすごく覇気があるんですよ。亀田さんの目を見てお話していると、私は脇汗が止まらなくなる時があって…あの強い覇気ってのは愛のパワーなのか、それとも音楽への熱心なパワーなのか、私はわからないんですけど、とにかく覇気がすごい。

だから、それに影響されて、“亀田さん、亀田さん”って近づきたくなる人がいっぱいいるのもめちゃくちゃわかるし、私もそのうちの1人ですね。

亀田誠治(提供写真)
― ベースを亀田さんご自身で演奏しますし、その他豪華バンドメンバーとの共演。お気持ちは?

アイナ:リアルに戦国時代を生き抜いた武将たちの集まりだと思うんですけど、あの方々は。自分なんかが一緒にステージに上がるなんてと思うほどの方々なので、ちょっと構えてしまいそうですけども、そこを突き破っていきたいですし、そうさせてくれるのがいつも亀田さんなので。穏やかな愛で見つめてくれるので。私は精⼀杯やるしかないです。

― ジャニス・ジョブリンのイメージは如何でしょう?

アイナ:27歳で亡くなったという割に名言がすごく多くて、自分もはっとするような言葉が多いです。生き方がかっこいいなーみたいなのを、めちゃくちゃ思います。「あなたはあなたの妥協したものになる」って、よくわからないけどいろんな意味に捉えられるじゃないですか。“自分を安売りするな”っていう意味にも聞こえるし、“あなたはあなたがしたことがすべてだから、すべてをあなたの思うようにしなさい”みたいな意味にも聞こえる。だから、まだジャニスの言葉の本心はわかってないんですけど、私は“自分を安売りするな”って受け取っています。

アイナ・ジ・エンド/撮影:Maho Korogi
― ジャニスとの共通点はありますか?

アイナ:知れば知るほどあるんですが、さみしがりやだったのかなって思っています。ドキュメンタリーとか、友達と電車で移動してツアー回っている映画を見たりすると、すごく楽しそうですけど、どっか空っぽな目をしていて…。その時間があるからこそ、歌で発散する、だからあのソウルフルな歌が歌えているのかなって思ったりして。そこはちょっと似ているのかなって。人に言葉で伝えるのでなく、そのエネルギーを歌に持っていくみたいなところはちょっと共通点なのかなって思ったりしていますね。生きがいが歌、みたいな。

アイナ・ジ・エンド/Photographed by Leslie Kee
― レスリー・キーさんとのビジュアル撮影は如何でしたか?

アイナ:集中力が途切れたら終わりっていう緊張感のある撮影で、とても楽しかったです。あのテンポ感で、風がいっぱい当たる撮影とかも初めてで。緊張してないけど、緊張感があるみたいな。なんかこう自然体でいるんだけど集中力は必要、みたいな。初めての経験でした。波長が、おこがましいかもしれないですけど、合った気がします。

レスリーさんが、私がなにげない仕草をしたときに、“そのままいこう”と言ってくださったおかげで、“あ、私このままでいいんだ”と思えたので…。さらけだしていけばいくほど、それを受け止めてくれたし、それに味付けをしてくれたんですよ。“もっとカメラのほう向いて”とか、“あっち向いて”と。その化学反応みたいなところがすごく楽しくて、“波長が合っている、今”って思ったりしました。

― 今回のビジュアル撮影を経てジャニスに近づいている実感はありますか?

アイナ:おうちでジャニスのことを考えていたら、なんか辿り着く答えが全部悲しくなっちゃうんですよ、今はまだ。それがたぶんポジティブになる日が、いつかくると思って、家で向き合っています。今回の撮影で、メイクさんにメイクしてもらったり、羽つけてもらったり、衣装着せていただいたり、ライティングでかっこいい「J」っていう光を当ててもらったり。ジャニス・ジョプリンというのになったときに、あ、もしかしたらジャニスって、こんなに考えて考えて考え抜いてないのかもと。だからこそ、あんなソウルが歌えるのかも、と思ったり。

アイナ・ジ・エンド/Photographed by Leslie Kee
― アイナさんご本人について少しお聞かせください。

アイナ:ダンスを4歳からやっていて、それこそ、私はダンサーとして生きていくんだと本当に思っていました。学校も行けない時期があったけど、ダンスだけは休まず通っていました。高校3年生の時、親友とカラオケに行った時に…、もうその子とは長い付き合いなのですが、ダンスもずっと⼀緒にやっていて、カラオケで私が歌ったら泣いてしまって、初めて“尊敬したわ”って言われて、“アイナは歌のほうがいいよ”って言われたんですよ。

でも思い返してみたら、いつも友達たちとバックダンサー・オーディション受けても、私だけ落ちるとか、立ち位置も思い返せばいつも⼀番端っこだったなとか。なんか同い年の子とかにも、“アメンボみたいな踊り方している”とか、ちょっとばかにされているところがあったなって。でもダンス大好きだしな、と悩んでいた時でした。

その親友の言葉があったので、歌やってみようかなと思いまして、歌のオーディション受けて、高校3年生の時に歌の舞台に立ったんですが、その時にステージで歌った時に、いままで“アメンボみたい”とか言ってた女の子たちが、終演後走って寄ってきてくれて、“めっちゃいいやん!”みたいな。

なんか私びっくりして。今までダンスで一生懸命頑張っても、誰も何も言ってくれなかったのに、歌を歌うだけでこんなに人が寄ってきてくれるんだって。そこで初めて、歌っていうのはもしかしたら自分にとって何かこれからの武器になるのかもしれないなって、高校3年生の時に思いました。そのときはまだ生きがいとかじゃないけど、自分の居場所がもしかしたら歌かもって思うようになりました。

学校にちゃんと行けてなかったので。ダンスをやるしか生きていく方法がなくて。ダンスより歌が楽しいってなったら歌しかなくて。歌やるなら東京でやろうってなって。浅はかな考えだったんですけど。⼀応大学とかも決まってたんですけど、母を説得して。なんか、東京に行かせたくなかったみたいで、すでに入学金とかも払ってくれていて。

でも、どうしても行きたいって。そうしたら父が“行かせたり”って言ってくれて。私もジャニスを調べていくなかで、これも1つの共通点だなって。見切り発車で動いてしまうところとか、結構似ているのかなと思ったりしました。

ジャニスはすごくエネルギーがあって、ハスキーでパワフルってイメージがあるかもしれないけど、実はちょっと繊細でさみしがりやな女の子だったと思います。もちろん一人で夜を越えるのができなかった時もあったと思うし、うまく眠れない夜も絶対あった女の子だと思う。それは時代を超えて今もそういう人がたくさんいると思うし、私もそうだし。だから、時代関係なく、年齢関係なく、今生きている人たち皆が、どこか心にひっかかるものがあると思うので、見にきてほしいなって思います。

アイナ・ジ・エンド/撮影:Maho Korogi
― 影響を受けたアーティストはいらっしゃいますか?

アイナ:初めてCDを買ったのがYUIさんとかBUMP OF CHICKENさんとか。もうそれこそギター弾いて歌うみたいなバンドが好きだったり。でも4歳からダンスをやっていたので、だれがアーティストかわからないけど英語の歌で踊るっていう習慣がずっとついていて。大人になってからビョークが好きだったり、なんか、いっぱいいて…。だからその時々違うんですよね。難しいですね。

最近は、レコードが好きで、本当にお導き系かなって思うくらい、ジャニスをやるってなってから、60年代の、それこそジム・モリソンとか…。なんか知る機会が多くて、60年代の音楽を。本当に運命なのかなって思っちゃうくらい多くて。もちろんジャニスと同じ時期に生きていたバンドを聞いてみたり、そのほかにはジャケ買いしてます。だから、ジャニスが決まってから、わりとジャケットで選んでレコードを買ったりしてます。ほんとに全然わかんないジャズのサックスの人とか買っちゃいます。

サム・クックとかチャック・ベリーがジョン・レノンを好きだったのかな。60年代の人たちが好きだった、憧れていた音楽を最近はレコードで集めたいなと思って、ずっと探してます。

アイナ・ジ・エンド/撮影:Maho Korogi
― 今回の共演者とパフォーマンスする意気込みは?

アイナ:自分一人で夜にジャニスのことを考えていると、ぼんやりしてきちゃうんですよね。ぼんやりして体だけが熱くなっていっちゃって。不思議な感覚になっちゃうんですよね、今。たぶんそれって、自分で気づいていないだけで、もしかしたら、これをプレッシャーっていうのかなとか、思ったりしてて。

でもその時にぱっと思いつくのがそのキャストの方々で。“大丈夫だ、UAさんがいる”とか。“大丈夫だ、晴ちゃんがいる”とか。なんかこう自分一人で踏ん張らなくても、すばらしいキャストの方々がいるから、気負わずみなさんで作り上げていこうって自分に言い聞かせてて。きっとジャニスってそんなに気負った性格してなさそうな気もするんで。楽しみにしておこうと思っています。

ジャニスに“あなたのやることがあなたのすべて”みたいに⾔われてる気がするので、精⼀杯やりきりたいと思います。

UA コメント

UA(提供写真)
― 初のミュージカル出演に対する意気込みや思いを教えてください。

UA:とにかく楽しみでなりません。昨今の映画などのメジャーなシーンでは、ミュージカルや音楽をテーマにしたものが勢いを持っていて、大衆が歌を強く求めていることを感じます。この最もパワフルなDIVA達の物語は2022年、日本の夏に熱いニューウェイブを巻き起こすことになると思います。

― ブロードウェイ版を見て感じたことは?

UA:伝説の女性達を描きながら、とても親近感のあるところが好きです。キャスト、スタッフともに、DIVA達への敬意と音楽の力を信じているのがダイレクトに伝わります。特にMary Bridget Davis演じるJANISの生き写しのような歌唱力には驚愕しました。

― ご自身の役について教えてください。(どのように役を演じるか、歌っていきたいか)

UA:私が、人前で歌を歌いたいと思えるようになったのは、JANISとARETHAを知ったことからでした。そしてARETHAの曲を歌っていた時にスカウトされたのがデビューのきっかけです。今回この大役のお話をいただいたことに運命の不思議を感じています。ARETHAに並ぶことは不可能なので、全身全霊で取り組むほかないです。

浦嶋りんこ コメント

浦嶋りんこ(提供写真)
― ブロードウェイ版を見て感じたことは?

浦嶋:すごい衝撃でした!!「ジャニスを演じる?!どうやって?!」この疑問はジャニス役メアリー・ブリジット・デイヴィスの第一声を聞いて吹き飛びました。女優がジャニスを演じて、歌う。これはブロードウェイにしか出来ないことでしょう。「生」でオーディエンスに歌を聞かせる!これぞジャニスが貫いてきた生き様だと感じ、日本版をどのように創り上げるのか!今から、激しく気を引き締めています!

― ご自身の役について教えてください。(どのように役を演じるか、歌っていきたいか)

浦嶋:私は、ブルースシンガーであり、コーラスであり、ニーナ・シモン役でもあります。舞台ならではの構成は、限られた人数で様々なキャラクターを「見せる」ことでこれは演者の力量が試される構成とも言え、腕が鳴るか、ガクブルのどちらかですが、後者にならないよう強力な歌い手の皆様と、このステージでPowerとColorそしてDeepな人間性が「見える」ようしっかり努めていきたいと思います!

藤原さくら コメント

藤原さくら(提供写真)
― 初のミュージカル出演に対する意気込みや思いを教えてください。

藤原:ミュージカルは初挑戦なのですが、亀田さんや、スタッフさん方の熱意、そして素敵な共演者の皆様に、何よりもまずワクワクしています。それもレジェンド、ジャニスの物語!わたし自身、当時の音楽にも影響を受けて育ったこともあって、誠心誠意向き合って皆さんに音楽の素敵な連鎖を届けられたらと思います。

― ブロードウェイ版を見て感じたことは?

藤原:音楽を遡り辿っていく上で、ジャニス・ジョプリンは避けて通れないアーティストです。メアリー・ブリジット・デイヴィスのソウルフルな歌声、そして観客に問いかけるラップにも通じるMC、ジャニスがステージの上でまだ生きている、と感じました。今を生きる私たちがまたジャニスに会える夢のような経験です。

― ご自身の役について教えてください。(どのように役を演じるか、歌っていきたいか)

藤原:わたしが演じるのはオデッタ、そしてベッシー・スミス。二人とも、一言では語り尽くせない壮絶な人生を生きたブルースシンガーであり、ジャニス・ジョプリンを始め、たくさんのアーティストに影響を与えてきた方々です。真似るのではなく、彼⼥たちがあの時代、ブルースを歌った意味と向き合いながら演じていきたいです。

長屋晴子 コメント

長屋晴子(提供写真)
― 初のミュージカル出演に対する意気込みや思いを教えてください。

長屋:幼い頃から歌が大好きで、たくさん歌と向き合ってきましたが、ミュージカルにおいての歌というものは、まだまだ私の知らない歌の世界。鑑賞する側だった私がこれまで感じてきたこと、演じる側になった私がこれから感じること。きっとそれぞれが違うからこそ、自分の世界が広がっていく感覚を味わえると思います。初めてだからこその課題も多くあると思います。その度に向き合って自分らしい表現方法を見つけ出していきたいです。身体全体、私全体を使って、魅せられるよう精⼀杯取り組みます。

― ブロードウェイ版を見て感じたことは?

長屋:自然と様々な感情を引き出されている自分がいました。それくらい、感情豊かな、ソウルフルなステージでした。感じたことのない迫力に、生であのステージを観ていたらどうなっていたのだろうと思うくらい。音楽に壁はないということ。音楽は、魂は、人の心を動かすということ。痛感させられました。ジャニスの魅力に触れながら、アメリカの音楽史にも触れることができるこの作品は、ジャニスの音楽をリアルタイムで聴いていた方にはもちろん、そうでない方にも、より多くの方に触れてほしい作品です。

― ご自身の役について教えてください。(どのように役を演じるか、歌っていきたいか)

長屋:今回私は、エタ・ジェイムス役を演じさせていただきます。エタは、力強く凛とした女性というイメージがあります。歌っている姿も堂々として、耳だけではなく目までもが奪われてしまいます。当時の彼女の音楽への気持ちや姿勢を完全に理解することは叶いませんが、私なりに理解を深めた彼女の歌を届けたいと思っています。力強くパワフルに、芯のある歌を、胸を張って届けたいです。そして何よりも、その場で鳴る音楽を肌で感じ、身体全体で楽しみたいです。

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