波瑠、主演ドラマで間宮祥太朗と3度目の共演 人生こじらせ凸凹コンビに<魔法のリノベ>
2022.05.25 06:00
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女優の波瑠が7月スタートのカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『魔法のリノベ』(毎週月曜よる10時~)で主演を務めることがわかった。俳優の間宮祥太朗とは今作で3度目の共演となる。
波瑠主演「魔法のリノベ」
このドラマは、住まいに新たな価値を創り出す住宅リノベーションをテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という“魔物”に立ち向かう主人公たちが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。波瑠が演じるのは、大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(しんぎょうじこうめ・30)。そんな小梅とタッグを組む、営業成績0点でバツ2シングルファザーの長男・福山玄之介(ふくやまげんのすけ・33)を、間宮が演じる。
波瑠&間宮祥太朗、3度目の共演に
波瑠と間宮の共演は、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(2016年/カンテレ・フジテレビ系)、『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(2020年/日本テレビ系)以来3回目となる。波瑠は「派手でやんちゃなイメージを勝手に持っていたのですが、以前ドラマでご一緒した際、とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方で、ものすごく頼りにしています」と期待を寄せ、間宮は「お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在。すごくしっかりしていて、ストイックに自分を追い込んでいく役者さんだなと思います」と印象を明かした。
波瑠&間宮祥太朗、人生こじらせ凸凹営業コンビに
ある日、「まるふく工務店」に営業職として転職してきた小梅。前職では経験に基づく豊富な知識と優れた観察眼を武器に、営業エースとして順風満帆な会社人生を送っていたが、30歳を目前に“大きなしくじり”に見舞われ、退社を余儀なくされることに…。連続テレビ小説『あさが来た』(2015年後期/NHK)でのヒロインをはじめ、数々の作品で鮮烈なインパクトを残し、いまや老若男女から愛される国民的女優となった波瑠。これまでさまざまな役柄の女性を自然体で好演してきた彼女が演じる小梅は、同世代の働く独身女性を等身大に描いたキャラクター。特殊な能力や個性的な性格を持つヒロインではなく、真面目に仕事に取りくむ一方で、食べることも、寝ることも、趣味の山歩きも、友人と愚痴を言い合う時間も好きという役どころだ。
一方、間宮演じる玄之介は、脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始めるも、人の良さから来る押しの弱さでいまだ成約はゼロ。さらに、女性にも振り回されがちで、現在バツ2で7歳の息子を養うシングルファザーという役どころ。さらに、物語が進むにつれて、玄之介がさらにこじれた人間関係に巻き込まれていることも発覚する。現在放送中で、地上波ゴールデン・プライム帯初主演を果たした『ナンバMG5』(フジテレビ系・毎週水曜午後10時)をはじめ、役の硬軟問わない活躍を見せ、今最も注目を浴びる若手俳優の間宮が、バツ2のシングルファザーに挑戦する。険しい表情が売りの最強ヤンキー高校生から一転して、スーツに身を包んだお人よし営業マンへと変貌をとげる。
小梅が玄之介の教育係も兼ねてコンビを組むことになった2人は、元大手の営業エースと成績0点という凸凹営業コンビでありながら、実はそれぞれ自分自身の人生にリノベが必要なこじらせコンビ。正反対な部分もあれば、共通点もある2人が繰り広げるツッコミ・ツッコまれのまるで夫婦漫才のような会話劇。
そして、そんな2人が、夫婦関係、風水、事故物件、防犯など様々な問題を抱える依頼人のために五感と機転と根性を駆使した住宅リノベ提案で、依頼人や家族すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決し、彼らの人生を後押ししていく。
「魔法のリノベ」原作は同名漫画
原作は、星崎真紀による同名漫画。物件の販売・賃貸を扱う不動産業界ではなく、家の間取りや設備といった今ある住まいをより良く改築するリノベーションという新しいジャンルを描いた作品で、2021年に一度好評のまま連載を終えたが、2022年『JOUR』5月号より令和版の新連載がスタートしている人気作。さらに、脚本を務めるのは劇団・ヨーロッパ企画の上田誠。映画『サマータイムマシン・ブルース』、『曲がれ!スプーン』やアニメ『四畳半神話大系』『ペンギン・ハイウェイ』などの脚本を手掛け、2017年には、ヨーロッパ企画の本公演『来てけつかるべき新世界』で岸田國士戯曲賞受賞。映画・ドラマの脚本だけでなく、映像制作、テレビの企画構成など、多岐にわたるジャンルで活躍している上田が、この新ジャンルのお仕事物語を、ユーモアとエンターテインメントを交えてどう描いていくのか注目だ。(modelpress編集部)
波瑠コメント
私が演じる小梅は、誠実にお客様と向き合う、実直な頑張り屋さん。でも、決して世渡り上手ではなく、ちょっと不器用なところがあり、ちゃんと真っ直ぐにぶつかって、失敗して、学んで、成長していく、そんな魅力的な人物です。この作品はただのお仕事ドラマではなく、家を通して人を見たり、人を通して家を見たりしながら、自分や目の前にいる人の新たな一面に気づかせてくれる、人と人との温かさを描いたドラマです。リノベーションという魔法をかければ、お客様が淡く抱いた夢を叶えるお手伝いができるという点でも、ものすごく希望溢れる作品になる気がしています。毎回ゲストの方と本当のお客様に向き合うつもりでコミュニケーション取りながら、小梅を演じていけたらなと思います。バディを組む間宮さんは、派手でやんちゃなイメージを勝手に持っていたのですが、以前ドラマでご一緒した際、とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方で、ものすごく頼りにしています。先日、監督やプロデューサーと作品について話し、チームの情熱を感じているので、私も気合を入れて取り組みたいと思います。
間宮祥太朗コメント
僕が演じる玄之介は、沢山の困難に、打たれても打たれても完全には折れない“強さ”があります。ただ、その核となるものに逃げずに向き合えているかというとそうでもなく…そういった未熟な部分が、波瑠さん演じる小梅との出会いでどう変化していくのか。お互いに足りないものを補い合う、絶妙な営業バディ感を見せていけたらと思っています。2人が掛け合う場面は、空気感を損なわずに、ちょっとクスっとなるような、コメディスパイスをいれた楽しいシーンにしたいです。波瑠さんとは以前に共演させていただいて、お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在。すごくしっかりしていて、ストイックに自分を追い込んでいく役者さんだなと思います。きっと興味がそんなにないだろう僕の話も話題を広げてくれますし、話しやすくてとても信頼しています。
このドラマはリノベというテーマがあり、営業するお仕事ドラマでもありますが、依頼人にはそれぞれの生活があって悩みや希望があります。テレビを見ている人たちにも、それぞれ自分自身の家や生活、日常と照らし合わせながら見てくださるといいなと思います。ぜひ、お楽しみに!
原作者・星崎真紀コメント
「ドラマ化希望です!」という感想を頂くことが多い作品です。嬉しく思いながらも「いやいや、ビフォーアフターどうやって作るの」「いやいや、どんだけ予算必要なの」と心の中で打ち消していました。ところが令和になりその勇者は現れたのです。まるで女性漫画の主人公のように颯爽とした岡光Pが連ドラにして下さると言うのです。しかも小梅を波瑠さんが!?玄之介を間宮祥太朗さん!?演出が瑠東東一郎さんで脚本が上田誠さん!?もう楽しみでしかありません。ドラマオリジナルの話もあるそうで、わたしも負けてはいられませんので令和版の連載頑張ります。プロデューサー岡光寛子コメント
波瑠さんと間宮さんが演じる“梅玄コンビ”は、20代、目の前の仕事を一生懸命頑張ってきたにも関わらず、人間関係で色々あって一度は心がポキッと折れちゃった者同士。そんな2人が出会い、新しい職場、新しい環境の中で、時にはぶつかり合いながら、住宅リノベの依頼人と家と自らの人生を「再生」していきます。ステイホーム中に家や家族、仕事や人生について立ち止まって考えた方も多いと思います。かくゆう私もそのひとり。“住まいは人生”というように、家のことを考えることが自分の生き方と向き合うきっかけになりました。
実直なお仕事ドラマに、ちょっぴり遊び心とクセを付け加え、ヒューマンとコメディが行き交う楽しい世界観の作品になりそうです。先日、波瑠さんと間宮さんお二方が揃い、小梅と玄之介に息が吹き込まれた瞬間、とてもわくわくしました。不器用だけどかわいげのある2人が成長していく姿を、一緒に笑って泣いて、見届けていただけたら嬉しいです!
【Not Sponsored 記事】