杉野遥亮、“貴公子役”で初大河出演「すごくワクワク」松本潤から期待の声<どうする家康>
2022.04.15 13:38
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俳優の杉野遥亮が15日、オンラインで行われたNHK大河ドラマ「どうする家康」(2023年放送予定)の出演者発表会見に、主演を務める嵐の松本潤、共演の大森南朋、山田裕貴、板垣李光人、音尾琢真、広瀬アリス、山田孝之、松重豊とともに出席。初大河への意気込みや不安について語った。
杉野遥亮、初大河は貴公子役で登場
杉野が演じるのは、文武に優れた若き武将・榊原康政。名門榊原家の生まれだが、次男のため自由気ままに好きに生きていたところを、家康にその才能を見いだされる。マイペースで、ちょっとひねくれた性格の人物だ。大河への出演が初となった杉野は「どうやって芝居をしていけばいいのか迷ったんですけど、一周回って企画書を読ませていただいた時にすごくワクワクしました」と率直な思いを告白。「松本さんの顔もキラキラしていて」と台本に描かれた松本の写真について言及すると、松本は「杉野君にキラキラしてるなんて…。貴公子役なので期待してますよ」と呼びかけた。
杉野遥亮、大河ドラマ出演への不安明かす
また、大河ドラマのイメージについて聞かれた杉野。「やっぱり緊張します。台本を読んだり、こうやって顔合わせをして楽しいという思いが素直にあります」と話した。さらに、杉野は「馬の稽古や所作がどこまで追いつけるか」と不安な部分も多いと吐露。「歴史はあまり得意ではないですけど、これから勉強していきます」と意気込み、自身の演じる役について「本当は小心者なのかなと。裏表があって面白い人なのかなと今は想像しています」と分析していた。
「どうする家康」新キャスト発表
今回発表されたのは松本演じる徳川家康とともに数々の困難を乗り越える登場人物・“チーム家康”の面々。先に1人で登場した松本は、多くの武将が登場する同作を受けて「チーム家康がポイントになってくる」と語り、「私自身興奮しています。ぜひ楽しみにしていただけたら」と出演者の発表へ胸を膨らませていた。そして、酒井忠次を大森、本多忠勝を裕貴、榊原康政を杉野、井伊直政を板垣、鳥居元忠を演じるのが音尾、於愛の方を広瀬、服部半蔵を孝之、石川数正を松重が演じることが発表。出演者が明らかになる度、9分割された画面へ1人ずつ映し出される演出にはそれぞれが驚いた様子を見せ、和やかな空気で会見は進んだ。
松本潤主演「どうする家康」
貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。
敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる!しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長!幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。
どうする家康!この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。
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