高梨臨主演でドリカムの歌詩の世界表現「マスカラまつげ」出演キャスト解禁
2022.04.07 12:00
views
女優の高梨臨が、BS放送と配信サービスを手掛けるスターチャンネル初のオリジナルドラマ『マスカラまつげ』(2022年夏配信・放送スタート)の主演に決定した。
「5つの歌詩」心に刻まれるドリカムの歌詩の世界
「スターチャンネル」が2022年、新たな取り組みとして、スターチャンネル初となるオリジナルドラマプロジェクトを始動。本企画では、心の風景を映し出す楽曲を独自にピックアップし、オリジナル・ストーリーとして映像化する。この企画のトップを飾るのは、DREAMS COME TRUE。吉田美和が生み出す歌詩には、時に多くの人の背中を押したり、励ましたり、慰めたりと、多くの人に「生きるチカラ」を与えている。その奥深い歌詩の世界で、吉田が1番使用している言葉が「あなた」という一語。今回ドラマ化される「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、このドラマ企画の為に書き下ろされた「新曲」の計5曲は「あなた」という存在を身近にいる家族、恋人、友人、大事な人など、それぞれの「あなた」と言う存在を思い浮かべて観られる物語となっている。
そして、歌詩の世界を独自の解釈でドラマへと昇華させるのは、公開から1か月以上たった今でもリピーターが続出し、累計観客動員数が増え続けている映画「余命10年」の脚本を手掛けた岡田惠和氏と、彼をはじめとするスタッフ陣。聴こえてくるのは「あなた」の物語。誰もが期待し、観たいと思う企画が2022年始動する。
高梨臨主演「マスカラまつげ」
「わたし」や「あなた」の恋愛模様が描かれた本作。「私は主人公になれない」恋愛下手な咲良がみつけた愛のカタチとは。本作は、高校生の時に味わった失恋の経験から「私は主人公になれない」と恋愛に自信をもてない咲良の恋心と葛藤をえがきながらも、好きな人の1番になりたい、誰にも譲りたくないと、恋愛をすれば誰しも感じたことがあるような、沢山の感情を受け止め、1人の女性として、1人の人間として前を向いて歩きだす物語。
社会人になり、ドレスコーディネーターとして働く咲良は、飲み会の場で出会った亮輔と、腐れ縁で、気心のしれた関係。彼の近くにいる女子の中で多分一番近くにいて、彼を応援し、支えてきたと思っている咲良は、いずれ恋人関係になれるだろうと淡い気持ちを抱いていた。亮輔の「そろそろ、ちゃんとけじめをつけないとって思っていて」という言葉に、告白かとドキドキソワソワする咲良だが、思いもよらない言葉に、不安と嫉妬の負の感情に押しつぶされ、自分を見失いそうになる。
恋をすればワクワクしたり、不安になったりと、そんな感情を持つ体験は誰しも経験しているはず。恋も仕事にも一生懸命に頑張る「あなた」や、もしかすると観る全ての方がそれぞれに思い浮かべる「あなた」を、主人公に投影できる物語となっている。
高梨臨主演「マスカラまつげ」キャスト解禁
「何度でも」の出演キャストが発表され、次はどの楽曲でどのキャストがと期待に溢れる投稿がSNS上で拡がる中、4曲の歌詩の内の1つ「マスカラまつげ」のキャストが解禁された。主人公でドレス専門店・アトリエブランのドレスコーディネーターの水野咲良を演じるのは、第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ出品された映画の「ライク・サムワン・イン・ラブ」に出演し、そして今年、リリー・フランキー、錦戸亮出演の日英合作映画「Cottontail」への出演が決まっている高梨。咲良の想い人で、プロミュージシャンを目指す中村亮輔役を「SUPER RICH」(21/CX)「エロい彼氏が私を魅わす」(21/FOD)などに出演する結木滉星が、そして亮輔の幼馴染で婚約者の中村真理子役を「クローゼット」(20)「花束みたいな恋をした」(21)などに出演する安野澄が、咲良の高校からの同級生で親友の谷口菜美子役を、CanCamの専属モデルであり、女優として「マスカレード」シリーズ(19・21)「ぐらんぶる」(20)などに出演する石川恋が、咲良と同じ職場の上司の吉岡役には、ドラマや映画作品に多数出演し、昨年「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル」(21/TBS)に出演した金子昇が演じる。
高梨臨「背中を押せれるような感じになっていれば」ドラマへの意気込み語る
主演の高梨はオファーを受け「中学時代毎日聞いていたからこそなのか、身近なアーティストさんと勝手に自分で思っていたので、オファーを頂いた時、素直に嬉しかったです」と語り「私が演じさせてもらっている咲良という子は、本当にずっと自分に自信がなくて、でも一生懸命に仕事も頑張って、みんなのためを思って友達付き合いとかしてきた女性。彼女の様にそういう気持ちを持ってる人ってすごく沢山いると思うので、見てくださっている方の背中を押せれるような感じになっていればいいなと思っています」とコメントを寄せた。本作でドラマを初演出することになった小野田は「今から18年前の、2004年に発売された『マスカラまつげ』。有り体な言い方ですが、不思議ですよね、まったく色褪せない。キャッチーなタイトルどおり、明るく可愛らしい曲調に対して、痛いくらいに真っ直ぐな歌詩、いじらしい失恋が紡がれています」と楽曲に対する印象を語り、「この物語の登場人物は、ただただ純粋に恋をし、生きています。だから、悪者もいないし、難しい駆け引きや伏線もありません。誰もが納得のいくような、正解や解決はないのかもしれません。でもそれは「咲良」の人生は続いていくからで。また恋をしたり同じように落ち込むかもしれないし、何が起こるかわからない。でも、いつかまたきっと幸せを実感し、『咲良』が自分自身で、人生の『主人公』だと思える日を願って」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)
水野咲良役:高梨臨コメント
通っていた中学校が、なぜか毎日必ず給食の時間にドリカムさんのアルバムの曲が流れるという学校で、本当に中学時代を思い出すといいますか、中学時代毎日聞いていたからこそなのか、身近なアーティストさんと勝手に自分で思っていたので、オファーを頂いた時、素直に嬉しかったです。最初はドリカムさんの曲をドラマにするということで、すごくワクワクしながら(台本を)読ませていただきました。自分が想像していた「マスカラまつげ」のストーリーとはまた全然違って、すごくリアルな女性像が描かれているというか、日常ってうまくいかないことが多いけど、その中でも頑張っていく女性の姿みたいな、メイクすることでパワーアップすることとか、そういった所も大切に描かれていて、すごく親近感が沸きました。私が演じさせてもらった咲良という子は、本当にずっと自分に自信がなくて、でも一生懸命に仕事も頑張って、みんなのためを思って友達付き合いとかしてきた女性。彼女の様にそういう気持ちを持ってる人ってすごく沢山いると思うので、見てくださっている方の背中を押せれるような感じになっていればいいなと思っています。
中村亮輔役:結木滉星コメント
今までギターを触ったことさえなかったので夢がアーティストという役は、役を通して新たなことに挑戦できるっていう喜びと、同時に多少不安はありました。台本を読んだ際に、女性がしっかりメイクをして前向きにっていう部分がとても、歌詩とリンクしているなと印象的に思いました。また、監督が普段CMを撮られている方で、画がすごく綺麗だということを聞いていたので、撮影が楽しみだったことと、現場では、即興性のある撮影をしていくタイプの方だったのですごく楽しい現場でした。小野田玄監督コメント
今から18年前の、2004年に発売された「マスカラまつげ」。有り体な言い方ですが、不思議ですよね、まったく色褪せない。キャッチーなタイトルどおり、明るく可愛らしい曲調に対して、痛いくらいに真っ直ぐな歌詩、いじらしい失恋が紡がれています。歌の中に出てくる「わたし」をイメージした主人公「咲良」は、ちょっと心が未熟で、独りで頑張りすぎちゃうところがあって。無理をしている自分に気づかずに、笑って、抱えて、傷ついて。不器用だけど一生懸命だから、イラッとするくらい焦ったくて。そこで「オトナ美人」な高梨さんがどう映し出されるのかなと。頑張っている姿を見て、応援したくなるような「咲良」として、正解は何だろうといろいろと考えましたが、まるで杞憂でした。すでに現場には、未熟で頼りなさそうな「咲良」が居たんです。そこからはすっかり「咲良」の放つ、ほんわかとした空気感に、亮輔や菜美子、真理子たちが、良いかたちで巻き込まれていき、それぞれのキャラクターが、息づいていったように見えました。
この物語の登場人物は、ただただ純粋に恋をし、生きています。だから、悪者もいないし、難しい駆け引きや伏線もありません。誰もが納得のいくような、正解や解決はないのかもしれません。でもそれは「咲良」の人生は続いていくからで。また恋をしたり同じように落ち込むかもしれないし、何が起こるかわからない。でも、いつかまたきっと幸せを実感し、「咲良」が自分自身で、人生の「主人公」だと思える日を願って。
「マスカラまつげ」ストーリー
高校生の頃から地味で裏方気質の咲良(高梨臨)は、結婚式のドレスコーディネーターとして慌ただしい毎日を過ごしていた。そんな咲良の楽しみは3年前の飲み会で偶然知り合い仲良くなったシンガーソングライターの亮輔(結木滉星)の路上ライブを見にいくこと。友人の菜美子(石川恋)にも相談するほどの淡い恋心を抱いていたのだが、ある日の仕事中、突然、亮輔から携帯に「ドレスを選んで欲しい」とメッセージが届く。すると驚いている間もなく、お店の入口には笑い合う亮輔と真理子(安野澄)の姿があった。
【Not Sponsored 記事】