Sexy Zone松島聡、降板・Hey! Say! JUMP八乙女光からの「助けられた」メッセージとは?<「こどもの一生」取材会>
2022.04.04 04:00
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Sexy Zoneの松島聡が3日、東京芸術劇場にて開催された初の単独主演舞台「こどもの一生」の公開ゲネプロ、及び取材会に出席。惜しくも降板となったHey! Say! JUMPの八乙女光からのメッセージや初日を迎えたことを受けての思いなどについて語った。
松島聡、初単独主演舞台「こどもの一生」
本作は、1990年に「“今”を切り取った作品を」と演出のG2が作・中島らもに依頼し、90年、92年、98年、2012年と上演され続けてきた傑作コメディホラー作品。2022年の「今」を浮き彫りにする、新たな「こどもの一生」が誕生する。松島のほか、今井朋彦、丸山智己、田畑智子、川島海荷、ROLLY、朝夏まなと、升毅らが出演。4月3日~28日まで東京芸術劇場プレイハウス、5月6日・7日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。
松島聡、“聡ちゃん”呼びでチーム結束
座長としてセンターに着席した松島は一礼し挨拶。他の出演者がそれぞれ紹介されるたびに小さく拍手していた。初日を迎えたことを受けて「奇跡だと思っています。気が張っていて緊張しているので、助けられながら今日という日がやって来ました」と緊張の面持ちでコメント。
初の座長を務めることについて問われると「座長らしいこと何1つできていなくて…。皆さんに甘えさせてもらって」と明かしつつ「本番を迎えて座長らしいことを1つくらいはしたいなって」と意気込み。それを受け、「楽しみだな~」と呟いた今井は、「聡ちゃんも言ってくれたようにこの日が迎えられたことが嬉しい」と顔をほころばせ、松島の印象について「期待値はめちゃくちゃ高い。追い越されないように必死に食らいついていきますよ」と話し絶賛した。
どの出演者も一致団結していると語る今回のチーム。田畑は稽古の序盤にそれぞれをあだ名で呼び合うと決めたことを振り返り、田畑自身は「たばやん」、川島は「海ちゃん」、升は「升にい」、そして松島は「聡ちゃん」と呼び合っていることが明かされた。
松島聡、降板・八乙女光からの「助けられた」メッセージとは
また、同作は1月から突発性難聴により活動を休止している八乙女が主演を降板。その代役を務める松島は八乙女と稽古期間中にメッセージのやり取りを行ったという。「悩んでいるタイミングがあって、そのタイミングで光くんから連絡が来て『一緒になって悩んでいこうよ』と送ってくれたのがすごくリラックスできたというか、『これから息詰まる瞬間もあるかもしれないけど、G2さんの作る世界観に任せて芝居をしたときに他の共演者さんと良い化学反応を起こせたら良いね』とアドバイス頂いて」と感慨深げに八乙女からの言葉を明かした。
そして「稽古中は迷いながらも光くんのメッセージやG2さんの言葉に助けられながらなんとかやってきた」と振り返った松島。G2からの言葉を問われると「『一緒に冒険する相棒になろうよ』と言ってくださって」と明かした一方「今回の稽古を通して冒険ができたかわからないんですけど…」と恐縮。そんな松島の姿を受けG2がすぐさま「大冒険だったよ!」と告げると、松島は「やった~!ありがとうございます!」と大きくバンザイし、全身で喜びを表現していた。
そんな稽古から初日までを振り返り、松島は「食らいついていく時間が楽しさに変わって今は舞台楽しいなってなっています」と前向きに明かし「楽しさを更新して、引き続き皆さんよろしくお願いします」と呼びかけ。どの場面が楽しいかと聞かれると、共演者の芝居が稽古を重ねる毎に少しずつ異なることを挙げ「上手くやっていく作業が楽しいなって。そういうところが楽しくなるんだろうなと思っています」と芝居への思いも語った。
松島聡、社会人役・10歳役…役作りの工夫点語る
そして、2021年に出演した舞台「赤シャツ」にて共演したジャニーズWESTの桐山照史に楽屋のれんを用意してもらったといい「直筆のデザインを用意していただきました」と笑顔で明かしていた松島。同舞台では稽古用に着物を購入したことを明かしており、今回稽古用に新調したものについて問われると「今回はスーツで登場するのでスーツを新調しました。AOKIさんのスーツを(笑)」とSexy ZoneがCMキャラクターを務める同社のスーツを新たに購入したとお茶面に告白。
一方、劇中では10歳になるシーンもあるが、松島が「子供の方が近いので、社会人になる方が難しかった…」と話すと、川島から「年齢的には社会人だけどね(笑)」とツッコミが。「子供にはなろうと思えばなれるんですけど、“大人が子供になる”っていうことのバランスの方が難しかったです」と語っていた。
そして、最後にコメントを求められた松島は「演劇というエンターテイメントを通していろんな思いを胸に、最後までやり遂げたい思いがあるので、是非劇場にお越しください」と朗らかに呼びかけ、地元・静岡のテレビ局へのコメントでは「山と茶畑に囲まれて育った僕が今ここの舞台に立っています!静岡のファンの皆さん、そして全国のファンの皆さんも応援をよろしくおねがいします。大好きです!」と温かくメッセージ。
舞台上から捌ける際には他の出演者へ最後まで譲り続け、報道陣へ深々とお辞儀をしてから去っていった。(modelpress編集部)
「こどもの一生」ストーリー
超わがままな製薬会社社長の三友と秘書・柿沼は、心のケアが専門の孤島のクリニックを訪れる。共に治療を受けるのはデジタル庁勤務のエリート藤堂、コールセンター勤務の淳子、現役地下アイドルの亜美。院長・木崎と看護師長・井手のもと、5人はストレスを取り除くため10歳の「こども」に返り、共同生活をすることになるが…。
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