「ミステリと言う勿れ」整(菅田将暉)、“バージンロードのルール”に疑問「その発想はなかった」「確かに」と反響
2022.03.28 23:20
views
俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜よる9時~)の最終話が28日、15分拡大で放送。菅田のセリフが話題を呼んでいる。<※ネタバレあり>
菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」
累計発行部数1,500万部突破の人気コミックが原作の本作は、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。菅田のほか、伊藤沙莉、尾上松也らが出演する。整、紘子の手紙に隠された謎に迫る
大阪の美術展を見終わった整は東京へ帰る新幹線に乗車。隣に座った美樹谷紘子(関めぐみ)は手紙を読んでおり、整は手紙に描かれたイラストの頭文字を並び替えるとメッセージになっていることを指摘する。紘子は整に手紙は父からのものだと話す。両親を幼い頃に亡くした紘子は、亡き母の親友が引き取って育ててくれた。しかし、最近になり紘子は育ての母のクローゼットに古い手紙が隠してあるのを見つける。それが今読んでいた手紙で父が今の母に宛てたもの。
手紙に書いてあった住所に、紘子が手紙を出してみると返事が来た。結婚を控えた紘子は、父にバージンロードを一緒に歩いて欲しいと頼むため、そこに向かうところだった。
しかし、イラストに描かれたメッセージは手紙の文章とはズレた危ういものばかりだった。整は、紘子の実の母が父から暴力・支配を受けており、父にバレないように警告を出していたと予想する。
そんな2人に近づいてきたのは美樹谷サキ(高畑淳子)。紘子の育ての親だった。サキは紘子に、父がある時ポックリ死んで実の母が病んだこと、今でも実の母は旦那は生きていると思い込み、最近の手紙は文章もイラストも彼女が書いていたことを明かした。
整、“バージンロード=父親と歩く”に疑問
手紙の住所にはもう誰もいないが、紘子が心配で同じ新幹線に思わず乗ってしまったというサキ。何も知らなかった紘子は衝撃を受け、「ごめんなさい。私、何も知らずに…。お父さんとバージンロード歩きたいなんて、浮かれすぎてた」と謝る。サキは「いいのよ、彼のお父さんに歩いてもらいなさい」と返した。するとその話を聞いていた整は「それ常々不思議に思ってるんですけど、どうしてバージンロードは父親と歩くのが基本なんでしょう?」と吐露。「大抵、1番手間と時間をかけて育ててくれてるだろう母親を脇に立たせておいて、どうして父親とだけ歩くんだろう。どうして父親のものから夫のものになる、引き渡し式みたいな形で今もするんだろう」と“新婦と歩くのは父”という当たり前のように決まっているルールに疑問を呈し、「巣立ちというなら、どうして新郎は親と歩かないんだろう。新郎は巣立たず親元にいて、新婦だけが移動する。今もそれでいいんだろうか」と投げかける。
そして紘子に「だから1番大事な人と歩いてください」と告げるのだった。
整の持論に納得の声
この言葉を受け、紘子は「お母さんと歩きたい。私を産んでくれたお母さんと…。育ててくれたお母さんと3人で歩きたい。彼にはちゃんと話すから。お母さん、お願いします」とサキに涙ながらに頼み、サキも思わず涙を浮かべた。整の“疑問”に、視聴者からは「その発想はなかった…」「確かにそうだなぁ」「父親に限らず、大事な人と歩くのが当たり前になったらいいなぁ」など、新たな視点に納得する声が多数寄せられていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】