櫻坂46菅井友香、初ミュージカルの苦労明かす＜カーテンズ＞

ミュージカル「カーテンズ」

本作は2007年3月にブロードウェイで開幕し、2007年のトニー賞では、主演のデビッド・ハイド・ピアーズが主演男優賞を受賞したほか、作品賞、脚本賞、作詞作曲賞、演出賞、主演女優賞、助演女優賞の計8部門でノミネートされるという高評価を得た作品。日本では2010年に上演されているが、今回はまったくの新演出、新カンパニーでの上演となり、城田が演出・主演を務める。

1959年のボストン・コロニアル劇場を舞台に、才能はないのにプライドだけは高く、評判が悪かった主演女優のジェシカが公演初日に舞台上で何者かに殺害されるという事件が発生。そこに駆けつけたミュージカルオタクの警部補、フランク・チョフィ（城田）が、事件の解決を急ぎながらも、その舞台作品が気になりはじめ、事件同様に首を突っ込み始めた中、第2の殺人事件が発生するという様が描かれる。

菅井友香、ミュージカル初挑戦の心境語る

新人女優のニキ役を演じ、今回ミュージカル初挑戦となる菅井。初日を迎えた心境を聞かれると「“ついに来たんだな”って今も夢なんじゃないかと思うくらい不思議な感じで夢心地なんですけど、緊張とともにこんなご時世の中、初日を迎えられるのかという不安もあったので（上演）できるということで、徹底して感染対策して下さったスタッフの皆さんやキャストの皆さん、そしてずっと引っ張ってくださった城田さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と目を輝かせ「これをパワーに変えて、初ミュージカルを体当たりで挑ませていただきますので、楽しみにしていただけたらなと思います」と力を込めた。

改めて、ミュージカルに初挑戦する気持ちを聞かれた菅井は「私自身ミュージカルにパワーをいただいてきて、そんな中、初めてミュージカルに挑戦するという信じられない機会をいただいて」と感想をコメント。

「嬉しさと同時に自分の実力が足りないと日々実感して、1分1秒無駄にできない気持ちでトレーニングはしてきたものの、やっぱりお稽古に入ってまず心を開放するというところから難しいんだなということを実感しました」と苦労していることを明かした。

続けて「その中で先生方やキャストの皆さん、城田さんが優しく丁寧にサポートして下さって、私は皆さんを信じて全てを受け止めて、スポンジになった気持ちで日々吸収するようにして今日まできました」とこれまでを回顧。「ベテランの皆さんや他のキャストの皆さんの姿を見て勉強になることばかりだったので、今日は教えていただいたことを信じて、素敵なニキになれるように全力で挑ませていただこうと思っています」と意気込んだ。

菅井友香、作品の注目ポイントは？

さらに、注目ポイントを尋ねられた菅井は「一人ひとりの人間性をしっかり作って下さっているので、その人間模様がすごく見どころだなと思います。最後まで事件の犯人がわからないので、予想しながら見ていただくのが楽しいかなと思います」と作品についてアピール。「個人的に音楽がすごく大好きで、私は馬が大好きなんですけど、馬が走っていそうな躍動感のある華やかな音楽が心踊るので、そこも楽しんでいただけたらなと思います」と声を弾ませた。（modelpress編集部）