星野源、最近衝撃を受けた音楽家とは 音楽教養番組で「好きを増やしていって欲しい」
2022.02.25 08:00
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歌手で俳優の星野源がホストを務めるNHK Eテレ音楽教養番組「星野源のおんがくこうろん」の第3回が、25日よる10時30分から放送される。
「星野源のおんがくこうろん」第3回が放送
星野が音楽を解説することが大好きなパペットの「かいせついん」たちと毎回一人の「歴史を変えた」音楽家にスポットを当て、楽しく語りあいながら音楽を学んでいく同番組。25日放送の第3回はアリー・ウィリスの特集。「September」や「Boogie Wonderland」などアース・ウィンド&ファイアーと数々のヒット曲を共作したことで知られるアメリカ・デトロイト出身のソングライター、アリー・ウィリス。ペット・ショップ・ボーイズ「What Have I Done To Deserve This?」やポインター・シスターズ「Neutron Dance」などのヒット曲の作詞や作曲も共同で手がけ、彼女の楽曲は全世界で6000万枚以上を売り上げている。
ブロードウェイ・ミュージカル『カラーパープル』や人気ドラマ『フレンズ』などの楽曲制作にも参加し、ミュージカルや映像作品でも大きな功績を残した彼女は、2018年に「ソングライターの殿堂」入りも果たしている。
楽器が弾けなかったという彼女が、どんな人生を歩み、どのようにヒット曲の制作に携わってきたのか、VTRや紙芝居で紹介。そして彼女が携わってきたヒット曲を聴きながら、彼女の言葉やメロディーが持つ魅力を楽しく解説していく。
さらにアース・ウィンド&ファイアーの元メンバー、アル・マッケイの独占インタビューも。アリー・ウィリスが作詞で参加した「September」の創作秘話や彼女の言葉が持つ魅力を語る。
星野源、最近衝撃を受けた音楽家とは
星野は、番組を通して感銘を受けたことについて「第2回で取り上げたガーシュウィンが、陽キャな人柄だということが知られて勉強になりました。その人柄が様々な音楽や技術を身につけるきっかけとなり、あの素晴らしい音楽たちを作り上げたのだと思うと、とても興味深かったです」と語る。自身が最近、影響または衝撃を受けた音楽家は「ボー・バーナム」と明かし、音楽制作での喜びを問われると「頭の中の音をそのまま出せたとき、とてつもない快感ですね。あとは、ある程度音ができてきて、歌詞を考えているとき、イマジネーションが広がってとても楽しいです。最終的にはミックスダウンの時が一番いろんなものから解放されるので、楽しいですね」と話した。
また、同番組について「目的は、視聴者の皆さんの音楽の感受性を『田おこし』することにあります。音楽のことが詳しくない人や、これからいろんな音楽を知っていく子供達に、音楽の種を植えるきっかけとなる番組にしたい」と意欲を見せ、「この番組を通して、音楽や音楽家の面白さを知っていただき、どんどん皆さんの『好き』を増やしていって欲しいと思います。この番組のタイトルにもある“こうろん”は、“好論”と“耕論”なのですから」と伝えた。(modelpress編集部)
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