乃木坂46向井葉月、“憧れ”星野みなみの言葉に救われた過去語る<メッセージ全文>
2022.02.13 00:00
乃木坂46が12日、東京国際フォーラムにて「星野みなみ卒業セレモニー」を開催。1期生として同グループで活躍してきた星野みなみの最後のステージとなった。アンコールでは、3期生の向井葉月からメッセージが贈られた。
向井葉月、星野みなみの言葉に救われた過去語る
乃木坂46の1期生として13歳でグループに加入。デビューシングルでは生田絵梨花、生駒里奈とともにフロントメンバーに選ばれ、“生生星”の1人として初期から第一線で活躍してきた星野が、同日をもってグループを卒業。会場には5,000人の観客が訪れたほか、オンライン配信も実施され、多くのファンが星野の卒業を見届けた。星野は、グループの卒業をもって芸能界を引退する。
アンコールでは各期1人ずつが星野にメッセージを贈る中、3期生は加入前より星野のファンであったことを公言している向井が代表を務めた。
涙を流しながら「今日まで10年間乃木坂をずっと引っ張ってきてくれてありがとうございました。みなみさんが居なかったら私はここには居ないし、皆にも会えなかったなと思うと、本当に感謝でいっぱいです」と加入のきっかけともなった星野に感謝を伝えた向井。
向井は「何年か前に『私が選抜に入るまで待っててください』って言ったら、みなみさんは『頑張ってね』とか『待ってるね』とかじゃなくて『え~早くね』って言ってくれたんです。それが私の気張っていた心をすごく救ってくれるものでした」と明かした。
星野と共に選抜入りを果たすことは「ちょっと間に合わなくて叶わなかったけど」と話す向井に、星野が「ごめんね、待てなくて。みなみがもうちょっと待ってたら良かったんだけど」と謝ると、向井は「そんなことないです。今日2人で立てたステージはそれ以上に本当に幸せな時間でした」と2人で披露した「無口なライオン」を振り返った。
星野も「絶対やりたかったの、2人で。だから出来て良かったし、本当妹みたい」と笑顔を見せると「嬉しいです」と喜んだ向井。
「卒業しても仲良くしてね」と呼びかける星野に「はい、みなみちゃん」と答えると星野は「やった!みなみちゃんって呼んでくれた。卒業する時までずっと呼んでくれないから」と向井が“みなみちゃん”と呼んだことに対し、嬉しそうな表情を見せた。
星野は、涙ながらに感謝を伝える向井を「もう泣き虫さん!リハからずっと泣いてるから(笑)」と笑うと「みなみ、『みなみちゃんのおかげで入りました』って言ってくれるのが夢だったから。葉月がその夢を叶えてくれたからこちらこそありがとう」と優しく抱き寄せた。
向井葉月からのメッセージ全文
みなみさん、今日まで10年間乃木坂をずっと引っ張ってきてくれてありがとうございました。みなみさんが居なかったら私はここには居ないし、皆にも会えなかったなと思うと、本当に感謝でいっぱいです。
私は乃木坂で悩むことが結構多かったんですけど、何年か前に「私が選抜に入るまで待っててください」って言ったら、みなみさんは「頑張ってね」とか「待ってるね」とかじゃなくて「え~早くね」って言ってくれたんです。
でも、それが私の気張っていた心をすごく救ってくれるものでした。その時に私にはそういう言葉をかけてくれるみなみさんが本当に必要なんだなって改めて感じました。
その夢はちょっと間に合わなくて叶わなかったけど、でも今日2人で立てたステージはそれ以上に本当に幸せな時間でした。今まで優しさとか明るい笑顔とかを乃木坂にずっと届け続けてくれて乃木坂に居てくれて本当にありがとうございました。
いっぱい、遊んでください。ありがとうございます。感謝してます。ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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