坂口健太郎、アクションシーンの“役設定”に苦労 柳俊太郎との撮影も振り返る<WOWOWオリジナルドラマ ヒル>
2022.02.07 20:34
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俳優の赤楚衛二と坂口健太郎が7日、都内で行われた「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」(毎週金曜23時放送 ※3月4日より全12話)完成報告会に登壇。坂口がアクションシーンについて振り返った。
赤楚衛二&坂口健太郎主演「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」
今作は、WEB・アプリで人気を博し話題を呼んだ漫画「ヒル」「ヒル・ツー」(新潮社 バンチコミック)を連続ドラマ化。2シーズン構成で放送され、それぞれ6話ずつの全12話で放送。他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていく。その中で、なぜ、ヒルたちが産まれてしまったのか。なぜ、彼らは社会から落ちこぼれてしまったのかを知り、彼自身もまた人としての本当の愛情に気づき、心の機微を取り戻していく様を描いていく。他人に寄生して生きる者たちの運命と格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスドラマ。Season1では赤楚が、他人になりすましをされ殺人未遂罪で警察に追われるユウキ役を、Season2では坂口が、掟を破るヒルを罰する“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒルを演じた。
坂口健太郎、“汗をかかない設定”に苦労
「カラという登場人物はSeason1にも登場するんですけど謎が多い人物で、素性がちょっとずつ明らかになっていきます」と説明した坂口。ドラマでは原作漫画とは逆の順番でユウキとカラの物語が進行するが「最初にユウキの世界を描くことでヒルってなんなんだろうと分かる。順番を逆にしたことによって分かりやすい構成になったんだなと思いました」と原作との違いに言及し、「ヒルというのは影のような存在でどこか実在しているんじゃないか、隣人感というか怖さがあって現代に通じるものがあると思ってやっていました」とヒルという存在への解釈を披露した。カラはアクションシーンも多く活躍する中、演出のこだわりで「汗をかかない設定」だったそうで坂口は長袖にブーツという厚着の衣装の中、「しんどかったです。そういう角度の別の大変さはありました」と撮影時の苦労を告白。
また、柳俊太郎(※「柳」は正式には旧漢字)が演じるユウキに成りすますヒル・ヨビが重要な役どころとなるが、赤楚が「柳くんとはあえてそんなに喋っていなかったです。(柳に)カメラが向いていないときも挑発してくれて(役として)いらっときました(笑)」と役の関係上現場でも距離を置いていたことを明かすと、「MEN'S NON-NO」時代から付き合いが長い坂口は「めっちゃ普通に『おう!金髪にしたの?』って喋りかけちゃいました(笑)」と申し訳無さそうにコメント。
柳との共演については「感慨深かったですね」としみじみし、「昔からの知り合いという時間も相まってカラとヨビでやるシーンもあったし、だけど仲良しクラブじゃないしこっちがやる芝居をあっちが受けて発散するというのはすごく楽しかったです」と心境を語った。(modelpress編集部)
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