まるりとりゅうが、活動休止を発表 決断のきっかけはRyugaの機能性発声障害<本人コメント>
2022.01.30 10:45
SNS発の新世代アーティストとして注目を集める男女ユニット・まるりとりゅうがが、3月31日をもってユニットとしての活動を休止することを発表した。
まるりとりゅうが、活動休止を発表
まるりとりゅうがは、29日に公式Instagramライブを配信。まるりとりゅうがとしての活動を休止し、それぞれソロとして活動していくことを発表した。配信冒頭で、「まるりとりゅうがは2022年3月31日をもちまして、無期限での活動休止をすることになりました」とRyugaが発表。驚きと悲しみのコメントがあふれる中、休止という決断に至った経緯をRyugaから説明した。
Ryugaは、2年半前頃から機能性発声障害と呼ばれる脳のエラーによって、思うように歌を歌うことが出来なくなり、プロデューサー的な立場で楽曲づくりメインに取り組んで活動を続けてきたが、「まるりとりゅうが」として2人で歌うことができないまま活動を続けていくことはできないと考え、この決断に至ったと話した。
Ryugaは、「これからは違った形で表現していくということなんです」と説明。新しい形での活動に、「今ワクワクしてます。僕の音楽は これからも届けていきたいと思ってるので、心配しないでほしい」と力強く誓った。
MaRuRiは涙ぐみながらもコメントを読み上げ、ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えた。活動休止についてRyugaは「まるりとりゅうがとして歌える場所を残しておきたいという思いです」と話し、「これまで応援いただき、本当にありがとうございました。これからも形は違えど、応援してくださると嬉しいです」と結んだ。
まるりとりゅうが、ラストライブ開催へ
2人の言葉に「音楽に対してより真剣だからこそなんだね」、「これからの2人!期待してるよ!!」、「ふたりのより幸せな道のスタートだね!」など、たくさんの温かなコメントが送られた。また、3月12日に2人でのラストライブ「まるりとりゅうが 2022~別居します~」を、東京・代官山UNITにて開催することを配信内で発表。これまでに生まれた数々の楽曲をふんだんに詰め込んだセットリストを準備しているとのこと。3月5日には、MaRuRiの25歳の誕生日を記念したファンクラブイベントの開催も予定されている。(modelpress編集部)
Ryugaコメント(概要)※全文は画像あり
この決断のきっかけは私、Ryugaの声にあります。2年半前頃から機能性発声障害と呼ばれる脳のエラーによって、思うように歌を歌うことが出来ず、苦しんでいました。(2019年、初ワンマンのZeppツアーで声が急にでなくなり)この日を楽しみにして来てくださった方々の心配そうな表情に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。私にとって最も大事な声が使い物にならなくなってしまったんです。絶望でした。正直「まるりとりゅうが」ではなかったら、音楽という道をすぐに諦めていたと思います。まるりには感謝でしかないです。まるりとりゅうががきっかけで「曲作り」という新しい武器を、声以外の武器を見つけることができました。まるりは「まるりとりゅうが」じゃなかったとしてもソロで確実に日本中を感動させる歌姫になると思ってます。りゅうがは「まるりとりゅうが」じゃなかったとしても自分が作り出す音楽を日本中に届け続けます。私たちは前を向いた明るい決断だと思っています。
「まるりとりゅうが」として活動してきて、出逢えたRoomieのみんな、仲間、スタッフ、関係者は宝です。これからも形は変われど、よろしくお願いします。
MaRuRiコメント(概要)※全文は画像あり
私たちはソロ活動をしながらデビューを目標に一緒に歌うようになり、いつのまにか声の相性の良さや、ハモることの楽しさ、1人では生み出せない男女のハーモニーが私たちにしかできないと思い、ユニットを組むことになりました。(初のZeppワンマンでRyugaの声に異変が起こり)、Ryuga君のとなりで私はとにかく自分が今できることは何か考えていました。(ミニアルバム『改めまして。』では全曲が自分のパートとなるなど)これからRyuga君の作った曲を私が表現する新しい形でやってみようと思ったけど、私だけが歌うのは、まるりとりゅうがじゃない そう感じるようになりました。私たちは2人で歌うからまるりとりゅうがなんです。ユニットとしての在り方、1人の歌手としての夢や目標を考えた時に今の状況で活動していくのはちがうと感じました。2年半、私以上にきつかったのは Ryuga君だと思います。辛かったのにステージに立ち続けてくれてありがとう。いつになるかわからんけど、また2人で歌お。
そしてMaRuRiは活動休止しても歌う事はやめません。また1からソロ活動したいと思っています。少しさみしくなるけど私もRyuga君も活動は続けていくので、わがままを言っていいならみんなには背中を押してほしいです。(急な発表でファンの皆さんを驚かせてしまい)こんな想いをさせてまでスタートさせるソロ活動、まるりとりゅうがでは成し遂げられなかった事を叶えるくらいの気持ちでやっていきます。
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