松嶋菜々子、松本潤を心配「結婚できるのかな？」 3度目共演で姉弟のようなやりとり＜となりのチカラ＞

松本潤主演「となりのチカラ」

今作は、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男・中越チカラ（松本）が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていく姿を描く社会派ホームコメディー。

松嶋菜々子、3度目共演の松本潤を心配「結婚できるのかな？」

松嶋が演じるのは、中越一家のお隣・404号室に住む道尾頼子（みちお・よりこ）。引っ越してきたばかりのチカラにゴミ置き場の場所を教えてくれるなど、優しく世話好きな女性だが、どうやら占いにハマっているらしく、常に“今日のラッキーカラー”の服を身にまとっている。全身が黄色、時には赤と、いつもド派手な服装でチカラたちの前に現れる彼女も、なにやら悩みを抱えている様子で……という役どころ。

松本とは、『花より男子』（TBS系）で“姉と弟”、『ラッキーセブン』（フジテレビ系）で“探偵社の社長と新人探偵”という関係性で共演歴があり、今作で3度目の共演に。松本は「役のせいもあると思うんですけど、今まで菜々子さんはキリッとして完璧でスマートなイメージだったんですけど、最近見てるとちょいちょいおっちょこちょいだったり」とこれまで見たことのない松嶋の新たな一面を発見したようで、これに松嶋は「すごいつっこんでくるんですよ。ちょっと噛むと『なんで今噛んだんですか？』とか」と訴え。松本はすかさず「噛んだらつっこむんじゃないですよ、噛んだあとに笑ってるからつっこんでるんですよ、僕は！『私笑ったよね』みたいな顔するから、そういうのやめてください（笑）」と言い返しつつクレーム。姉弟喧嘩のようなやりとりに会場に笑いが起こる中、松本は「今までもあったんでしょうけど、そういうチャーミングな一面を今回発見しました」と紹介。

そんな松嶋は、松本に対して「すごい大人になったな～って思う。あんなに現場でいろいろなことが見えていて、カメラチェンジのサイズまで言ったりしているんです。膨大な量のセリフがあるのに、細かいところまでいろいろ見ていて、よくやるな～と本当に感心」と成長を感じたようでしみじみ。松本が「昔からそうだった？自分ではわからない」と自身の過去について聞くと、松嶋は「昔はそこまででもない。多分気づいてはいたと思うんですけど、口でそんなに言ってなかった」と当時を回顧。松本は納得しながら、「歳を重ねてですかね？思ったことが口に出ちゃうんですよね。全部出て行っちゃう（笑）」と苦笑い。

松嶋は「自信がどんどんついてきているんだなと感じて、ちょっと親心のように感じたり」と感慨深げに語りつつ、「でもあんまりね、見たままを口にすると女の子にモテないじゃないですか？だからちょっと、出会いはあるのかなと心配してみたり…」と未だ独身の松本を心配。これには会場も大ウケで、松本は「大きなお世話ですよ（笑）」とコメント。松嶋は引き下がらず、「結婚できるのかな？とか、勝手に心配してる」と続けると、再び松本は「大きなお世話だって！（笑）そこしか（記事に）絶対書かれないじゃん！やめてくれよ～！！（笑）」と嘆いていた。

さらに記者から「女心がわかる力もつけてもらいたい？」と質問が飛ぶと、松嶋は「わかってると思いますよ！ただ、あまりこうキリキリ見えすぎるとね。目をつぶるところも必要じゃないですか」とアドバイス。松本は「はい、気をつけます（笑）。もう勘弁してください！」とタジタジだった。（modelpress編集部）