岡田准一「どうする家康」織田信長役に決まった理由は?制作統括が語る
2021.11.29 19:01
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2023年に放送予定の嵐・松本潤の主演NHK大河ドラマ「どうする家康」に、俳優の岡田准一が出演することが決定。29日にオンラインにて行われた出演者発表会見にて発表された。制作統括の磯智明チーフプロデューサーは、その後の取材で岡田が織田信長役になった理由を明かした。
岡田准一「どうする家康」織田信長役に決まった理由
磯氏は今作で脚本を担当する古沢良太氏が「信長と家康の関係を強く描きたい」と言っていたと明かし、「信長は常に家康の前を進んでいる人間で、家康は最後まで追いつけないという人物であるところで、とてもアクティブというか現役感ある俳優さんに信長をやってほしいなと思いまして」と考えていた信長役のイメージについてもコメント。「まさにリーダーとして脂がのっている、ギラギラしているっていう方に信長役を演じていただきたいと思いまして、そういう意味で岡田さんにアプローチをしていました」とそのイメージに岡田が合うことから、オファーをしていたと語った。
また「今まで錚々たる方が信長役をやっているので、自分が果たして信長像をどうやって押し出していけるのかというところで、とても悩んでいらっしゃった風に思います」と岡田自身は悩んでいたそうで、信長のイメージ像をプレゼンなどで伝えた結果「やっていただけるということになった」と決まった経緯を説明した。
さらに「今日本の時代劇のトップを走っているのは岡田さんだと思いますので、このタイミングでご出演いただけるのはとても有難いなと思っていました」とも語っていた。
岡田准一・有村架純・ムロツヨシ・阿部寛「どうする家康」出演
岡田のほか今回発表されたのは、家康の正室である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛。なお、今回は登壇しなかったが、今川義元役に野村萬斎も出演する。
松本潤主演「どうする家康」
今作は、脚本家・古沢良太が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河みかわ武士の熱意に動かされ、弱小国の主あるじとして生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ。待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ・計算違いの連続・ガマンの限界…。
後ろ盾もなく、豊かな国土もなく、あるのは個性派ぞろいの家臣団だけ。豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者つわものたち。希代のストーリーテラー・古沢氏の手による、ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメントとなる。(modelpress編集部)
物語
貧しき小国・三河にある岡崎城主・松平広忠の子として生まれた少年・竹千代(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、孤独な毎日を過ごしていた。あるとき、今川家へ人質として送られる途中、織田家に強奪され、連れ去られる。明日の運命すら分からない中、青年・織田信長と劇的な出会いを果たし、自らの力で世の中を変えられると教えられる。さらに父に仕えていた旧臣たちと再会、彼らに松平家(のちの徳川家)再興の思いがくすぶっていることを知る。そして“桶狭間の合戦”による今川家の混乱の中、家康は家臣たちともに、三河の城を取り戻すことに成功する。だが、それは苦労とピンチの始まりでもあった。領民の一向一揆に悩まされ、さらに戦国最強の武将・武田信玄の脅威にさらされ、“三方ヶ原の戦い”では徳川軍は全滅寸前に追い込まれる。さらに武田は侵略の手を緩めず、家臣団や家族との関係をも切り崩そうとする。自らの弱さに歯がゆさを感じつつも、敗戦をバネにして、家康は個性派ぞろいの家臣たちとの絆を深め、一体感あふれるチーム徳川をつくりあげていく。
しかし、“本能寺の変”で目標でもあった信長を失い、絶体絶命の窮地に追い込まれる家康。人心掌握に長けた戦乱の申し子・豊臣秀吉、精緻な頭脳を持つ天才・石田三成が立ちふさがり、真田昌幸たち周辺の大名たちが足元を揺さぶる。果たして戦乱の世は、終わりを告げるのか?この国に未来はあるのか?どうする家康!
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