前田敦子、元夫・勝地涼との関係語る「大切な存在」独立を決めた理由も明かす<明け方の空>
2021.10.13 19:46
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女優の前田敦子が13日、都内で開催された自身初のフォトエッセイ『明け方の空』刊行記念イベントに出席した。
前田敦子、初フォトエッセイ出版への喜び語る
本作では、アイドル時代や女優への転身、結婚と離婚、そしてAKB48の同期生や秋元康といった「大切な人たち」について綴っている前田は「半年近くかけて、制作してきました。独立してからすぐに、この本を一緒にどうですか・作りませんかって、宝島さんが声をかけてくださって。そこから今日まで一緒にやってきて」と回想。「この1年は、特に私は、あっという間に感じているので。そんな中で、たぶんこの本にしていなかったら、この1年もあっという間に過ぎ去って、私の中の記憶からはなくなっていた気がするので(笑)」としたうえで「このタイミングで、こういう本を作れて、私にとってもすごく大事な瞬間を、この中に収められたかなと思うので、大切な一冊になりました。ぜひ、たくさんの方に読んでいただけたら嬉しいなと思っています」と出版の喜びを語った。
前田敦子、タイトルは秋本康氏にオファー
タイトルの由来を聞かれると「こういう時は、ずっと秋元(康)先生が考えてくれるっていうのが、なぜか私の中には、いまだに沁みついていて。『秋元先生にお願いしたいです』っていう提案をさせていただき、自らLINEでオファーさせていただきました(笑)」と返答。「20項目くらいのタイトルを考えて、送ってくださって。その中から、本を作っていく過程で選ばせていただきました」と続けた。お気に入りの写真は、陽が出てくる瞬間を狙って、花越しに表情を捉えたものだという前田は、読者に伝えたいことを問われると「『人生、楽しんだもの勝ちなのではないかな』っていう、最近そういう思いは、すごくある」と発言。「なんとなく『あ、前田敦子、楽しそうだな。私も・僕も、もっと人生楽しもう!』みたいな感じの一歩になってもらえたら嬉しいなあって。あまり押しつけがましく何かを書きたいなと思っていなかったので。日記みたいにさらっと読んでもらえる、全部の項目が1・2ページくらいで終わるような感じで書かせていただきました」とも話していた。
さらに、書籍に対するメンバーからの反応に話が及ぶと「1期生の子たちに送らせていただいたんですけど、出産してすぐにともちん(板野友美)が連絡をくれて。『届いたよ』って言って。『ともも作ったのを送らせて』って言って。交換できました。自分たちで作ったものを」と嬉しそうに報告していた。
前田敦子、子供の存在・元夫の勝地涼との関係語る
その後の質疑応答で、離婚した俳優の勝地涼との関係について聞かれると「すごく仲良しなお友達みたいな感じです」と言い「家族になったので、それはずっとだと思うので。大切な存在っていう意味では。だから、お互いの話は、こうやってなんでも、楽しい話だったら、全然してもらって嬉しいなと思います(笑)」とも。そんな前田は、今一番楽しいことは何かと聞かれると「仕事も楽しいですけど、子どもとの時間が一番楽しいです。それは断言できます。寝てたら悲しいです。帰ったときに。起こしたくなるくらい(笑)。話せるようになってきたので、毎日話したいですね」と息子にデレデレな様子。「最近は質問くんになっているので。『これなに?』『いまなに?』ってずっと言っているので。それを説明すると、どんどん分かっていってくれるのが、すごくうれしいですね。あとは、お風呂の中で遊ぶのがすごく好きです」と息子の成長を明かしていた。
前田敦子、独立は秋本康氏に相談
独立を決めた理由について質問を受けると、人生の半分以上を芸能界で過ごし、変化を求めていたことに言及。「AKBっていう場所にいた時は、変化の連続だったので、それがやっぱり沁みついてしまっている部分はあるのかもしれないですね(笑)。そんな私を最初から見てくださっていた、前の事務所の皆さんだったので、相談してみて」と振り返り、秋元に相談したことも紹介。「『じゃあ一人でやってみたら?』って、背中を『ぽん』と押してもらったので。卒業のときと同じような気持ちで、『いい新しい一歩』っていうのを、自分でも踏み出してみたいなって思いました」と明かしていた。以前と比べて、人間的に丸くなったと感じるかと尋ねられると「年齢ももちろんあるとは思うんですけど、やっぱり子供っていう存在がすごく大きいですね。本当に、すごく笑顔にしてくれる存在なので。頑張ろうってずっと思えるというか。あれ?まだまだ頑張れる気がするって思ってしまう。そういう存在が、今はいてくれるので。だいぶ変わりましたね」とにっこり。また「現場でも、みんなで子どもの話をずっとしていますし(笑)。それぞれ、お子さんがいる方が多いので。働くママたちがすごく多くて、皆でその話ばっかりしていますね。変わりました。かなり」と変化を報告した。
前田敦子、30代の展望・目標は?
30代の展望については「30代は、先輩たちがみんな『すごく楽しい』って、20代のときから聞いていたので。そのうわさ話をすごく楽しみにしていたので、これからどんな楽しいことが待っているのかなっていう、その期待はすごく大きいですね」とコメント。また「それとともに、子供もあっという間に大きくなっちゃうんだろうなっていう悲しさは、もう既にあるので。子どもの成長に寄り添いながら、自分もまだまだ成長できる場所はたくさんあるのかなと思っているので。この10年は、もう少し自分と向き合って、成長する30代にしたいなと思います」と目標を掲げた。(modelpress編集部)
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