玉城ティナ(C)モデルプレス

玉城ティナ、デビュー10周年を回顧「無理をしていたところもあった」24歳の抱負も<世界>

2021.10.09 13:04

女優でモデルの玉城ティナが9日、都内で行われたデビュー10周年記念写真集「世界」(小学館)の発売記念オンライントークショーを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

  
同写真集では、玉城ティナをデビュー当時から撮り続けてきた写真家・蜷川実花が全編撮影。女性をエンパワメントし続ける蜷川が、本作のために伊豆で撮り下ろした24歳目前の姿をメインに、デビュー当時からの貴重なカット、初公開となる過去のプライベートオフショットなど、デビュー10周年に相応しいティナの「世界」と解き明かしていく…。

玉城ティナ、デビュー10周年を回顧「続けられるとも最初は思っていなかった」

玉城ティナ(C)モデルプレス
そんな写真集が発売された心境を尋ねられた玉城は「こんなに長い間、お仕事を続けられるとも最初は思っていなかったので、まずは10年という節目を、こういう素敵な写真集と一緒に迎えられて嬉しく思います」と声を弾ませ、「こういうご時世で気持ちが下向きになっていたときもあったんですけど、新しい作品を作れて、自分も味方が増えたような感覚になれたので、今の時期でよかったなと思います」とニッコリ。

玉城ティナ(C)モデルプレス
お気に入りのカットや撮影エピソードを聞かれると「今回、撮り下ろしと10年間のアーカイブで構成されていまして、14歳から24歳までの10年間の私を詰め込んでいるので、その時代によって顔が違っていたり、ファンのみなさんも読んでいて思い出しながら“このとき私はこういうことしていたな”と過去を振り返りながら新しいものも見られるという面白い構成になっているんですけど、私は撮り下ろしだと表紙できている衣装のカットがすごく好きで、ちょっと不穏な感じもありつつ、光の中で私らしく立っている感じがするので好きです」と紹介し、撮影は4月に伊豆で行ったそうで「撮影としても1カット目に撮ったので、“この写真集をいいものにするぞ”という思いも込めて撮った写真なので、このパートが1番好きです。アーカイブでは黒髪が多かったんですけど、初めて金髪で表紙で、今までのイメージとは違ったりするのも新しい自分だなと思いますね」とアピールした。

玉城ティナ「世界」(提供写真)
玉城ティナ/撮影:蜷川実花(提供写真)
加えて、同写真集の中で好きな年代の写真を尋ねられた玉城は「デビュー当時の写真を見ていると、“こういう顔で写っていたんだな”って勝手に懐かしいというか、感慨深いというか、いろんな感情になってしまうんですけど、懐かしいなと思うだけで戻りたいなとは思わないですし、それぞれよかったんじゃないかなと思っています(笑)」とコメントした。

玉城ティナ、タイトルに込めた思い

玉城ティナ(C)モデルプレス
また「世界」というタイトルに込めた思いについては「コロナ禍において、自分の生きている世界の脆さを感じて、こうやって立たせていただいていることだったり、写真を撮ってもらえてみなさんと繋がれていたということが尊いなというのがあったので、自分の世界を守っていきたいし、強いものにしていきたいという思いもありますし、生きている時代だったり、周りの状況みたいなものも目まぐるしく変わっていく中で、自分の世界だけは守って生きたいなという気持ちを込めました」と打ち明け、「見ている人にも、これが私の世界観だし、表現したいことだということもわかってもらいたかったと同時に、見ている方が自分の世界ってなんなんだろうって考えてもらいたくて、このタイトルにしました」と語った。

玉城ティナ(C)モデルプレス
同写真集が発売された8日に24歳となった玉城。誕生日当日は、ファンクラブの配信などの仕事と、食事を用意してくれた友人数名に祝ってもらったそうで、24歳の抱負を尋ねられると「20代の折り返しに差し掛かってきたなというのがリアルに感覚としてあるので、20代をどう生きていくかが半分決まりつつあるのがちょっと恐ろしいなとも思うんですけど、年齢とかは気にせずに、私らしい表現ができたらいいなと思っています」と意気込み、20代のうちにやっておきたいことについては「お仕事は出会いと運だなと心から思っているので、具体的な目標はあえて立てないようにしているんですけど、プライベートでは早く海外に旅行に行きたいですね(笑)。本当は20代のうちに数年間とか海外に住めたらいいなと思っていたんですけど、もう6年しかないので、いろいろと折り合いがつけば」と告白。

行ってみたい国については「ヨーロッパとかを回ってみたいですね。数ヶ月とか住みながら回ってみたいですし、10代の頃の感覚と今の感覚って全然違うので、自分が30代、40代になっていったときに、ちゃんと思い返せる時間がほしいなと思います」と語った。

玉城ティナ、今後の目標明かす

玉城ティナ(C)モデルプレス
さらに、この10年を振り返っての感想と、今後の目標を聞かれると「あっという間の10年だったなと思いますね。沖縄から出てきたのが高校1年生で、そこから東京に住んでいるので、子どもだった時間を仕事に費やしてきたんだなというのが、振り返ってみて改めて思います」といい、「当時の自分は無理をしていたところもあっただろうし、でも撮影もお仕事も本当に楽しかったですし、芸能界っていうとまだちょっと不思議な感じがして、自分の感覚とフィットしていない感じがするんですけど、こうやってこの世界に馴染んでここに立たせてもらっているのが、まだ正直、不思議な感じではありますね(笑)」と吐露。

玉城ティナ(C)モデルプレス
続けて、「でもいろんな人と出会いましたし、この先の10年間ももっといろんな人と関わって、お芝居のお仕事も写真もそうですし、いろんな表現に携われる人になれたらなと思いますね」と目を輝かせた。(modelpress編集部)


【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 玉城ティナの“これまでとこれから” デビュー10年経っても「達成感がない」「芸能界にしがみつこうとは考えてない」<写真集「世界」インタビュー>

    モデルプレス

  2. 玉城ティナ、デビュー10周年記念写真集「世界」発表 撮影は蜷川実花

    モデルプレス

  3. 青柳翔・玉城ティナ・千葉雄大・永山瑛太・前田敦子、ショートフィルムの監督に初挑戦

    モデルプレス

  4. 玉城ティナ「キン肉マン THE LOST LEGEND」出演決定 スタイル抜群な“ミート君”に

    モデルプレス

  5. 磯村勇斗・三吉彩花・玉城ティナ・桜田通ら「グッチ」フラッグシップショップのプレビューに豪華集結

    モデルプレス

  6. 玉城ティナ、横顔美麗な振袖ポートレートを公開「2021年も生き抜いていこうね」

    WWS channel

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 2月のカバーモデルは「トリリオンゲーム」目黒蓮&佐野勇斗

    特集

  3. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  4. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  8. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  10. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  11. ONE OR EIGHTプレキャン実施中!インテルCoreUltraが新生活応援

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    森香澄「前髪なくしたら姉感がでました」美人妹との2ショットに反響「雰囲気違う」「ビジュ最強」

    モデルプレス

  2. 02

    イモトアヤコ、大雪の実家で息子と2ショット「ママを見つめる姿が可愛い」「立派に育ってる」の声

    モデルプレス

  3. 03

    前田愛、自宅で長男・中村勘太郎の誕生日祝福「ママの子役時代にそっくり」「お家が素敵」の声

    モデルプレス

  4. 04

    Snow Man目黒蓮「フェンディ」トータルルックで羽田国際空港に登場 ミラノ開催コレクション参加へ

    モデルプレス

  5. 05

    7人組アイドルグループ、メンバーの死去を報告「背骨にヒビ」の手術で1週間前に休養発表していた

    モデルプレス