堂本光一・井上芳雄ら「ナイツ・テイル」大阪公演、延期経て開幕
2021.09.13 20:30
初日を延期していたKinKi Kidsの堂本光一、俳優で歌手の井上芳雄らが出演するミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』の大阪公演が13日、梅田芸術劇場にて無事開幕した。
「ナイツ・テイル」延期していた大阪公演初日が開幕
同公演は関係者を対象とした定期的なPCR検査にて、舞台スタッフ3名の新型コロナウイルス感染を確認したため、梅田芸術劇場で開催予定だった公演のうち、9月7日から12日までを中止し、13日が初日となった。堂本、井上、音月桂、上白石萌音らが観客へ挨拶するカーテンコールの写真が到着。
井上はフィナーレの歌の最中にマイクが汗のため故障してしまい、地声を張り上げ観客から拍手喝采を浴びた。
カーテンコールにて堂本は「初日が今日という日になってしまいましたけど、こうして無事に幕があげられたことを感謝したいなと思っております。もちろん初日から中止になってしまった公演、その期間楽しみにして下さった方々がいらっしゃるかと思います。その方たちにお見せできなかったのは残念ですけど、素晴らしいキャストともにこのステージに立てること、本当に嬉しく思います」と挨拶。
井上の挨拶時には堂本が自身のマイクを生かすため、近接。最終的に堂本の肩を抱きながら井上が背後から挨拶する体勢となり、井上はキャスト陣からも笑われながら「イチャイチャしたくて…そういうわけじゃない」「ただマイクが死んでるだけなんです(笑)」と説明。「沢山の方に感謝します。今思うように公演ができないカンパニーも沢山ありますけど、とにかく一日一日を無事に過ごすことだけを考えて積み重ねていければいいと思ってます」と感謝した。
ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』
帝劇で2000年より大ヒットミュージカル『SHOCK』の主演として、上演を重ね続けている堂本と、同じく2000年に『エリザベート』のルドルフ役で鮮烈なデビューを飾ったのち、現在もミュージカル界のトップスターの一人として活躍し続けている井上。2018年にその二人を主役に迎え、世界的演出家ジョン・ケアードがシェイクスピア最後の作品『二人の貴公子』を原作とし、新たに制作したオリジナルミュージカルの再演となる。(modelpress編集部)
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