横浜流星、ドラマ「DCU」で阿部寛とバディに スキューバダイビング免許も取得
2021.08.30 04:00
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俳優の横浜流星が、阿部寛が主演を務め来年1月から放送されるドラマ、日曜劇場『DCU』(TBS系、毎週日曜よる9時~)に出演決定。横浜は撮影に先立ちスキューバダイビングのライセンスを取得した。
阿部寛主演、ウォーターミステリー「DCU」
同作は水中の捜査に特化した架空の組織「DCU」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリーだ。ドラマの舞台となる「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決する。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。
四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。
横浜流星、阿部寛とバディ役
そんな水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」で、主演・阿部寛が演じる隊長・新名正義(にいな・まさよし)とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生(せのう・はるき)を横浜が演じることが決定した。横浜はTBSでも『着飾る恋には理由があって』(2021年4月期)、『4分間のマリーゴールド』(2019年10月期)、『初めて恋をした日に読む話』(2019年1月期)などコンスタントに活躍し、重要な役どころを演じている。横浜の日曜劇場への出演は今回が初。
横浜が演じる瀬能は、ダイバーとしての能力がDCUの中でも群を抜く存在。それが強い自信となってチームを引っ張る原動力になることもあれば、一人で突っ走って行き過ぎた行動を引き起こし、逆にチームに迷惑をかけることもある。幼いころ、家族旅行中に海難事故に巻き込まれ、両親を亡くし自身は新名に助けられたという過去を持つ。
横浜流星、スキューバダイビングのライセンス取得
横浜は、このドラマの撮影に先立ってスキューバダイビングのライセンスを取得した。中学時代には極真空手の世界王者に輝いたこともある運動神経の持ち主である横浜。持ち前の身体能力を活かした水中の演技がどのようなものになるか期待だ。横浜流星、阿部寛との共演に「全力で食らいついていきたい」
横浜は阿部とのバディー役に「凄く光栄に思っています。阿部さんの魅力は絶大な信頼感、安心感、存在感。全てにおいて大きな方という印象があって、だからこそ今回お芝居できるのが本当にうれしいです。現場での阿部さんの全てを学び吸収して、全力で食らいついていきたいです」と大きな喜びを語った。また「海洋実習では普段見られない水の中の世界が見られて、それと同時にただ楽しいだけではなく水への怖さも感じることができたので、この両面の感情を大事にしていきたいです。捜査シーンの撮影をする時も気を引き締めて集中力を切らさずにダイビングをしたいと思います」とダイビングシーンへの意気込みも言葉にしている。
ハリウッドでも活躍のプロダクションと共同制作
そして、この作品はTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマ。ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作『ホームランド』で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社だ。代表作『ホームランド』は『24-TWENTY FOUR-』シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞・ゴールデングローブ賞を総なめにした大ヒット作。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱えるサスペンスドラマである。
ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーでありカナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においている。世界を見据えた新しい“潮流”にも注目だ。(modelpress編集部)
横浜流星コメント
今回は初共演させていただく阿部さんとバディを組む設定ということで凄く光栄に思っています。阿部さんの魅力は絶大な信頼感、安心感、存在感。全てにおいて大きな方という印象があって、だからこそ今回お芝居できるのが本当にうれしいです。現場での阿部さんの全てを学び吸収して、全力で食らいついていきたいです。この『DCU』は、TBSがハリウッドでも活躍されている制作プロダクションとの共同制作で「新しい日曜劇場」を作るということで、僕自身も日曜劇場の出演は初めてですが、大きなプロジェクトに参加できることで俳優としてひとつステップアップできると思っています。ただまっすぐ熱い魂をもって、失敗を恐れず全力で作品と向き合うことを第一に考えたいと思います。
海洋実習では普段見られない水の中の世界が見られて、それと同時にただ楽しいだけではなく水への怖さも感じることができたので、この両面の感情を大事にしていきたいです。捜査シーンの撮影をする時も気を引き締めて集中力を切らさずにダイビングをしたいと思います。
『DCU』はウォーターミステリーという全く新しいジャンルの作品です。このドラマのためにダイビングのライセンスを取りました。まだ台本をいただいていないのでどういう物語なのかすごくワクワクしています。皆さんも来年1月をぜひ楽しみに待っていてください!
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