白石麻衣、乃木坂46卒業後初の連続ドラマ決定 斎藤工×秋元康「漂着者」で新境地に挑む
2021.06.16 05:00
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元乃木坂46の白石麻衣が、7月23日スタートのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『漂着者』(毎週金曜よる11時15分~)に出演することが決定した。
斎藤工主演ドラマ「漂着者」
これまで積み上げてきたものがあっさり崩れ去ってしまう…誰もがそんな厳しい現実に直面することになった現在。不安に苛まれる人々の前に現れた“漂着者”が奇跡を起こしていく…?先行きが不透明なこのご時世に、稀代のヒットメーカー・秋元康氏が天才性と狂気、その才能のすべてを注ぎ込んだ問題作が誕生。主演・斎藤工が演じる正体不明の<漂着者>が、この夏、日本を狂信の渦に巻き込む。
ジャンル分け不可能、まさに新感覚と呼ぶにふさわしい、この新ドラマ『漂着者』で、斎藤演じる正体不明の男・ヘミングウェイの謎を追う新聞記者・新谷詠美(しんたに・えみ)を、白石が演じる。乃木坂46卒業後、初の連続ドラマ出演となる本作で、初の新聞記者役に挑む。
登録者数130万人超えを誇るYouTubeチャンネルでキュートな素顔を披露する一方、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』でヒロインを務めるなど、現在女優としても活躍中の白石が、SNSで一方的にまつり上げられ、のちに人々を狂信させていくヘミングウェイを取材するうちに、彼の不思議な能力に魅入られていくという難役で、これまで見せたことのない新しい顔を披露する。
白石麻衣、初の新聞記者役
本作で白石が演じる詠美は、スクープを狙って物おじせずに刑事たちへの夜討ち朝駆けもこなす新聞記者。詠美は、ひとりの女児失踪事件と、半年間に起きた5人の女児の連続殺人事件の真相を追う中で、行方不明の女児の発見場所を予言したヘミングウェイの存在を知ることになる。謎多き漂着者・ヘミングウェイとは一体何者なのか。その正体を暴くため、取材を続ける詠美だが、新聞記者としての“疑いの目”をも覆すヘミングウェイの神がかった不思議な能力を目の当たりにし、次第に彼に魅入られていくことに…。
「秋元康先生がどんな世界観を描かれるのかすごく楽しみです」と語った白石は、「ヘミングウェイとは一体何者なのか…それは私たちもまだわからないんですが、見てくださる皆さんにハラハラとドキドキ、そしてワクワクをお届けできる作品になっていくと思います」とニッコリ。また、本作が初共演となる主演の斎藤も「きっとこれまでに見たことのない白石さんが見られると思います。そして、演じる僕たちもこの物語がどこに向かうのかがわからない中で、この作品に向き合っていくことになると思います」と語る。(modelpress編集部)
白石麻衣演じる新谷詠美…登場人物紹介
仕事を通して日本のさまざまな闇を見てきた新聞記者。その美貌とは裏腹に、刑事たちにも物おじせず直撃取材をこなし、警察の不祥事も暴いてきたやり手。ひとりの女児失踪事件と、半年間に起きた5人の女児の連続殺人事件の関連を疑い、取材を進めるうちにヘミングウェイの存在を知る。最初はスクープ狙いで、世間を騒がせている謎の男・ヘミングウェイの正体を暴こうと取材を申し込むのだが、しだいに彼のもつ不思議な能力に魅入られていく。白石麻衣コメント
― 本作に出演が決まった時のお気持ちと、初めての新聞記者役に臨むうえで準備していることをお聞かせください。秋元康先生が企画・原作を担当なさるということで、先生がどんな世界観を描かれるのかすごく楽しみでしたし、お話を頂いた時もすごくうれしかったです。
初めての新聞記者役なんですが、実は普段あまり新聞を手に取ることがないんです。でも、この役を演じるからには、実際に新聞を手に取ってしっかり読んでみようと思っています。
― 初共演となる斎藤工さんの印象や、今回の共演で楽しみにしていることを教えてください。
斎藤さんとは今回が「初めまして」なんですが、楽しく撮影ができたらいいなと思っております。さっきメイクさんたちとお話されているのが少し聞こえてきたんですが、斎藤さんはすごく健康に対する意識が高い方なのかなって(笑)。個人的に、そういうお話も聞かせていただきたいなと思いました。
― そんな斎藤さん演じるヘミングウェイという正体不明の男性の謎を追ううちに、だんだん魅入られていくという役どころですが、台本を読んで感じたヘミングウェイの印象をお聞かせください。
やっぱり“謎多き男”という印象が強かったです。しかも記憶もなく、彼の周りでさまざまな事件が起きていく…。私が演じる詠美は、彼のもつ不思議な力に引かれていくんですが、その一方で何か怪しいとも感じているんですよね。「真相を暴きたい」という新聞記者としての思いももっています。とはいえ、今の段階では、ヘミングウェイは、とにかく謎の多い人物だなという印象です。
― これから始まる撮影に向けての意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
ヘミングウェイとは一体何者なのか…それは私たちもまだわからないんですが、見てくださる皆さんにハラハラとドキドキ、そしてワクワクをお届けできる作品になっていくと思いますので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
斎藤工コメント
初めてご一緒させていただくんですが、白石さんは“白”というイメージが一番ふさわしい方だなという印象でした。でも、今回の役柄では、きっとこれまでに見たことのない白石さんが見られると思います。しかもそんな白石さんと一緒にお芝居ができるということで、とてもうれしいです。演じる僕たちもこの物語がどこに向かうのかがわからない中で、この作品に向き合っていくことになると思います。“今、秋元さんが何を見ているのか”ということを追求しながら、楽しく、そして僕らが“見たい”ものを作っていけたら…と思っています。
第1話あらすじ
とある地方の海岸を女子高生3人が歩いていると、全裸の男(斎藤工)が倒れていた。3人がスマホで動画を撮影しながら恐る恐る近づいて行くと、男が突然顔を上げ、「勝者には何もやるな」とつぶやき、意識を失ってしまう。緊急搬送された病院で検査した結果、記憶障害が疑われるうえに、かなりの距離を泳いで来て溺れたことが判明。身元がわかるものも所持しておらず、唯一の手掛かりは、左足首に入ったタトゥーだけ…。担当医・国原栄一は、何か思い出したことがあればメモを取るように、と進言する。男は、思いつくままに頭に浮かんだ単語や、どこかの風景を描き始めるのだが…?一方、女子高生3人は男を発見した際の動画を軽い気持ちでSNSに投稿。すると<#イケメン全裸漂着者>というワードがトレンド入りするほど大バズり!「勝者には何もやるな」という言葉から、『ヘミングウェイ』と呼ばれ、男は一躍時の人となる。ヘミングウェイは女子高生たちから「今後も動画をアップし続けていけば、あなたのことを知っている人が現れるかもしれない」と言われ、撮影を許可する。
そんな中、県内では女児の失そう事件が発生。これまで半年の間に起きた女児5人の連続殺人事件との関連が疑われ、世間を騒然とさせていた。捜査を続ける県警捜査一課の刑事・柴田俊哉と野間健太、そしてスクープを狙う新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)らが事件を追う中、ついに女児が発見される。すると、女児の発見場所が、ヘミングウェイがノートに描いた風景と酷似していることが判明。この絵も動画でアップされていたため、ヘミングウェイは予知能力をもっているのではないか、とネットをザワつかせることに!取材を希望する詠美、事件への関連を疑う柴田らがヘミングウェイの病室を訪れるのだが…?
そんなある日、初老の入院患者・後宮徳治郎がヘミングウェイとエレベーターに乗り合わせる。すると、ヘミングウェイの足首に入ったタトゥーに気づいた後宮が何かをつぶやき、突然怯え始めて…?
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