モデルプレスのインタビューに応じた白雪りら(C)モデルプレス

白雪りら、壮絶経験から得た“強さ”「すべてが今の私に繋がっている」<モデルプレスインタビュー>

2021.06.01 18:00

歌手やグラビアなどで活動を広げ、TikTokでは“腰ふりダンスのお姉さん”としてバズを生み出すなど注目を集めている、次世代のインフルエンサー・白雪りら(しらゆき・りら)。活動においてブレない芯の強さを持つ彼女だが、「しっかりと自分を出せるようになったのはここ2~3年くらい」と話す。白雪の“強さ”の理由は?

  

白雪りら、歌手デビューから多方面で活躍

白雪りら(C)モデルプレス
“蒼天のハリー”名義のメジャーデビューシングル「Memories」が、ドラマ「特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2」(ABEMA、2017年)の主題歌に抜擢され、話題に。“無加工”で人形のように整った顔立ち、トレーニングで鍛えた美しいボディで、男女問わず人気を博し、「サンデー・ジャポン」(TBS系)や「ビーバップ!ハイヒール」(朝日放送ほか)などのバラエティ番組にも多数出演している。

2019年3月に“蒼天のハリー”から“白雪りら”に改名。同年に、足の裏を見せた“足裏ショット”など独自の写真でバズり、Instagramフォロワー増加率ランキングで全国2位(アイドル部門)の実績を残した。

現在はゲーム「RaiserMarguerite(レイザーマーガレット)」で主題歌を担当するなど、歌手に声優、モデル、タレント、YouTuberと多方面で活躍を広げている彼女だが、芸能界入りからここまでの地位を確立させるまで、うつ病なども経験した過去も。現在では歯に衣着せぬ素直な言動で愛される彼女が、壮絶な経験から得た“強さ”とは。


白雪りら、グラビア活動で環境に変化

白雪りら(C)モデルプレス
― 歌手からグラビアの活動をメインに始めた理由やきっかけはありますか?

白雪:元々グラビアも好きで、中川翔子さんみたいにヘルシーで可愛いグラビアをやりたい気持ちがあったんです。芸能界を辞めることを考えたこともありましたが、結局自分に合っている仕事を考えたときに、やっぱり芸能のお仕事なのかなと。その時期にSNSやグラビアの仕事を始めて、すごく環境が変わりました。

― 環境が変わっていかがですか?

白雪:SNSで発信できることが楽しいです!フォロワーさんが増えるのも目に見えるし、自分で発信したことに対して「ここ行ってみたけど良かったよ」とか「買ってみたけど良かったよ」とか、反応が直接返って来るのが楽しいですね。

― 自己プロデュースをするのが向いていたのかもしれないですね。

白雪:そうですね!SNSを始めたことで、自分の道が確立できたと思います。またやりたかったことが実現しそうなので、楽しみにしておいて欲しいです!

白雪りらの“強さ”の理由

白雪りら(C)モデルプレス
― 白雪さんは、芸能活動においても、やりたいことや自分の意見をしっかりと持っていて、芯が強い印象です。

白雪:最初は自分の意見を言うことや、キャラクターを出すことが怖かったです。でも、もっと怖いのは、自分を出さないまま誰にも覚えられないことだなと思ったので、「可愛い子なんていっぱいいるし、普通の子だけじゃつまんないじゃん」と思えた時に、吹っ切れましたね。

― そこに気づけたから、今は素の白雪さんを出して活動できているんですね。でも、素直に発信することで、良い意見も悪い意見も耳に届きますよね…。

白雪:うつ病を乗り越えてメンタルが強くなっているので、まずあまり誹謗中傷で気分が落ち込むことがなくなりました。誹謗中傷する人のメンタルは、自分の中で消化できないことから他人に厳しい言葉を伝えてしまうということだと思うので、うつの状態に近いのかなと私は思っているんです。自分も同じ状況を経験したからこそ、優しくなれますね。でも、本当に悪いことは意見として受け止めたいので、誹謗中傷だとしても「これは正しいな」と思ったら、その意見は受け止めます。

― 本当にいろいろな経験を経て強くなっていったんですね。

白雪:そうですね。どうしても悪い言葉は嬉しい気持ちにはならないし、気分も落ち込みやすいけど、アンチコメントがあればあるほど、良いコメントももっと多いはずなんです。なので「誰からも好かれる人なんていない!」と思うようにしています。

白雪りら、壮絶経験から得たもの

白雪りら(C)モデルプレス
― 今の白雪さんから、改めて過去の白雪さんを見つめ直してみると、本当に変化がわかりますね。

白雪:しっかりと自分を出せるようになったのはここ2~3年くらいなのですが、その前のうつ状態のときは、仕事もあまりなかったので、バイトを3つ掛け持ちしていました。当時交際していた恋人が、ちょっとヒモのような感じで…。自分もお金がないからバイトをして睡眠時間も2~3時間だし、恋人を養わなきゃいけないし、仕事のプレッシャーもあるし、…と悪循環でしたね。

― そうなのですね…。当時は辛かったけど、いろんな経験をしたからこそ、仕事もプライベートも成長できたのですね。

白雪:自分の行動に後悔することがなくなりました。昔は「足が太くなるから部活でバレーボールをやらなきゃ良かった」とか思ってしまったこともあったのですが、今は運動部だったからメンタルが強くなったし、うつ病を経験したおかげでさらに強くなって、自信もついたし、すべてが今の私に繋がっているので、今となっては全部経験できて良かったなと思います。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

白雪りら(しらゆき・りら)プロフィール

白雪りら(C)モデルプレス
生年月日:2月20日
出身地:北海道

2020年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「ファンケアセンター白雪」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。

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