吉川ひなの、第三子のエコー検査は必要最低限に 性別は「分からないまま産んで、自分で目で見て確かめたい」
2021.05.13 16:05
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モデルの吉川ひなのが13日、オンラインで開催された、新刊『わたしが幸せになるまで』出版記念・社長就任ZOOM記者会見に出席した。
吉川ひなの、複雑な家庭環境をエッセイで語る
『わたしが幸せになるまで』は、両親との確執や経済難、芸能活動への葛藤、ハワイへ完全移住した理由など、吉川がありのままの自分をまっすぐに綴ったエッセイ。コロナ禍や第三子の妊娠を踏まえて、ハワイの自宅から会見に参加した吉川は、どんな思いで企画をスタートさせたのか聞かれると「ライフスタイルであったりとか、オーガニックについてとか、あと私が独特な自由な子育てをしていたりとか、3人目を妊娠中で2人子供を産んだんですけど、2人目の子を自宅出産していたりとか。そういうことを皆さんに知っていただけたらなと思って書いていたんですけど、段々と書いているうちに、私自身が本来どういう人間なのかっていうことを、今まできちんとお話したことってなかったなって思い始めてきて」と回想。
「どういうライフスタイルで、どんな生活を送っていて、どんなことを考えているのかっていうことをお伝えする前に、今まで話したことがなかった自分の生い立ちだったり、自分の過去のこととか、それがあって今があるということを、皆さんに先に知っていただいた方がいいんじゃないかと思うようになって」とも。
これまでのキャリアにおいて、取材などで自身の過去について聞かれることが多かったものの、複雑な家庭環境だったため、曖昧にごまかしてきたとしたうえで「そういうことも全部、皆さんに聞いていただけるなっていう風に思える自分になっていて。自然とそれを書くことができました」とニッコリ。また「このタイミングにお話しすることができて、嬉しく思っています」と続けた。
吉川ひなの、自身のエッセイ3度の重版に「全然想像していなかった」
本作には既に3度の重版がかかっており、5万部越えを実現している。その知らせを受けた時の思いを聞かれた吉川は「本当にびっくりして。全然想像していなかったことだったので、本当に嬉しくて。まさか自分の書いた本を、そんなにたくさんの方に読んでいただけるなんて、本当に光栄ですし、嬉しく思っています」と感慨深げに。「今では堂々と、全て自分の本当のことを話せるようになったとはいえ、やっぱり少し勇気がいることだったんですけど、本当に温かい意見、励ましのコメントだったりをいただいて。この一か月、幸せな気持ちで過ごさせていただきました」と白い歯を見せた。
本書の7万字以上の執筆によって「ブラインドタッチがちょっとできるようになりました(笑)」という吉川。執筆時期については「コロナ禍だったり、30年間所属していた事務所から独立したり、第三子を妊娠したり。私にとって、皆さまにとってもコロナ禍とかはそうですけど、大きな変化がいくつもあって。だけど、私にとって一番大きな心境の変化だなと思ったのは、やっぱり過去の生い立ちだったりを、こうやって皆様に堂々と聞いていただけるようになったことが、一番大きな変化だったような気がします」と振り返っていた。
第三子の性別は不明「分からないまま産んで、自分で目で見て確かめたい」
その後、第三子の性別に話が及ぶと「妊娠中に、いわゆる普通の妊婦検診というものを、一切受けていなくて、病院に一切行っていなくてですね。大好きな助産師さんとのやり取りはしているんですけれども。なので、確実な予定日とか、性別も未だに分かっておりません」と報告。「なので、名前も全くまだ考えていなくて。ちょっとずつ、ベイビーのものは、ロンパースとかは用意しているんですけど、男の子でも女の子でも、大丈夫そうなものしかまだ用意できていなくて。なんとなくどっちかなっていう予想はあるんですけど、こればかりは、生まれてくるまでは、本当にわからないので…そういう独特な・特殊な妊婦をやっております」と続けた。
そんな吉川は、エコー検査も必要最低限しか行っていないとのこと。「もちろん、何か心配事があったり問題があったりしたら、そういう検査をしようと思いますけど、そういうこともなかったので、『じゃあ、その時のエコーだけでいいや』ということで。性別もわからなかったので、本当にサプライズで。夫はすごく性別を知りたがっていたんですけど、ここに来るまでに分からないので。このまま分からないまま産んで、自分で目で見て確かめたいなと思っています。それもすごく、一つの楽しみなのかなと思って。こんな風にできることも、すごくうれしく思っているんです」と話していた。
この日は、吉川が株式会社アマラの社長に就任することも発表された。(modelpress編集部)
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