神木隆之介&二階堂ふみ、子ども向けSDGs番組マスコットキャラの声に決定「かわいいなと思われる存在に」＜ひろがれ！いろとりどり＞

神木隆之介＆二階堂ふみ、SDGsのマスコットキャラクターの声優に

NHK・SDGsキャンペーン「未来へ17アクション」の一環として、次世代を担う幼児や青少年に向けて展開中のSDGs番組シリーズ「ひろがれ！いろとりどり」。「SDGsをいっしょに学ぼう！」をテーマに、SDGsを楽しく身近に学べる企画や特集番組を、案内役のマスコットキャラクター「アオ」と「キイ」が続々発信していく。

そのマスコットキャラクターの声を演じる2人が決定。水の妖精「アオ」を演じるのは、神木、光の妖精「キイ」を演じるのは、二階堂。かわいいキャラクターボイスの「アオ」と「キイ」が、「SDGsのうた」を歌ったり、Eテレを中心とした教育番組で子どもたちと一緒に学んだり、SDGsについてナビゲートしていく。

神木は「アオ」の声と担当にすることについて「皆さんにとって寄り添える、かわいいなと思われる存在になれたらと思っています。穏やかで優しい面と、気になったことは納得するまで考察する好奇心旺盛なところも表現したいです」と語り、二階堂は「これからアオとのセッションで、キイの温かさのバリエーションも変わると思うので、自分の中のキイと話し合いながら作っていきたいです」と意気込み語った。

アオとキイが歌う「SDGsのうた」を放送

国連が掲げるSDGs17目標をそれぞれ1分で紹介する歌を随時放送、人気絵本作家クリハラタカシ氏によるアニメで、各目標を分かりやすく伝えるミュージッククリップとなっている。

放送日は5月1日、5月8日、5月15日となっており、学校の授業などでも使えるように「ひろがれ！いろとりどり」ホームページで順次配信していく。また、NHK公式YouTubeでも同時に配信していく予定。（modelpress編集部）

神木隆之介 メッセージ

― SDGsについて

僕も一緒に一から学んでいきたいと思っています。今のスピードで世の中が進み、失っていくと50年後どうなってしまうのだろう、自分にも小学生の姪がいますが、今の子どもたちがこれからも笑って生きていける環境は上の世代が作らないと！という思いが以前から強くあり、今回そのお手伝いが少しでもできたらという気持ちで参加させていただいています。

― 「アオ」を演じることについて

一番は、皆さんにとって寄り添える、かわいいなと思われる存在になれたらと思っています。穏やかで優しい面と、気になったことは納得するまで考察する好奇心旺盛なところも表現したいです。（二階堂さんの）「キイ」は、キイの声にしか聞こえなくて、本当にすごい。アオもがんばろうと思いました。「SDGsのうた」は、キャッチーで覚えやすいメロディーに、1分で1つのジャンルを簡潔にわかりやすく表現しているところがとても素敵です。小学校や中学校で、楽しく歌って親しんでいただきたいです。

― 「ひろがれ！いろとりどり」について

個人的な経験ですが、8歳の時にケニアのマサイ族の方たちに会うなど、幼い頃から海外に行く機会が多く、いろいろな価値観や環境を知ることで分かることがたくさんあると実感してきました。このプロジェクトをきっかけに、世界の子どもたちが同世代同士で話したり関われたりできたらすごく意味があると思います。皆が友達になれたら国というくくりもなくなり、SDGsも他人事じゃなくなる。そんな風に広がっていくといいですね。

二階堂ふみ メッセージ

― SDGsについて

まだ浅い知識でいろいろなことを勉強中ですが、関心はあります。一つひとつの項目を自分事として捉えないといい未来にできないのだと、社会的な課題として取り上げられているこの1～2年で強く感じるようになりました。特に、教育、そして生きもの共生と気候変動は、自分が日々暮らしている中で身近に感じることであり、関わりをもてるところだと思っています。

― 「キイ」を演じることについて

キイは黄色のイメージで、まわりを温められる子だと伺ったのですが、演じながら自分も温められたり、優しい気持ちになれたり、元気な、はつらつとした気持ちになれたりしています。これからアオとのセッションで、キイの温かさのバリエーションも変わると思うので、自分の中のキイと話し合いながら作っていきたいです。「SDGsのうた」は、大人も子どもも楽しんで歌える曲調なので、練習しながら体が動きそうになったり、洗い物や洗濯ものを干しながら口ずさんだりしていました!皆さんもぜひ歌ってください！

― 「ひろがれ！いろとりどり」について

この地球には、人間も含めて3000万種類以上の、多種多様な愛おしい生きものがいるんです。この世界を守るために何ができるのか、いろいろなものをスポンジのように吸収していく時期の子どもたちと学ぶプロジェクトはとても意義があることだと思います。私もキイとして参加させていただき、SDGsというカルチャーを通して一緒に学び、ポジティブなマインドで未来を作っていこうというメッセージを伝えていけたらと思っています。