緊急事態宣言で舞台公演の中止相次ぐ　ムロツヨシ・城田優・松岡茉優…キャスト陣の想い・ファンへの呼びかけも

ムロツヨシ

ムロツヨシが演出・出演する舞台「muro式.がくげいかい」は5月2日～9日の大阪公演の延期が発表された。

ムロは、アーティストの真鍋大度、劇作家の上田誠氏が属するユニット「非同期テック部」の部長を務めており、今回はそのYouTubeチャンネルを使用して動画を投稿。

「できる限り早い時期を探し、キャスト・スタッフのスケジュールを調整し、必ずすぐに大阪公演をやります」と宣言し、「全てがこのなんちゃらウイルスのせいにして、撤退、中止、『いつかまたやろう』で済ますのはもうそろそろ辞めたい」と心境を明かした。

また「舞台をやる、表現をする、見てもらうということを辞めずに、中止ではなくなんとか出来る方法を探すのが良いのではないか」と持論を展開し、「熱い気持ちだけで突っ走るのではなく、冷静になりながら、皆さんのご意見を聞きながらやっていきたい」と語った。

城田優

城田優は、東京・日生劇場でのミュージカル「ブロードウェイと銃弾」に高木雄也らと出演予定だったが、10日～11日までの公演が中止に。

自身のTwitterでは「今、どこにもぶつけられない、悲しい、悔しい、苦しい想いがたくさんあると思います。僕もうまく言葉にできませんが奪われたあなたの生き甲斐や楽しみは、いつかきっと何倍にも大きくなって返ってくる。そう信じましょう」と呼びかけている。

松岡茉優

松岡茉優は「坂元裕二 朗読劇2021」の大阪公演が中止となったことを自身のInstagramで報告。

「チケットの払い戻しでは済まない方も多くいらっしゃることと思います。気持ちの面でも納得、というか整理がつかない方もいらっしゃることと思います。昨年も延期となりましたから今回こそはという方も」とファンを気遣い、「もし書くことで気持ちの整理が少しでも捗ることがあれば ぜひここのコメント欄を使ってください」と呼びかけている。

福士蒼汰

松岡同様に「坂元裕二 朗読劇2021」大阪公演に出演予定だった福士蒼汰は、インスタライブを実施し「もっとやりたかったなっていうのが本音」と心境を吐露。

「また僕がこの作品の中で得たものを違う形でアウトプットしたりとかできたらいいかなと思ってるので、また違う僕を楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。

小芝風花

同作に福士と出演予定だった小芝風花は、Instagramにて「楽しみにしていて下さった皆さんには、本当に申し訳ないです…」とつづり、「すごく素敵な作品なので、皆さんにお届けしたかったのですが、こればかりはどうしようもなく…少しでも早くコロナが終息することを祈っています」とコメントを残した。

松下洸平

舞台「カメレオンズ・リップ」の大阪公演が中止になってしまった松下洸平は、来場予定だったファンに向け、「なにせ字が下手で本当にお恥ずかしいのですが、どうしても直筆にしたく、乱筆お許しください」と直筆メッセージを公開。

「楽しみに待って下さっていた関西地方の皆様へは申し訳ない気持ちでいっぱいです」とつづり、「そして、とても悔しいです」と心境も吐露。

「ですが、この悔しさを吹き飛ばす程の作品を作り、いつか必ず大阪へもお届けする事をここに約束します」と決意も明かし、「その日まで、どうか皆様が健康に過ごせます様に。いつか、必ず会いましょう！！」と伝えた。

ファーストサマーウイカ

松下同様「カメレオンズ・リップ」に出演していたファーストサマーウイカは「ずっと楽しみにしていた、凱旋でもあった『カメレオンズ・リップ』大阪公演。本当に残念でなりません。関西の皆様にも観ていただきたかったです」と本音を告白。

また「残された公演をひとつひとつ噛み締めてご来場の皆さまにひとときでも楽しんでいただけるように頑張ります！」と決意を記した。

松岡広大

東京で行われていたミュージカル「スリル・ミー」が25日から5月2日まで中止になり、24日に千秋楽を迎えた松岡広大は、「東京千穐楽になってしまいました。ご来場が叶わなくなってしまった皆様には、申し訳ない気持ちです」とコメント。

「そして多くの方が、公演を少しでも続けさせようと様々な所へ掛け合ってご尽力してくださいました。それでも、こうなってしまったことが、ただただ悔しい」と心境を明かしつつ、「劇場でまた会いましょう。希望を胸に、会えると信じて、言葉にして、『言霊』として皆様と僕らの声が届く日は必ずやってきますから、声は繋がりますから。痛い気持ちも無念も悔しさも同じです。明るく前を向く言葉に直して、声を乗せていきましょう。スリル・ミーに気持ちを寄せて下さいましたお客様に、心から感謝しています。有難うございます」とつづった。

最後には「#まだ終わりじゃない」というハッシュタグも添えている。

市川猿之助

東京・歌舞伎座で上演中の「四月大歌舞伎」に出演していた市川猿之助はInstagramにて「#緊急事態宣言 により、本日 #千穐楽 となってしまいました。これまでの役者人生の中で、いちばんめでたくない千穐楽となりました」と率直に告白。

「#命がけで 観に来てくださった方々 #消毒 #検温 などの #ルール をきっちり守ってご覧くださった方々 #いろいろな事情で 観に来られなかった方々 #皆様の応援に感謝です #再開を信じて #ありがとうございました」とファンへの感謝を記した。

岡本夏美

知念侑李の主演舞台「照くん、カミってる」に出演予定だった岡本夏美は、Instagramにて5月3日～5月11日までの13公演が中止になったことを報告。

「昨年、コロナで全公演中止になり 今年やっと皆様に照カミをお届け出来る、と演者一同、意気込んいたので、本当に残念でなりません。そして、ご覧頂く予定だった公演が中止になってしまった方々のお気持ちを考えると、胸が痛みます。。こんな日々が早く終わることを祈るほかありません」（原文ママ）とつづり、「私達は、公演できる事を願って、日々準備をしていきますので 引き続き応援宜しくお願いいたします！！」と意気込んだ。

また「先日、空き時間は みんなで楽しく運動ゲーム？をして、 座長が優勝して歓喜したり、楽しい撮影もあって、みんなで大笑いしたり、とっても素敵な空気感に居させてもらっています！」と現場の雰囲気も明かし、「皆さんも、どうか笑顔いっぱい、体調第一で、お過ごし下さいませ」と伝えている。（modelpress編集部）