「大豆田とわ子と三人の元夫」“坂元節”全開の名言＆会話劇に「共感が止まらない」の声

同作はドラマ「カルテット」「最高の離婚」「Mother」や、映画「花束みたいな恋をした」を手掛けた脚本家・坂元裕二氏による完全オリジナルストーリーで、松たか子演じる3回結婚して3回離婚したバツ3・子持ちの建設会社社長の大豆田とわ子が3人の元夫に振り回されながらも日々奮闘していくロマンティックコメディー。

1番目の夫でレストランオーナー兼ギャルソンである田中八作を松田龍平、2番目の夫でファッションカメラマンの佐藤鹿太郎を角田晃広、3番目の夫でとわ子の会社の顧問弁護士の中村慎森を岡田将生が演じる。

第1話から“坂元節”炸裂

坂元氏の作品は、テンポの良い会話劇も大きな魅力の1つ。同作でも、クスッと笑ってしまうようなコミカルなやり取りが、初回から随所に散りばめられていた。

また、“名言”も炸裂。とわ子の子ども時代の回想シーンでは、とわ子の「なんでお父さんと離婚したの？」という質問に、とわ子の母が「お母さんって大丈夫すぎるんだろうね。1人で大丈夫な人は、大事にされないものなんだよ」と返答。

母から「とわ子はどっちかな？1人でも大丈夫になりたい？誰かに大事にされたい？」と逆に質問されたとわ子は、「1人でも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい」と返すのだった。

また、八作とのやり取りの中で「最近どうなの？」と聞かれたとわ子。「うん、まぁ色々あるさ」と話し、「色々って？」と尋ねられると「どっちか全部ってことはないでしょ。楽しいまま不安。不安なまま楽しい」と語った。

さらにドラマ終盤、元夫3人が自身について会議しているのを聞いていたとわ子は、「（自宅の）網戸が外れるんです。外れるんですよ。外れるたびに『あぁ、誰か助けてくれないかな』とは思う。『よし、もう1回恋しよう。次こそは一生一緒にいられる人見つかるかな』網戸外れる度そう思います。『4回目の結婚あるかな』って思います。だけどそれはあなたたちじゃありません。これから出会う誰かに網戸直してもらいますから。私、幸せになることを諦めませんので！心配ご無用、案ずるなかれ、お構いなく」と断言するのだった。

秀逸な会話劇とこのような名言の数々には「面白い」「見ていて気持ちいい」「共感が止まらない」など、反響が殺到。早くも同作の世界観に魅了される視聴者が相次いでいる。今後はどのようなセリフが飛び出すのか、期待を寄せる声も多い。（modelpress編集部）

情報：カンテレ・フジテレビ