西野七瀬「全部任せられる旦那さんは理想」初ママ役には“すべてさらけ出す”覚悟

西野七瀬＆千葉雄大、初のママ・パパ役

同作は、2013年に中国で放送され、仕事に子育てに奮闘する主人公の姿が反響を呼び社会現象を巻き起こすほど大ヒットとなったドラマ「辣媽正傳（英語タイトル：HOT MOM！）」を、日中共同プロジェクトとして、西野主演で日本版にリメイク。主人公の松浦夏希を西野が演じ、夏希に想いを寄せる大学時代の同級生・三村元哉役を千葉が演じる。

2人は今回初共演で、初のママ・パパ役に挑戦。予告の再生回数がすごいことになっているとMCから報告を受けた西野は「今、『再生回数が！』って言われて急に不安になりました（笑）。特に何も（考えず）“明日公開か”くらいだったんですけど、急に期待されているのかなと思って怖くなってきました」と吐露し、改めて、配信を前日に控えての心境を尋ねられると「“いよいよか”という感じです。皆さんに見てもらえるのは楽しみだと思っています」とニッコリ。

千葉も「皆さんで一生懸命作ったので、早く見てもらいたいなと思いますし、3話ずつ更新なので、配信日を毎週楽しみにしていただけたらいいなと思います」と期待に胸を躍らせた。

また、同作は日本のみならず、アジアの国々でも見ることができるそうで、西野は「不思議な感じですね。自分自身、そういう作品に出たのが初めてなので、海外の方がご覧になったときにどういうことを考えられるのかなと気になったりします」と話し、千葉が「グローバル俳優ですね」とコメントすると、西野は「やったー！」と小さくガッツポーズした。

西野七瀬「全部任せられる旦那さんは理想」

また「元哉という男性はどう？」との質問に、西野は「料理とかやってくれるのでありがたいなと（笑）。自分は、料理はそんなにしたくないなと思うので、全部任せられる旦那さんは理想だなと思います」と回答。家事は得意ではないのかと聞かれると「自分のためにならできるんですけど、もう1人分とかってなるとあんまり…。やったことはないんですけど、自分だけで精一杯って感じです」と明かした。

さらに、赤ちゃんとの撮影で印象に残っている出来事を聞かれると、西野は「私の身近に赤ちゃんの存在がいなかったので、抱っこの仕方からわからなくて、じっくり教えていただきました。あやすのは千葉さんがすごい上手でした」と撮影エピソードを披露。

千葉は「それ現場でプレッシャーだったんですよね。僕がなんかやると泣き止む瞬間は何回かあったんですけど、僕の出番じゃないときも赤ちゃんが泣いちゃったりすると『千葉さんの出番です』って言われて、そういうときに限って泣き止まなくて『すいませんでした…』というのは何回かありました」と苦笑した。

加えて、ファッションも注目ポイントだそうで、衣装について西野は「すごくかわいかったです。夏希は原色とか柄が多くて、目立つような格好が多かったんですけど、そういうパッとした色を着ると自分の気分が明るくなる感じがしました。毎回、本編の終わりにファッションポイントみたいなプチコーナーがついていて、そのために全部の衣装を写真で撮っていただいたんですけど、それは結構大変でした（笑）」と苦労を明かした。

好きな衣装を聞かれた千葉は「なっちゃんが着ればなんでも（笑）」と微笑みつつ、「仕事のときは原色だったりするけど、お家に帰ってくるとカジュアルになるので、ラフな感じも好きですね」と答えた。

MCからもラフな西野がかわいいとの声が飛ぶと、西野は「ただ私はちょっと不安な気持ちで現場にいました。メイクもほぼスッピンみたいな感じで、おでこも出していて、あまりモニターを見たりしなかったので、“どんな風に映っているのかな。不安だな”って思いましたけど、そういう一面も今まであまり見せたことがなかったので、この機会に全部、なんでもさらけ出そうと思ってやっていました」と胸の内を語った。

宮脇亮監督、西野七瀬＆千葉雄大の印象は？

アパレル会社のレディース部門で働き、世界に通用するファッションディレクターを夢見る夏希役を演じる西野は、脚本を最初に読んだ際の感想を聞かれると「パワフルというか、特に好きなことに対しては絶対に誰にも負けたくないみたいな強い女性というイメージがあって、発言や行動も大胆なイメージだったので、自分がこの役をやるとは読んだ段階ではまったく想像ができなくて、“できるかなあ”って初めは不安になりました」と回顧し、「好きなものが好きとか、負けず嫌いとか、根本的なところは私もあるんですけど、それを出さないほうで、夏希は隠さずに突き進んでいく感じなので…」と違いを説明。

一方、元哉役を演じた千葉は「明日は3話まで配信ですが、リリースを読んでいると先のことまで暴露されちゃっているのであれですけど、最初は学生時代から夏希を一途に思い続けて、同窓会で出会うんですけど、ずっと夏希のことを追いかけ続けている一途な男性で、そういう男性が家庭に入ったり、子どもができてどうなっていくんだろうとか、男性の家庭への関わり方だったりが、まだステレオタイプなところがあると思うので、“こういうアプローチもあるんだよ”というのを参考文献として表せたらいいなと思います」とアピール。

「でも、ご夫婦で見られたときに、奥様が元哉と自分の旦那さんを見比べて『あなたは…』みたいなことをいうのだけはやめていただきたいです。それぞれ良さがありますから」と世の男性の味方も忘れなかった。

そんな2人について宮脇監督は「夏希と元哉が悩んで成長していく如く、西野さんと千葉くんもお互いに影響し合って成長していくというか、さっき西野さんが『自信がなかった』って言っていましたが、面と向かって言われたときは“どうしよう…”って思ったんですけど、みるみるお芝居が上手くなって、それは影響し合っているからだなと思って、千葉くんのリアクションでお互いが伸びていくという、劇中とリンクしているなという印象がありました」と評価し、千葉は頼もしかったかと聞かれた西野は「頼もしかったです！『何をやっても千葉くんは大丈夫だよ』って監督さんに言われていたので、安心して一緒に撮影していました」と打ち明けた。

西野七瀬＆千葉雄大がエール

イベントでは、この春から新たな生活を送る人に向けて、2人がエールを送るという企画も行われ、“とりあえずやってみる”と挙げた西野は「これは私自身がよく思っていることなんですけど、とりあえず飛び込んでみようって感じです。後のこととかはそこまで心配せずに、とりあえずぶつかったら面白いんじゃないかなと思います」とエール。

“自分を大切に”と挙げた千葉は「西野さんがおっしゃったように、何かに飛び込んでとりあえずやってみるというのは、僕もすっごい大事だなと思っていて、頑張るときは頑張らないといけないけど、自分を労わることも大事にしてほしいなと思います。美味しいものを食べるでも、美味しいお酒を飲むでも、些細なことでもいいので、そういうことは大事かなと思います」と教授。

自身は自分にどんなご褒美をあげるか追求された千葉は「最近やったのは爆買い。暖かくなってきてお洋服がほしいなと思って買いました」と笑顔を見せた。（modelpress編集部）