蓮佛美沙子、テレ東系ドラマ初主演「理想のオトコ」実写化決定
2021.02.25 06:00
女優の蓮佛美沙子が4月7日からスタートする、ドラマParavi「理想のオトコ」(テレビ東京系)の主演を務めることが決定。蓮佛は同局のドラマ初出演にして初主演となる。
「理想のオトコ」とは
大人になると恋愛に臆病になり、異性と付き合う事が難しくなる。何年も恋愛を休んでいるアラサーヒロインたちの前に現われた10歳年上、10歳年下、同じ年の男たち。仕事仲間、夫、同級生、一夜の相手…大人のラブストーリーが本格的にスタートしてゆく。
立場も年齢も違うから言いたいことが言えなくなったり、むしろ言えたり、素直になれなかったり、甘えられたり。運命の相手とまではいかなくていい、何か足りない気持ちを埋めてくれるのが理想のオトコ?「理想のオトコ」とはどんな人?
原作は「これは恋のはなし」「あのなつ。」などで知られるチカ氏の「理想のオトコ」(講談社パルシィ所載)。LINEマンガにて連載がスタートし、現在までの累計閲覧数は380万回を突破。ヒロインたちの感情に共感者が続出し、等身大のリアル過ぎるストーリーとして人気を集めた同作品は、仕事に恋に、そろそろ将来を真剣に考え始めた男女が繰り広げる心の葛藤を描いた大人の恋物語である。
蓮佛美沙子、テレビ東京系ドラマ初主演
物語の主人公は、恋愛から久しく遠ざかっている独身の美容師・小松燈子(32)。30歳を過ぎてもまったく男っ気がなかった燈子だが、ある日編集者の友人から、これから授賞式に登壇するという10歳年上のマンガ家の身なりを整えてほしいと頼まれる。そのまま授賞式に訪れた燈子は、かつて親しくしていた高校の同級生と再会、その日を境に突然人生一番の“モテ期”がやってくる。そんな主人公・燈子を演じるのは、溢れる透明感と繊細な演技で十人十色の幅広い役をこなし、ドラマ・映画界には欠かせない存在となっている女優・蓮佛。
これまで「恋はつづくよどこまでも」(TBS)、映画「記憶屋」「天外者」など数々の話題作に出演してきたなか、今回は同局のドラマ初出演で初主演を務める。
脚本には、ホームドラマからコメディタッチなヒューマンドラマまで幅広く執筆する小松江里子氏を起用。過去にはNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」で橋田賞を受賞。近年では、東海テレビ「隕石家族」、NHK BSプレミアム「明治開花 新十郎探偵帖」などで活躍している。
監督は、映画「あのコの、トリコ。」やドラマ「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(TX)などを手掛けた宮脇亮氏をはじめとし、北川瞳氏・吉野主氏が集結。主演の蓮佛とは、脚本家の小松氏は映画「天外者」、監督の宮脇氏は映画「ヤウンペを探せ!」に続く再タッグとなる。
同ドラマは動画配信サービス「Paravi」で3月31日夜9時より独占先行配信が決定している。(modelpress編集部)
蓮佛美沙子 コメント
<小松燈子役>32歳で美容室の店長。決して自ら恋愛を絶っていた訳ではないが、気付いたら長い期間恋愛から遠ざかってしまっている。そんな中、10歳年上マンガ家ミツヤスと出会い、同級生の圭吾とも再会。恋をする気持ちを久々に思い出す。
― テレビ東京のドラマ初出演にして初主演となりますが、「理想のオトコ」のオファーを受けた時の思い、原作・台本を読んだ感想などをお聞かせください。
ここまでド直球な恋愛ドラマに参加するのはおそらく初めてなので、オファーをいただいた時は「役を通してどんな気持ちに巡り合えるんだろう」ととてもワクワクしました。原作や台本を読んでも、頭で考えすぎてしまって身動きが取れなくなる大人の恋愛模様がとてもリアルに、そして愛らしく描かれていて、同世代の1人として、共感したり応援したり、あっという間に読み切ってしまいました。
― 演じられる主人公・小松燈子の印象をお聞かせください。
表情豊かな、嘘がつけない等身大の女性という印象です。立ち止まったり悩んだりしながらも、ナチュラルに自分の気持ちを大切にできる人だなと思いました。
― 今回は美容師役となりますが、役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
ナチュラルな等身大の女性という印象なので、創り込んだりはせず、現場で感じたものを大切にお芝居していけたらと思います。燈子としてのキュンとする気持ちやハラハラする感情を、視聴者の方と共有できるように創っていきたいです。
― 見どころなど、視聴者のみなさんにメッセージをお願い致します。
“好き”だけでもだめ、好きじゃないのももちろんダメ。そうやって、年齢とか、立場とか、安心できる未来とか、いろんなものが頭をよぎって前に進めない大人たちの、真っ直ぐで自然体な恋愛ドラマです。「理想のオトコ」というタイトルの意味を、ドラマを観終わった時改めて考えてもらえる作品になるといいなと思っています。キュンとしたりハラハラしたり落ち込んだり、燈子と一緒に楽しんでもらえますように。
原作・チカ氏 コメント
「理想のオトコ」まさかのドラマ化。本当にありがとうございます。驚きました。漫画制作時、私の脳内では漫画の形でのイメージというよりも映像作品としてイメージしながら作っていたりします。それがイメージではなく本当に映像作品として観る事が出来るようになるんですね。コロナ禍での撮影は本当に大変な事かと思いますが、この作品に携わってくださるキャスト様、スタッフ様、関係者の皆様には感謝しかありません。感情だけでは動けない「現実」を知ってしまったからこそ悩んでしまう大人の恋愛模様、たくさんの方に楽しんでもらえましたら嬉しいです。私も楽しみにしております。
テレビ東京ドラマ室プロデューサー・小松幸敏氏 コメント
誰しもが想い描く「理想」の恋愛や結婚でも「現実」は理想通りには中々うまく行かない年齢を重ねる毎に、その理想のハードルも上がりさらに難しくなる。でもこのチカさんの原作漫画を読んだ後に感じたのは、そんなハードルなんて関係ない。大人だからって何かに縛られなくてもいい、逆に大人だから出せる答えもあると思い、企画書にしました。また、色んな意味で決断時期でもある30代の揺れ動く大人の心情を、テレビ東京初出演となる蓮佛美沙子さんがどう演じてくれるのか今から楽しみで仕方ありません。脚本は時代物から青春群像劇、ラブコメディまで多くの作品を執筆してきた小松江里子さんが全話執筆してくださいます。毎回送られてくる台本は、あっという間に読み終えてしまうくらい楽しく、面白い作品になっていると確信しています。
大人だって手を繋ぎたいし、恥ずかしくて言えない事もある。子供のような大人の恋愛模様を楽しんで貰えればと思っています。是非ご期待ください。
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