皇治、現役続行を表明「最終章はこっから始まる」

皇治、現役続行を表明

2020年の大晦日に「RIZIN.26」にて五味隆典と対戦し、惜しくも判定負けを喫した皇治。年明けに自らのYouTubeチャンネル「皇治チャンネル」で配信した動画では「進路はしっかり考えなあかん。ここに目を背けて現役を続行するのは男らしくないし、『引退します』というのも簡単な話やし。しっかり考えて進むことは勇気がいることやから、ちゃんと考えようかなと」と、今後について明言を避けていた。

そして、この日はSNSにてこれまでの激闘やインタビューの様子が集約されたPVを公開。そのうえで「K-1やらで闘うようになって初の連敗 もう限界かな何て何度も考えたて」と、大晦日敗戦後の苦悩を告白した。

さらに、「ただ一回の俺の人生 最高の仲間、ファンを必ず喜ばさせて散る。 この状況でもう終わったと笑っとる坊やらを見返したらイケとるやん。 今は存分に笑って見とれて。 最後に笑いハシャグのは俺らや。 無理と言われ笑われここまで来た挫折なんかクソほど喰らってきたから楽勝や」と“皇治節”で決意表明。「挑戦、不可能なんかにビビっとったら何もでけん」と思いを明かし、「もう一度最高のファンと共に闘い必ず最後は笑う。 俺の最終章はこっから始まるんやで」と、もう一度リングに上がることを記した。

皇治、武尊＆那須川天心らと名勝負

皇治は、打たれ強さと圧倒的なスタミナを武器に、2016年よりK-1の中心選手として活躍。スーパーフェザー級の中心選手として名を馳せ、2018年の武尊戦では歴史的な名勝負を繰り広げた。

「格闘技界を盛り上げたい」という思いを胸に、2020年にはRIZINへ電撃参戦。9月にRIZINデビューを飾り、那須川天心との対戦が実現。判定負けとなったものの強烈なインパクトを残した。

試合前の会見では、相手を煽る歯に衣着せぬ発言で話題を呼ぶこともしばしばで、YouTubeでは100万回再生を超える動画を連発するなど、リングの内外で多くの人々を魅了している。（modelpress編集部）

皇治（こうじ）プロフィール

出身地：大阪府
生年月日：1989年5月6日
身長：173cm
体重：58.5kg
所属：TEAM ONE

2020年12月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム（Mi-glamu）」でファンクラブ「皇治軍団」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。