A.B.C-Z戸塚祥太、本格的な殺陣に初挑戦「通販で木刀を買いました」<未来記の番人>
2021.01.22 15:11
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A.B.C-Zの戸塚祥太が22日、都内で行われた舞台「未来記の番人」(3月12より新橋演舞場ほかで上演)の制作発表記者会見に、共演の松田悟志、冨岡健翔(ジャニーズJr.)らとともに出席した。
戸塚祥太、本格的な殺陣に初挑戦
本作は、聖徳太子が残した“予言の書”を巡る戦いの中で主人公が様々な人と出会い成長していく姿を、史実を織り交ぜながらダイナミックに描いた青春時代活劇エンターテインメント。今回の舞台では、心の心情をダンスで表現する“ダンスカンタービレ”を織り交ぜて上演する。千里眼の異能を持つ主人公・千里丸役を演じる戸塚は、松竹での芝居は5年ぶりだそうで「そんなに時が経ったのかと思う反面、(5年の間に)数々のことを学んだことがたくさんあるので、僕としては古巣に帰ってきた気持ちもありつつ、5年という月日をどのように僕がステージ上で表現できるかというのも楽しみにしながら、東京の新橋演舞場をはじめ、大阪や地方公演もありますので、演劇だったりエンターテイメントを少しでも盛り上げて日本を明るく、お客さまの笑顔の源になれるように、チーム一座で団結して、無事に走り抜けるように頑張りたいと思います」と意気込み、惣田紗莉渚(SKE 48)演じる異能を持つ謎の少女・紅羽の兄で、人々の動きを止める能力を持つ銅吹き職人・巽役を演じる冨岡は「暗い世の中で、下を向きがちな日々ではございますが、この舞台にきていただけるお客さまに少しでも明日への活力、元気というものをお届けできたらなと思います。僕自身、昔からお世話になっている戸塚くんをはじめ、そうそうたるキャストの皆さまと一緒の舞台に立たせていただけること、心から光栄に思っております」と挨拶した。
また、自身の役をどのように演じていきたいか尋ねられると、戸塚は「千里丸は千里眼という特殊能力があることから、村から忌み嫌われていて、両親とは早くに死別したりして、拾っていただいたところで仕えているんですけど、自分の足元に敷かれていたレールを走っていくという生き方で、物語が進行するにつれて自分の意志だったり、志だったりを持って生きてこなかった自分に問いかけるんですけど、そういうもがき苦しみながらも真摯に自分の命を全うしようとする姿を表現できたらなと思っています」と語り、本格的な殺陣は初めてだそうで「台本を読んで(衝撃を受けて)家の中で30分くらい動くのをやめたんですけど、殺陣のシーンが随所に散りばめられていて、“ちょっと戸塚、今の肉体でいけるのか?”って自分で自分に問いかけまして、“今のままじゃいけない”となりました。なので、通販で木刀を買いました。今日、帰ったら届いているんじゃないかなと思います」と告白して会場の笑いを誘った。
続けて、戸塚自身は何か特殊能力を持っていないのかと追求されると「今、ポッと思いつく限りでも78個くらい出てきたので、そこから1つに絞るのかすごく難しくてですね…」とお茶目に答えつつ、「アリ(蟻)と話せたことがあるかもしれないですね。特に幼稚園生のことだったんですけど、アリさんの行列を眺めていて、アリの『早く女王アリのところに行かなくちゃ』とか『このセミの足、重いわ』とか、聞こえていましたね」と返答。これに会場が一瞬、静寂に包まれると「こんな空気になると思ってなかったのですみません」と苦笑した。(modelpress編集部)
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