【RIZIN.26】皇治、五味隆典に判定負け レジェンドと“根性の打ち合い”
2020.12.31 20:36
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ISKA世界ライト級王者・皇治(こうじ/31)が31日、さいたまスーパーアリーナで開催されている格闘技の祭典「RIZIN.26」(フジテレビ系/12月31日よる6時から放送)で五味隆典と対戦し、惜しくも判定負けを喫した。
皇治、五味隆典と“根性の打ち合い”
1Rでは五味の重いパンチを様子を見るように戦った皇治。2R以降は積極的な攻撃を見せたが、残念ながら判定の末に敗戦した。勝利者インタビューにて五味は「悔しいけど準備期間が3週間というのもあるけど、最後の君の根性の打ち合いにあまり応えられなかった。根性あるよ」と、皇治が最後に見せた気迫の連打を称賛。
その五味にコメントを求められた皇治は「すいません!いつもみたいに生意気言えないです。負けて申し訳なかったです」と後押ししたファンに向けメッセージ。「五味選手、心から自分は尊敬しています。本当にパンチ力がやばかったです」と悔しさを滲ませながらも、充実した表情を浮かべた。
皇治「大晦日、判定だめだよ。KOじゃなきゃ」
そして、会見に現れた皇治は「大晦日、判定だめだよ。KOじゃなきゃ。以上」と五味の名言になぞらえて敗戦の悔しさを吐露。「そもそもレジェンドなんでね、リスペクトしてますし。あの人と戦えて良かったですね」と振り返った。また、序盤はフットワークとコンビネーションで相手を揺さぶったが、「作戦通りに戦いましたけど、ほんまに勝たないと意味がなかったんで。勝ってこういう元気のない世の中に少しでも力を与えたかったですけど、まだまだ力不足でしたね」と悔しげな表情。最後には「皇治軍団とかファンとか、俺を支えてくれた周りのチームにすごく感謝しています」と話し、「いろんな誹謗中傷で亡くなってる人たちがいるじゃないですか。ちっちゃい子たちになんべんも言いますけど、そういうのを気にせず頑張ったらいいことあるよっていうのを見せたかったですけど、それが見せれなかったのですごく悔しいです」と唇を噛んだ。
皇治、武尊&那須川天心らと名勝負
皇治は、打たれ強さと圧倒的なスタミナを武器に、2016年よりK-1の中心選手として活躍。スーパーフェザー級の中心選手として名を馳せ、2018年の武尊戦では歴史的な名勝負を繰り広げた。「格闘技界を盛り上げたい」という思いを胸に、2020年にはRIZINへ電撃参戦。9月にRIZINデビューを飾り、那須川天心との対戦が実現。判定負けとなったものの強烈なインパクトを残した。
試合前の会見では、相手を煽る歯に衣着せぬ発言で話題を呼ぶこともしばしばで、YouTubeでは100万回再生を超える動画を連発するなど、リングの内外で多くの人々を魅了している。(modelpress編集部)
皇治(こうじ)プロフィール
出身地:大阪府生年月日:1989年5月6日
身長:173cm
体重:58.5kg
所属:TEAM ONE
2020年12月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「皇治軍団」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
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