日本一のコスプレイヤー・えなこ「偏見の目にさらされる」苦悩告白「情熱大陸」密着で見せたストイックなプロ意識
2020.12.21 11:47
“日本一のコスプレイヤー”と称されるえなこが、20日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(毎週日曜よる11時)に出演。プロのコスプレイヤーとしての苦悩を明かした。
つけまつげのために「まつげはほとんど抜いてしまった」
プロのコスプレイヤーという地位を確立したと言われるえなこ。そのコスプレの再現度やビジュアルのレベルの高さは各分野から絶賛されているが、番組では写真集の撮影に密着。衣装のデザインから撮影の背景、ポージング、編集に至るまでえなこ本人がプロデュース兼ディレクションを行っている様子が映し出された。メイクまで自分で行っているえなこだが、なんとつけまつげをより自然に見せるために、もともとのまつげは「ほとんど抜いてしまった」のだという。
さらに、以前イベントで顔の下からのアップで鼻毛を写されたことがあったことから、今では鼻毛も「すっごい綺麗にしました」と無い状態にしていると、プロならではのストイックな苦労が明かされた。
メイクを自分で行うのも「そっちのほうがキャラになれる」と語り、「写真で可愛く写ればいいと思ってメイクしてるので」「結構とんでもメイク」とユニークな視点も口にした。
誹謗中傷にショックを受けた日々も
CM撮影への密着では、撮影途中に昼食時間となり地元の名物が入ったお弁当を出されたものの「お腹がすごい出ちゃうデザインだから」「お腹が出て、その写真が世の中に出回って『えなこ、デブ』って言われるのが嫌」と昼食を我慢したりと、日頃から仕事に関してはストイックな様子を見せたえなこ。一方で「ただ単に私は好きなものを趣味として普通にやってるだけなのに、わけもなく偏見の目にさらされる」とネットなどでの中傷に心を痛めることもあると告白。「親とかにも言えなかった、言える人はいなかった…」と苦悩を明かした。
イベント減少に「自信がなくなる日が多くなった」
現在は「日常を過ごしている私が、えなこちゃんをプロデュースしている」と心の中で整理をつけることで、活動を展開しているというえなこ。しかし最近ではイベントも中止されることが多く、ファンから「直接エールをいただいていた」機会が減ったことで、「それがないと本当に不安なんですよね、自分に自信がなくなる日が多くなりました」と心細い気持ちになることも。
番組ではグラビア撮影で漫画『BEASTARS』の作者・板垣円留氏に「ありがとうございます」と声をかけられたえなこが、感極まって涙を流す場面もあった。
えなこが所属する株式会社PPエンタープライズは今年9月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「株式会社PPエンタープライズ」を開設。ファンと一緒に会社を盛り上げたという想いが込められ、ファンクラブ名=会社名となった同ファンクラブでは、プランによって「株主会議への参加権」「限定グッズ購入権」「イベント優先入場権」「限定写真&動画閲覧」などの特典を受けられる。(modelpress編集部)
情報:MBS・TBS
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