「半沢直樹」最終回の見どころは?絶体絶命からの逆転に期待の声
2020.09.27 07:00
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俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系日曜劇場「半沢直樹」(毎週日曜よる9時~※今回は15分拡大)の最終話が27日、放送される。ここでは最終話に向けてこれまでのあらすじやブームを振り返る。
「半沢直樹」演技合戦・顔芸…アジア各国でも人気の理由
2013年に大ヒットした人気シリーズが7年ぶりに復活。ベテランキャスト陣のパワーアップした“顔芸”と言われる至近距離での演技合戦やアドリブから生まれる名(迷?)台詞、歌舞伎役者の割合の高さ、それに付随して香川照之がTwitterで毎週のように撮影エピソードを披露するなど、今回も様々な角度から話題を席巻。視聴率は初回から上昇し続け、9話連続で20%台をキープしている。顔芸や名台詞はネタとして二次創作にも発展しやすく、7年前に比べてより発展したSNS社会との親和性の高さはピカイチ。同局系情報番組「新・情報7daysニュースキャスター」(毎週土曜よる10時~)で26日に放送された“国境を越えるアジアのエンタメ“特集では、同作が韓国や台湾、香港といったアジア各国でも数週遅れで放送され、オーバーな演技が受け、ブームを巻き起こしていると報じた。
「半沢直樹」ストーリーの面白さは少年漫画と共通
ストーリーは半沢直樹(堺)が東京セントラル証券に出向したところから始まり、前半はIT企業・スパイラルの買収劇をめぐり、粉飾を突き止めた半沢が本店へ復帰するまで。後半は再び舞台を東京中央銀行に戻し、帝国航空再建プロジェクトを任された半沢が銀行が長年隠してきた新たな不正に立ち向かう姿を描いてきた。箕部幹事長(柄本明)を始めとする政府というとてつもない大きな存在を敵に回すというスケールアップしたストーリーで視聴者を夢中にさせている。
また、前作で宿敵だった大和田(香川)と共闘したり、同じく前作では対立していた国税庁の黒崎(片岡愛之助)が手を貸したりと、その展開は古き良き少年漫画との類似点を指摘され、ネット上では「ドラゴンボール」と重ね合わせる声が多いのも興味深い。
絶体絶命の半沢の結末は?
前回第9話では、不正の決定的証拠を見つけ出したのにも関わらず、大和田と中野渡頭取(北大路欣也)の裏切りにあい、箕部含め3人に対して1000倍返しを誓った半沢。絶体絶命の危機に立たされたが、全身全霊の倍返しを叩きつけることができるのか?予想がつかない展開だけに視聴者からは「1000倍返し楽しみすぎる!」「最後まで目が離せない…」「楽しみdeath」と結末に期待の声が殺到。「確実に半沢ロスになる」「半沢がない日曜日は考えられない」と早くもロスに陥る人も多かった。
大和田、黒崎、箕部を始めとした強烈キャラクターの顔芸とセリフ、妻・花(上戸彩)との癒やしシーンなど…一瞬たりとも見逃せない最終回となるだろう。
なお、20日より無料見逃し配信サービス「TVer」「TBSFREE」で1週間限定で第1話~第9話までを配信している。(modelpress編集部)
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