乃木坂46生田絵梨花、涙のクランクアップ 主演ドラマメイキング配信決定＜とどけ！愛のうた＞

生田ほか、柿澤勇人、斉藤慎二（ジャングルポケット）、シルビア・グラブ、橋本じゅんら豪華俳優陣が顔を揃えたことでも注目を集めた今作。生田は、恋愛に対して奥手なところがあり、好きな人の前では素直になれないヒロイン・希奈梨を演じている。

生田絵梨花ら、コロナ禍の舞台裏とは

コロナ禍で生まれた今作は、何もない白紙の状態から2か月で制作。本読みから稽古、歌収録、撮影当日まで、激動の舞台裏の様子を収録したメイキング映像の中では、短い期間で制作に取り組むキャスト・スタッフの姿が映し出され、それぞれが熱い思いを明かす。

キャストらが初めて集まった6月、生田は「この期間で舞台が中止になったり、すごくもどかしい思いを抱えていたので、このドラマを観てどこか寄り添えるようなものができるように尽力できたら」と意気込み。企画・プロデュース・総合演出であるTBSの服部英司氏も「いつどんな時でもエンターテインメントを出せるんだ、という気構えを持って何かできないかなと。コロナで苦しんでいる方々、我々の同業の人間で辛い思いをしている人間にも、思いを馳せてお届けできれば」と挨拶した。

柿澤、斉藤、シルビア、橋本ら俳優陣のコメントも集約。それぞれが当時抱えていた思いや情熱が伝わるメイキング映像となっている。

生田絵梨花、涙のクランクアップ

また、撮影は都内のスタジオにて、キャスト5人が別々の部屋で進行。設定は“リモート飲み会”という慣れない撮影環境の中で、お互いに声をかけ合い、一丸となってキャストが撮影に挑んだ。

クランクアップ時には、涙で目を潤ませる場面もあった生田。「不安もあったが、皆さんの情熱を感じた現場だった。こういった時期だからこそできることがある。今は舞台やエンターテイメントが制限される時期で、なかなかお客様に届けることが難しいけれども、こうやってみんなでできたということが届いて、何か心に響いて、また日本が明るく盛り上がるといいな」と、涙を見せながらも、晴れやかな表情で語った。

柿澤勇人ソロバージョン「素直になりたくて」も

さらに、メイキング映像の後には今作のデュエット楽曲「素直になりたくて」をアレンジした柿澤ソロバージョンも収録。今回のアレンジについて、作編曲・音楽監督を担当した服部隆之氏は、「歌詞は変わらないが、ギターがメインとなり、全体的には温かみが増した」と話す。

デュエットからソロへ、大きく生まれ変わった同曲を、スペシャルライブバージョンで届ける。

生田絵梨花、撮影の裏側語る

新型コロナ感染拡大のために自粛生活を送る中、「リモート飲み会」をきっかけに町の小さな印鑑屋・真壁印章の社員たちが抱えていた“思い”が動き出していく姿を描く今作。劇中で歌われるミュージカルナンバーは、作編曲、音楽監督を隆之氏、作詞を森雪之丞氏が務めるという豪華タッグが実現。音楽的にも聴きどころ満載である。

そして、Paraviでは生田、柿澤、斉藤の3人が全5話のオーディオコメンタリーに参加した「とどけ！愛のうた 副音声版」も独占配信中。キャストが撮影の裏側を語る。（modelpress編集部）