A.B.C-Z橋本良亮「特捜9」で“遺体役” 刑事ドラマ初挑戦
2020.06.17 21:54
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A.B.C-Z橋本良亮が、V6の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season3」(毎週水曜よる9時~)の第6話(24日放送回)にゲスト出演することがわかった。
橋本良亮、刑事ドラマ初挑戦で“遺体役”
新シリーズが待望の再開を果たした同作。老人介護施設を舞台に、お年寄りたちを陥れる卑屈な犯罪のてん末を描くこの回で、橋本は施設に出入りするサラリーマンの天野祐介を演じることに。仕事抜きで施設を訪ね、お年寄りたちの世話を親身に焼いていた天野。ところが彼には、お年寄りたちを苦しめる、“裏の顔”があることが判明して…。ドラマ冒頭から登場する天野だが、なんと遺体。誰かに殺されたのか?天野の死をめぐり、周囲の人々のさまざまな思惑が入り混じった、複雑で見ごたえのある物語が展開していく。
橋本にとって、刑事ドラマに加え、登場からいきなり遺体という役柄は初めての挑戦。さらに今回は先輩の井ノ原だけでなく後輩の宮近海斗(ジャニーズJr./Travis Japan)とも共演ということで、「真ん中のポジションとして、与えられた役割をしっかり果たしたい」と強い意気込みで撮影に参加。その思いの表れか、撮影初日に行われた階段を転げ落ちる場面では、見事1回でスタントを決めたのだった。
裏表のない好青年と思いきや、物語が進むにつれ、天野には別の顔があることも判明し…。天野の死にはどんな真実が隠されているのか…?橋本の熱演に注目だ。(modelpress編集部)
橋本良亮(天野祐介役)コメント
―― 先輩が主演の作品にゲスト出演される心境いかがですか?聞いたときはめちゃくちゃ嬉しかったですね。井ノ原さんが主演というのもありますし、何回もA.B.C-Zの舞台を観に来てくださったことがあり、お褒めの言葉だけでなくダメ出しも的確にしてくださって、そんな井ノ原さんのアドバイスのおかげで自分なりに芝居が良くなった時もあったんです。
今日が撮影初日でしたが遺体役なので(笑)、「井ノ原さんとちゃんと芝居がしたかった!掛け合いがしたかった!」という気持ちはあります (笑)。次はぜひ、セリフのやりとりがしっかりある形で共演したいです。井ノ原さんはカメラが回ってないところで、犬が好きだとか、動物の話をしてくれました。きっと僕が緊張しているのを気づかれたのでしょうね。井ノ原さんと話しているだけで、ずいぶんと気持ちが楽になり助かりました。
―― 初挑戦となる刑事ドラマの現場の雰囲気はいかがですか?
ピリピリとはまではいかないものの、どこか“締まっている”感じがします。まだまだドラマの経験も少ないですし、刑事ドラマだから考えれば当たり前ですけど、パトカーを見たとき「あれ、なんかあったのかな?え、事故!?」と普通に思ってしまって。そのあとで「そうだ、今日は俺が殺されるんだ」と思いました(笑)。
―― いざ、撮影が始まるといかがでしたか?
井ノ原さんに加え、後輩の宮近くんもいるので、正直プレッシャーはありました。先輩と後輩の間に挟まれているじゃないですか。ドラマ中での役割を果たしたかったし、後輩にしっかりしたところを見せたかったし。「宮近くんはどんな感じだろ?」とチラッと見たら堂々と演じていたので、それでまたプレッシャーを感じて(笑)。
―― 遺体を演じての感想は?
僕、たまにプライベートで友達に死んだフリのドッキリをやるんですよ。遺体役はまあまあ慣れているつもりなので、ちょっとは自信ありました(笑)。ちゃんと息止めて、心臓を膨らませないようにと意識して。ただ実際、ドラマで演じてみると、考えが甘かったと実感しました。横たわっているだけなのに、こんなに難しいんだと。
それと階段から転げ落ちるところは、アクションが難しかったですね。A.B.C-Zはアクロバットが得意と思われているんでけど、僕はあまり得意じゃないんですよ(笑)。だから監督さんから「すぐにできるでしょ」と言われ、焦っちゃいました。
―― となると、何テイクかされました?
いや、一発で成功させました! 頭ぶつけないように、ケガしないように注意して、思い切って転がり落ちました。スタントマンさんからも「やっぱりジャニーズの人はアクション上手い!」とお褒めの言葉をいただきました!
―― 天野のどんなところを視聴者やファンのみなさんに見ていただきたいですか?
台本を最初に読んだとき、「悪い奴なのか?」と思ったんですけど、「実はこいつ、優しいんじゃない?」と感じる場面もあって、難しい役だと思ったんです。最終的に僕の中で「こっちの方向性でいきたい」というプランを見つけられました。天野の良いところだけでなく、悪いところもひっくるめて、天野の人間性を表現できる芝居をするつもりなので、期待してほしいです。
僕自身、地上波のドラマに出るのが久しぶりなので、舞台などで経験を積んだ橋本良亮の芝居がどんな風に変化したのかも見てほしいですね。冒頭のところは、「橋本、死んでるー」とぜひ楽しんでください!
あらすじ
公園で若い男性が頭から血を流して亡くなっているのが見つかる。どうやら、石段から転落したようだった。浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班が現場に駆け付けると、ベテラン鑑識官の猪狩哲治(伊東四朗)を見つける。鑑識官たちが臨場を進める一方、地面には車いすの轍の跡が縦横についていた。亡くなったのは天野祐介(橋本良亮)という青年で、職業は顧客の資産を運用するライフスタイルアドバイザーと判明。倒れていた彼を見つけたのは、近所にある老人介護施設の介護士だった。レクリエーションをするため公園に出かけたところ、入居者の大谷真二郎(原金太郎)がいなくなり、探している途中で天野の遺体を発見したのだ。
驚くことに、天野は老人介護施設に出入りしていた。それも仕事でなく、ボランティアとしてお年寄りたちの面倒を見ていたという。直樹がお年寄りたちに話を聞く限り、天野は好青年に思われたが、そこに大谷が現れ「天野は死んで当然の男だ!」と言い出す。
天野は昨年結婚したばかりで、妻は出産間近だった。青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は妻から、優しかった夫がここ数か月、様子がおかしかったとの証言を得る。天野には、別の顔もあったと判明するが…?
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