平祐奈は「かわいい娘」高橋克典が首ったけ「うちのイモーレ」<ひまわりっ~宮崎レジェンド~>
2020.02.10 20:37
女優の平祐奈と俳優の高橋克典が10日、神奈川県内で行われたUMKテレビ宮崎開局50周年ドラマ「ひまわりっ~宮崎レジェンド~」(テレビ宮崎にて2020年5月中旬より放送予定、全10話)のクランクイン報告&囲み取材に、共演の井上祐貴とともに出席した。
高橋克典、平祐奈は「うちのイモーレ」
本作は、人気漫画家・東村アキコ氏(宮崎県出身)の原作漫画を実写ドラマ化するもので、南国・宮崎を舞台に主人公・アキコ(平)が、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父・健一1号(高橋)と、植物にやたらと詳しい超天然な彼氏候補・健一2号(井上)に振り回されながらも漫画家を目指す姿を描く、宮崎スタンダート満載の超ローカルコメディ。撮影に入っての感想を聞かれると、平は「撮影に入って3日目なんですけど、すごくいい空気感で、すごく楽しく和やかな雰囲気で毎日笑って過ごしています」と笑顔で語り、「特にお父さんとのシーンでは笑いをこらえるのに大変なくらい面白いので、ここから2週間ちょっと毎日、現場に来られるのが楽しみだなって思っています」と挨拶。井上も「こんなにコメディばかり集まったドラマってなかなか珍しいのかなって思いながら、現場に入ってみると、想像していた以上に笑いが耐えない現場で、お父さんが出て来るシーンは見応えがあるし、いつ見ても笑えるシーンになっているので、それも含めてぜひ楽しみにしていただきたいなと思います」とアピールした。
また、高橋は「若者たちと楽しくやらせていただいております。こう見えて祐奈ちゃんは面白いです。かわいくてかわいくて、うちのイモーレで、私生活では男の子がいるんですけど、かわいい娘が持てて幸せです」と目尻を下げ、「昔『(特命係長)只野仁』という作品がございまして、『もうやらないのではないか』と言われておりましたけど、オフィスのシーンがございまして、昼・只野という感じで、まるであの人が宮崎に逃げてきてやっているような感じがします。自分でやりながら彷彿としております。ぜひご期待ください」とコメントして笑いを誘った。
平祐奈、初のOL役「不安も少しはあった」
今回、東村氏のOL時代の役を演じている平は、今回OL役が初めてだそうで「学生役が多いので、初めて社会人の役で、“やっとできるんだ!”って」と目を輝かせ、「でも、(OLに)見えるのかなって不安も少しはあったんですけど嬉しいです。こうしてオフィスで制服を着ていることも新鮮です」と声を弾ませた。さらに、原作を読んでの感想を求められた平は「原作の1巻と2巻が主にこのドラマで描かれているので、似ている部分があって、台本を読んでいると“ここの漫画に出てきた”って箇所が多いので、リンクしているので、原作を読まれていた方も楽しめるだろうなというお話になっています」といい、「そういった意味で私たちも台本を読んでイメージしやすいので、(漫画と)同じポーズをしていたり、表情とか、毎回台本と照らし合わせながら撮影しています」と語った。
一方、これまで演じてきた役とはまったく違う役を演じている高橋は「まさに昨日、大河ドラマ(『麒麟がくる』)のオンエアで、織田信秀は最期、破傷風で亡くなるんですけど、毒が回ってきて気張って入るんですけど、中のエネルギーがないといういい芝居をしたと思うんですけど…ここ笑っていただいてけっこうなんですが」と自画自賛して笑わせ、「そのあとに、実は銀行マンと渋い刑事の役をやらせていただいて、1日も休みがなくこっちにクランクインしたんですけど、(これまでの役とギャップがありすぎて)“もう大河の話はこないかなあ…”って思いながら…」と嘆き、「そうしたら宮崎に責任を取ってもらおうと思います」とスタッフをチラ見した。
加えて、宮崎テレビのアナウンサーから宮崎弁を絶賛された高橋は「メイクさんが宮崎の人なんですけど、適当に(台本を)読んでみたんですよ。『ほとんどイケてます』って。僕の妻の実家が熊本の天草なので、ちょっと耳馴染みはあったのかなって感じです」と胸を張り、「今までで1番なまった宮崎弁を聞いたのは、デビュー前の蛯原友里ですね。すごく訛っていて、“大丈夫なの?こいつで”って思いましたね。そのあとエビちゃんになっちゃってびっくりしました」と回顧して会場を沸かせていた。(modelpress編集部)
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