伊藤英明、噂が広まり市川海老蔵に謝罪<病室で念仏を唱えないでください>
2020.01.09 18:39
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俳優の伊藤英明が9日、東京・梅田の善立寺で行われた自身が主演を務めるTBS系金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(1月17日より毎週金曜よる10:00~)の製作発表に、共演の中谷美紀、ムロツヨシ、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、松本穂香、余貴美子とともに出席した。
伊藤英明、市川海老蔵に謝罪
同作は、主人公・松本照円(伊藤)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬこととは何か」を問う1話完結形式の医療ヒューマンドラマ。人を救うことに誰よりもこだわる僧侶で救急医の主人公・松本照円を演じる伊藤は、冒頭の挨拶で「自分自身、近年、子どもが2人生まれて、その中で20代の頃から見守っていただいていた第2の父親と言っても過言ではない事務所の社長を亡くし、そして本当にかわいがっていただいていた津川雅彦さんを亡くす中で、生と死という自分自身の人生の岐路を感じているときに、こういう素晴らしい役をいただいたことに感謝を感じつつも、深い縁を感じています」としみじみコメント。
「今、素晴らしいキャストと素敵なスタッフに囲まれながら撮影をしておりますが、手応えを感じております」と自信を覗かせた。
また、3年以上伸ばしていたという髪を丸刈りにし、仏教や医療の現場に赴いて取材や訓練を行ったという伊藤は、「僧侶の役ということで、般若心経やいろんな神語を覚えるところから、3ヶ月以上準備をしてきたんですけど、その中で般若心経を覚えるにあたって、毎日5回は読むようにしていて、ジムのお風呂で坊主頭でよくお経を唱えていたんですけど、市川海老蔵さんがジムでお経を唱えているって噂が広まって…」とエピソードを披露。
「これが解禁されてからは伊藤英明がお経を読んでいたということで収まりはついたんですけど、その間に不気味がられた市川海老蔵さんに対して謝りたいなと思っております」と謝罪をして会場を沸かせた。
ムロツヨシ、ドラマへの意気込み語る
同作で、松本と衝突する天才心臓血管外科医・濱田達哉を演じるムロは「お正月は地元の横浜に帰省しまして、友だち、親族、姪っ子・甥っ子たちから『次は何の役をやるの?』と聞かれ、『天才心臓外科医』と答えたら、ずっと笑われました…」と打ち明けて笑いを誘い、「そいつらを見返すためにこのドラマを頑張りたいと思います」と力を込めた。また、役作りについて聞かれたムロは「どの作品でも何かを作るというよりは、台本に書いてあることをやっていこうというのが僕はお芝居だと思うんですけど、まずは監督と相談したわけではなく、説得力が増すように、取材などでは初の医療ドラマなんですけど、11回目ですって言っています」と嘘をついていたことを告白し、「まずは嘘から初めて固めて、濱田の人格もありますし、嘘もあると思うので、そういう意味での役作りはしております」と語った。
ムロツヨシ、同い年の伊藤英明に嫉妬?
さらに、伊藤と中谷とムロは同い年とのことで、共演しての感想を求められると、ムロは「同い年と言っても僕は20代のときは(2人をテレビなどで)見る側だったので、“伊藤英明だ!中谷美紀だ!”ですよ、最初は。今は共演者だからそんなことはありませんけど!」といい、「20代に私がバイトをしている頃、2人はバリバリ映画ドラマやっていたわけですから。(伊藤は)『海猿』やっていたわけですから。“なぜ海猿になれないんだ!”って思っていたんですから」と声を荒らげた。しかし、ふと我に帰り「すいません、局が違いました。私は大きなミスを犯しましたね」謝罪。続けて、「『海猿』に出られていた方がほぼ同世代で、出られないことが悔しくて、日々バイトをしておりましたから、今43歳、44歳で共演しております。…書かないでください」と記者にお願いしていた。(modelpress編集部)
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