中尾明慶、沢尻エリカ容疑者の逮捕で言及　自身も経験“再撮影”の苦労語る

沢尻エリカ容疑者、合成麻薬所持容疑で逮捕

沢尻容疑者は16日、東京都目黒区の自宅マンションで違法薬物である合成麻薬（MDMA）を所持していたことにより現行犯逮捕。「大麻、MDMA、LSD、コカインを使用していた」「10年以上前から違法薬物を使用していた」と供述しているようだが、尿を鑑定したところ違法薬物の反応は全く出ていないという。

中尾明慶、大河ドラマ再撮影を語る

沢尻容疑者が出演する予定で撮影が進んでいた来年度のNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』については、川口春奈を代役に起用して再撮影することになっており、『ワイドナショー』にゲスト出演していた中尾明慶は「僕は一視聴者として楽しみにしていたので、少し（放送を）遅らせてでも撮り直したほうがいいかなと」とコメント。隣に座っていた泉ピン子に首を傾げられながらも「視聴者の方が楽しめますかね？」「（沢尻容疑者が撮影していた）10話までで、大河ドラマはもっと続くので、11話からキャストが変わるのが違和感ある。まだ撮り直した方が良いと思います」と自身の考えを打ち明けた。

中尾自身、ドラマ『Jimmy～アホみたいなホンマの話～』（Netflix）で、ともにW主演を務めた俳優が不祥事を起こし、代役として玉山鉄二と全編撮影し直した経験があることから、大河ドラマ出演者は「苦労されると思います」と難しい表情。「どうしても前の方のお芝居が残っている、間の感覚とか不思議と。そこを変えてアジャストするのは苦労されると思います」と強く話した。

泉ピン子「濃姫に選ばれていたら自覚しなさいよ」

一方、ピン子は再撮影に反対で「濃姫（沢尻容疑者が演じた役）なんて選ばれた人がやるのよ」「濃姫に選ばれていたら自覚しなさいよ」と選ばれた人だからこそ演じられる役柄であることを強調。それとともに「もし私が出てたらもう1度セリフを覚えて1回からやつなんて嫌」としつつも、大河ドラマ出演経験者として「役者として大河ドラマに選ばれた時、金屏風の前で会見したときに緊張した。一世一代なんですよ」と語った。

松本人志、法制度に言及

そして、松本人志は「何について話していいかわからない」と、沢尻容疑者の尿鑑定が陰性だったことに戸惑いの表情。「今回のことはまだわからないですけど、もっとみんなで議論してほしいのは法をもっと厳しくしてほしい」と違法薬物に対する法制度について言及した。（modelpress編集部）

情報：フジテレビ