2019年新語・流行語大賞 ノミネート語30発表<一覧>
2019.11.06 14:00
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「2019ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30が6日、発表された。
ノミネート語30リスト(50音順)
・あな番(あなたの番です)・命を守る行動を
・おむすびころりんクレーター
・キャッシュレス/ポイント還元
・#KuToo
・計画運休
・軽減税率
・後悔などあろうはずがありません
・サブスク(サブスクリプション)
・ジャッカル
・上級国民
・スマイリングシンデレラ/しぶこ
・タピる
・ドラクエウォーク
・翔んで埼玉
・肉肉しい
・にわかファン
・パプリカ
・ハンディファン(携帯扇風機)
・ポエム/セクシー発言
・ホワイト国
・MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
・◯◯ペイ
・免許返納
・闇営業
・4年に一度じゃない。一生に一度だ。
・令和
・れいわ新選組/れいわ旋風
・笑わない男
・ONE TEAM(ワンチーム)
「令和」「タピる」「あな番」…ラグビーW杯関連も多数
「新語・流行語大賞」は、今年1年の間に発生した多種多様な「ことば」の中から、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。1984年に創始され、毎年12月初めに発表。「現代用語の基礎知識」収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)で構成される。
今年の傾向は、「明」と「暗」がはっきりした年に。「明」は、初出場で初優勝。日本人では42年ぶりに全英女子オープンを制したスマイリングシンデレラ。そして、最も注目されたのはラグビーワールドカップ関連の用語の数々。「ONE TEAM」をはじめ多くの言葉が人々に受け入れられた。「暗」では、台風関連の用語がマスコミを賑わせた。
また、新元号「令和」が発表され、さまざまな派生表現も誕生。令和おじさん、令和婚、令和の怪物、令和初、令和最初の…など。タピオカパールをミルクティーなどの飲料に入れた台湾発祥の「タピオカドリンク」も流行に。タピオカドリンクを飲むことをあらわす「タピる」「タピ活」などの派生語も生まれ、インスタ映えすることでブームが継続した。
秋元康企画の日本テレビ系テレビドラマで、25年ぶりの2クール=半年連続ドラマとして話題を呼んだ原田知世・田中圭W主演「あなたの番です」は、視聴者による「考察合戦」がネット上で繰り広げられるほど、予想できない展開で人気を博したほか、二階堂ふみ・GACKTのW主演映画「翔んで埼玉」や、米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手掛け、5人の子どもユニット・Foorinが踊るダンスが人気となったNHKの「2020応援ソングプロジェクト」の曲「パプリカ」などがノミネートされた。
このノミネート語の中から「2019ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンならびに年間大賞を、12月2日午後5時に発表。表彰式は午後5時より帝国ホテルにて開催される。
昨年の流行語大賞は
なお、2018年の流行語大賞トップ10に選出されたのは、平昌冬季オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表・ロコ・ソラーレ(LS北見)が試合中の会話で使っていた「そだねー」、試合中に軽食をとる「もぐもぐタイム」、サラリーマン同士の恋愛を描き大反響を得たドラマ「おっさんずラブ」、サッカー・ワールドカップ・ロシア大会でゴールを決めた大迫勇也選手を称えるセリフから波及した「(大迫)半端ないって」、NHK番組「チコちゃんに叱られる」より「ボーっと生きてんじゃねーよ!」などだった。(modelpress編集部)
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