香取慎吾、19年ぶりのお母さん役「慎吾ママを見てくれていた人たちに向けて」
2019.09.24 05:00
香取慎吾が出演するTVCM「涙の味 おじさん篇」が、24日より放送される。
香取慎吾、慎吾ママから19年
香取が食堂のおかみさん“慎吾母”に扮した同CM。「おっはー」の挨拶で日本中の子どもたちを虜にした慎吾ママから19年、久々にお母さん役を演じることになった香取は「最近気が付いたんですが、あの頃“おはロック”を踊っていた世代が、社会人になって頑張っている。そして今僕は、19年前に慎吾ママを見てくれていた人たちに向けて、『みんな疲れているでしょ、お疲れさま。美味しいもの食べなさい』と言ってあげられる。そう思うと、本当に素晴らしい仕事だなと思うんです」と感慨深げに語った。続けて「撮影中に面白かったのが、僕の母役が板につきすぎていたせいか、『あらやだ!』なんて女性っぽい言葉をしゃべっても、全く違和感がなく撮影が進むんです(笑)。普通は俳優が女性言葉で話すと、カットした瞬間周囲がざわつくはずなんです。これはなかなかないことですね!」と自然すぎる母の演技に、誰一人違和感を感じていなかったことを紹介。さらに「慎吾ママの時も少し使っていましたが、やはり慎吾母が言うなら『おっつー』でしょうね(笑)。『お疲れさま!ちゃんとご飯食べてね!』という気持ちを込めてね」と、慎吾母のキメ台詞も考えていることを明かした。
香取慎吾、プロ魂で汗もコントロール?
CM撮影は、気温30度以上の真夏日の中で実施。厚手の和装だった香取だが、「役に入り込むスイッチを入れたので、じんわりとした汗しかかきませんでした」と高いプロ意識を垣間見せた。そして、役者として真剣に慎吾母というキャラクターに向き合う香取の前に舞い降りたのは、思わぬ大御所俳優の2人。「撮影を振り返ると、尊敬する西田敏行さんと、田中邦衛さんの雰囲気が出てきたかもと思いました(笑)。普段の芝居ではあまりそういうことは考えませんが、今日は西田さんと田中さんが凄く浮かびましたね。年齢を重ねた自分が、みなを温かく迎えるお母さんを演じるとお2人みたいな雰囲気がでるのかなと(笑)」と明かした。
ファーストサマーウイカが出演
また、CMの中で失恋に涙する女性を演じているのは、バラエティ番組などでみせる歯に衣着せぬトークが話題のファーストサマーウイカ。正に幼少期に慎吾ママを見ていた世代で、「慎吾ママは当時の子どもたちのアイコンでした。ママはパワー全開で元気なイメージでしたが、慎吾母は落ち着いていて安心感がある。慎吾ママは私たち世代のお母さんの代表のような存在だったので、大人になった今、慎吾母と一緒に仕事をさせて頂くのは、父親とサシで飲みに行くような感じですね(笑)」と、当時を振り返りながら共演の喜びを語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】