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吉沢亮「大河ドラマ」主演起用理由は?「なつぞら」スタッフも絶賛<青天を衝け>

2019.09.09 19:36

NHKは9日、同局にて「2021年大河ドラマ」制作・主演発表会見を行い、タイトルが『青天を衝(つ)け』に決定し、主演を吉沢亮が務めることを発表。会見終了後、制作統括の菓子浩氏が囲み取材に応じた。

  
菓子氏は、すでに主人公は渋沢栄一氏と決めた上で、これまで吉沢が出演した作品を見てオファー。新一万円札の顔となる渋沢氏だが、「お札は晩年の肖像ですが、完成された成功した人というより、すごくチャレンジを続けて、瑞々しくて若々しい渋沢さんを切り取りたいとなったときに、お願いする役者さんも40代でなはく、20代で、すごく活躍されていて、しかも、芝居が託せる方を探していたときに、出演している芝居をみて吉沢さんにしました」と経緯を説明した。

しかし、菓子氏も脚本家の大森美香氏も、一度も吉沢と会ったことがなかった。そのため、「知らずにお願いしますというより、これから長くやっていくので、ちょっと雑談していく中で、お顔もわかって、お人柄もわかって、しっかりお話をしました」とオファー前に吉沢と面談し、それからオファーしたことを明かした。

吉沢亮を「なつぞら」スタッフも絶賛

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また、同ドラマには、現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(毎週月曜~土曜あさ8時~)のスタッフも参加するそうで、『なつぞら』スタッフも吉沢を絶賛していたという。「お芝居のこともそうですし、このドラマも長丁場なので、現場スタッフの話は参考になりました」とのこと。

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さらに、『なつぞら』では、山田天陽役で“天陽ロス”を巻き起こしている。そのため、今回の「2021年大河ドラマ」発表はタイミングを狙ったのか聞かれた菓子氏は「全然狙ってないです」と否定し、「日取りを決めるのってたくさんの作品に入っているので、広報がだいぶ前から調整しています。だから、いち視聴者として見ていて、『おー死ぬのか』と思いました」と明かした。


吉沢亮、2021年大河ドラマ主演

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“大河新時代”第2弾、4Kフル撮影による大河ドラマ第60作。その主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」。幕末から明治の激動の時代を描く。

「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一は、約500もの企業を育て、同時に約600の社会公共事業にも関わった。晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補にも2度選ばれている。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人だった。

脚本を担当するのは、連続テレビ小説『風のハルカ』『あさが来た』などの大森美香氏。大河ドラマの執筆は今回が初となる。

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現在大河ドラマは、中村勘九郎・阿部サダヲW主演の『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』が放送中。2020年1月からは、俳優の長谷川博己主演の『麒麟(きりん)がくる』が放送される。(modelpress編集部)

吉沢亮(よしざわりょう)プロフィール

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1994年生まれ、東京都出身。特技は剣道で二段の腕前。『仮面ライダーフォーゼ』シリーズで注目を浴び、その後数々のテレビドラマ・映画に出演。『リバーズ・エッジ』で第42回 日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2019年の映画『キングダム』では、若き王・エイ政と奴隷の少年・漂の二役を熱演。連続テレビ小説「なつぞら」では、ヒロインの幼なじみ・天陽役が大反響を呼んだ。大河ドラマへの出演は今作が初めてとなる。

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