吉沢亮、1ヶ月半前に大河主演オファー「ビクビクして過ごした」“天陽ロス”で「タイミングばっちり」＜青天を衝け＞

吉沢亮、大河ドラマ「青天を衝け」主演オファー時は「緊張とかそういうレベルまでにいかなかった」

主演のオファーを聞いたのは発表の約1ヶ月半前だったと言い、脚本を担当する大森美香氏と、制作統括の菓子浩チーフプロデューサーに同局で会っていたという吉沢。「その時はただお話するだけで大河の話は一切しなかったのですが、数日後にマネージャーさんから『大河の主演が決まりました』って聞いて、びっくりしすぎて、本当に信じられなかったですね。大河ドラマの主演ですから、とんでもないじゃないですか。まさか自分に来るものだと思ってもいないので…。だからびっくりしすぎて緊張とかそういうレベルまでにいかなかったです」と主演のオファーを受けた時の心境を振り返った。

さらに、「マネージャーさんから『発表までの1ヶ月半の間にこの話が漏れたら主演変わるからね』とすごい脅されてビクビクして過ごしました（笑）」と笑いを誘う場面も。「（無事に発表ができて）安心しています（笑）」と安堵の表情を見せていた。

吉沢亮“天陽ロス”からの大河ドラマ「青天を衝け」主演発表に「タイミングがばっちり」

また、現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』（毎週月曜～土曜あさ8時～）では、山田天陽役で“天陽ロス”を巻き起こしていることから、「本当にありがたいです。ちょうど先週の23週目が天陽の最後の週で“天陽ロス”という言葉が僕のところにも届いていたので、そのタイミングで大河ドラマについて発表になるのは、『こんなことあるの？』ってくらい、タイミングがばっちりだなと思います（笑）」とにっこり。

そして「“天陽”で僕を知ってくれた方がたくさんいると思いますので、また天陽とは違う面白さをちゃんと届けられるように頑張りたいと思います」と大河ドラマへの意気込みを語った。

吉沢亮、2021年大河ドラマ主演

“大河新時代”第2弾、4Kフル撮影による大河ドラマ第60作。その主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」。幕末から明治の激動の時代を描く。

「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一は、約500もの企業を育て、同時に約600の社会公共事業にも関わった。晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補にも2度選ばれている。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人だった。

脚本を担当するのは、連続テレビ小説『風のハルカ』『あさが来た』などの大森氏。大河ドラマの執筆は今回が初となる。

現在大河ドラマは、中村勘九郎・阿部サダヲW主演の『いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）～』が放送中。2020年1月からは、俳優の長谷川博己主演の『麒麟（きりん）がくる』が放送される。（modelpress編集部）

吉沢亮（よしざわりょう）プロフィール

1994年生まれ、東京都出身。特技は剣道で二段の腕前。『仮面ライダーフォーゼ』シリーズで注目を浴び、その後数々のテレビドラマ・映画に出演。『リバーズ・エッジ』で第42回 日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2019年の映画『キングダム』では、若き王・エイ政と奴隷の少年・漂の二役を熱演。連続テレビ小説「なつぞら」では、ヒロインの幼なじみ・天陽役が大反響を呼んだ。大河ドラマへの出演は今作が初めてとなる。