脱退発表の関ジャニ∞錦戸亮、異例のグループ兼任・演技派俳優としての顔…多くの功績残す<略歴>
2019.09.05 18:13
5日、関ジャニ∞の錦戸亮(34)がジャニーズ事務所を退所し、グループを脱退することが発表された。ここでは錦戸のこれまでの活躍をまとめる。
関ジャニ∞メンバーとして活躍 一時NEWSとの“兼任”も
錦戸は11月3日生まれの34歳。大阪府出身。13歳の時にジャニーズ事務所のオーディションを受け1997年に入所。関西ジャニーズJr.として活躍し、2002年12月に関西テレビのレギュラー番組内で、のちの関ジャニ∞となるJr.内ユニット・関ジャニ8を結成した。ジャニーズ内では珍しく一時グループを兼任していた錦戸。2003年9月にNEWSのメンバーに選出され、同年11月にシングル「NEWSニッポン」をリリース。2004年にNEWSとしてシングル「希望~Yell~」でメジャーデビューを果たし、同年8月に関ジャニ∞としてもシングル「浪花いろは節」でデビューした。期間限定を除くCDデビューユニットを兼任するのは事務所内でも初の試みだったという。
2011年10月7日にスケジュールの調整困難などを理由に山下智久とともにNEWSを脱退し、以降は関ジャニ∞の専任メンバーとして活動。主にメインボーカルとして楽曲面でもグループをリードする、人気メンバーとして活躍した。
錦戸亮、ジャニーズきっての“演技派”俳優としての顔
アーティスト業だけでなく俳優としての活躍でも名を馳せ、ジャニーズ内の演技派として知られている錦戸。デビュー前に2003年秋期のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』で主人公・冬子(石原さとみ)の恋人役を演じ第7回日刊スポーツ・ドラマグランプリの新人賞を受賞した。2005~6年にはドラマ『がんばっていきまっしょい』、『1リットルの涙』『アテンションプリーズ』など、デビュー直後から話題作に次々と出演し、2008年の『ラスト・フレンズ』では長澤まさみ演じる主人公の“DV夫”を演じ、その怪演ぶりでも話題に。同年の大ヒットドラマ『流星の絆』では、嵐・二宮和也演じる主人公の弟を演じた。
2010年には『ちょんまげぷりん』で映画初出演にして主演を務め、『県庁おもてなし課』(2013年)など映画でも主演級俳優として活躍。2018年の『西郷どん』で、NHK大河ドラマ初出演も果たしている。
アイドルの枠を超えたミュージシャンとして
アイドルの枠を超えたミュージシャンとしての活躍も著しく、2006年1月には初のソロライブを横浜アリーナ、大阪城ホールで開催。バンドとしても活動する関ジャニ∞ではギターを務め、かねてよりファンを公言していた斉藤和義とはテレビ番組でギター弾きがたりセッションを披露。アーティストとの交流も深く、ボーカル力にも定評があり、自身で楽曲制作も行うなど音楽分野にもアプローチをもっている。錦戸亮(にしきど・りょう)プロフィール
生年月日:1984年11月3日血液型:O型
出身:大阪府
事務所入所日:1997年9月7日
関ジャニ∞でのメンバーカラー:黄色
錦戸亮、ジャニーズ事務所退所へ
ジャニーズ事務所は公式サイトを通じて「この度、錦戸亮が2019年9月30日をもってジャニーズ事務所を退所致します」と錦戸が今月末をもって退所することを発表。決断に至った経緯として「一人一人が各々の『これから』のことを熟考した結果、本年3月末、錦戸が7月から始まる5大ドームツアーを最後にグループから脱退し、9月末にジャニーズ事務所を退所して新たな活動をすることになりました」とした。
関ジャニ∞は2005年に内博貴、2018年に渋谷すばるがそれぞれ脱退した。(modelpress編集部)
情報:ジャニーズ事務所公式サイト「Johnny's net」
https://www.johnnys-net.jp/
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