蒼井翔太、いじめ・不登校の過去を告白「人生を諦めたくもなった」絶望を乗り越えたきっかけは?
2019.09.03 20:13
声優の蒼井翔太が2日、自身のブログを更新。学生時代のいじめや不登校の過去を語り、反響を集めている。
蒼井翔太、いじめ・不登校の過去も「人生を諦めたくもなった」
蒼井は、8日30日~9月1日にわたって、さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)にて行われた「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」に出演。同日のブログでは、今年で15回目の開催となる同ライブと、同ライブのテーマである“STORY”に絡め、自身の過去を明かした。
美しく透明感のあるハイトーンボイスと、自身の中性的で整った容姿が魅力の蒼井だが、幼少期はその声や見た目、性格のせいでいじめに遭ってしまい、小学3年生から不登校気味に。小学校卒業までの出席日数は、「1ヶ月もなかったかもしれない」という。
中学時代は、新学期は頑張って登校してみようと家から出てみるが、過去のトラウマから続かず。高校時代は、テニス全国大会出場の腕を買われ、スポーツ推薦で入学するも、やはりなかなか登校できなかったようだ。
蒼井はそんな当時を振り返り「自分が大嫌いで仕方ありませんでした。しゃべれば自分の嫌いな声が自分の耳にも入って嫌気がさす。人生を諦めたくもなった」とコメントした。
蒼井翔太、「自分の声で良ければ、背中を押したい」ファンにエール
学生時代、絶望の淵にいた蒼井を救ったのが、“ゲーム・アニメ・アニソン・音楽”の存在。
中でも、アニソン最大の音楽フェスである同ライブに出会ってからは「自分の人生の遠くに小さな光りが現れて そこに辿り着きたいっていう希望と、決意が生まれた」とし、「辿り着く道の中で、沢山のファンの皆さんに出会って 沢山のキャラクター達と出会えて 沢山沢山支えられて、宝物が増えていった」と語った。
そして、「学校に行けていない事は決して美談にはならない」「決して過去の自分を許しているわけではない。そのせいで沢山の人に迷惑もかけたし両親にも沢山心配もかけた」と前置きし、「だから、その分、どんな事があっても、生きる事。生きていくことから諦めない」「生きていれば、何か行動を起こす、何かを始める勇気やきっかけ、理由は絶対にやってくるんだ。何があっても、一緒に生きていこう。これが、まだまだ人生新参者の自分のSTORYです」と綴った。
最後には、「出会った人達、みんなを 一度は、どんな形であれ、背中を押したい。1mでも、前に押せるなら、自分の声で良ければ」と、ファンにエールを送った蒼井。続けて、「もっともっと皆の近くで 恩返しがしたいんだ。出会ってくれてありがとう」と、ファンへの感謝の言葉でブログを締めくくった。(modelpress編集部)
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