生駒里奈 (C)テレビ東京

生駒里奈、“泥パック状態”で奮闘 ヘドロに挑む

2019.05.19 07:00

元乃木坂46で女優の生駒里奈が19日放送のテレビ東京系バラエティー番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」(よる7時54分~)に出演する。

  
今回は「山の奥でひっそり…忘れ去られた放置池スペシャル」を放送。古いため池は大雨や地震のたびに問題となっており、去年の西日本豪雨では32のため池が決壊。決壊による土砂災害で死者も出た。全国には農業用のため池が20万個あると言われていて、そのうち農業を行わなくなったり、管理する人が高齢になるなどして、ひっそりと放置されている池は相当数あると言われている。中でも特に危険な池は「防災重点ため池」に指定され、国も対策に乗り出すなど、いま各地で問題となっている。誰も立ち入っていないため、どんな生態系になっているのかもわからない。

田村淳(中央)と生駒里奈(右) (C)テレビ東京

生駒里奈が2回目の出演

MCの田村淳と生駒が向かったのは「キング・オブ・ひっそり」とも言える島根県の離島の山奥にあるひっそり池。飛行機+船1時間半+車25分+上り坂徒歩10分という行程を経ないとたどり着けない場所にある。65年前までは農業用ため池として活躍し、その後は飲み水として利用されていた池だが、14年前から放置されているという。役場の人は「豪雨の時に決壊する恐れがあるので、池を廃止する。池をなくす前に生物を救いたい」と番組にSOS。さっそく水を抜き、淳が足を踏み入れると2歩目で「深い!」と音を上げるほどのヘドロ。生駒は初出演(18年11月)の際、ヘドロに腰までつかり大苦戦。果たして今回は?

生駒里奈 (C)テレビ東京
今回は“いきなり深いところに入らない”という策をとり、池へ。すると「ヘドロの歩き方も分かってきた」と話し、ヘドロから一歩一歩足を抜き、力強く進んでいく。「楽しいです!覚醒しました!」という通り、つぎつぎに生物を捕獲。泥が顔にかかるのも厭わず、気が付いたら泥パック状態。そして、絶滅危惧種II類の在来種のメダカが大量に自然繁殖しているのを発見すると、「メダカを助けてあげなきゃ」と真剣な表情ですくっていく。

淳は、「50年前にウナギを取った」という地元の人の証言をもとに絶滅危惧種IB類の在来種のウナギを探す。スタッフがもう生息していないのでは…とあきらめかけたころ「龍みたいなのがいた!」と何かを発見する。

番組の様子 (C)テレビ東京

早乙女太一も登場

また、MCの田中直樹早乙女太一が向かったのは、千葉県・館山市の山奥にあるひっそり放置池。耕作放棄地となって以来、30~40年放置されているという。早乙女は、4歳のときに芝居の世界に入ったため、外で遊ぶ経験がなく、初出演(18年7月)の際は「生き物に全く触ってこなかったので、めっちゃ怖い」と話していた。しかし、生物を捕獲し始めると「楽しくなってきた」といい、人生初の体験に生き生きした表情を見せていた。そして今回2回目の出演では、美しすぎるタモさばきを披露。(※タモとは魚をとる網のこと)

早乙女太一 (C)テレビ東京
ところが、捕まえるのは外来種ばかりで、在来種が全く出てこない。すると、早乙女が巨大な何かを発見。それは口に入るものは何でも食べるというウシガエル。「でかっ、すごい、こんなカエル初めてだ」と大きな笑顔でいきなりワシづかみ。在来種の姿がないのは、おそらくウシガエルが原因とみられ、このままのさばらせておいてはいけないという専門家の指摘を受けた早乙女はウシガエルハンターと化す。そしてこの番組に出るまで“生き物が苦手”と言っていたとは思えない光景を繰り広げる。

早乙女太一、田中直樹 (C)テレビ東京
別人となった早乙女は、両手にウシガエルをゲットしたり、陸で捕まえるのは困難といわれるウシガエルを、池のほとりの岩場で次から次へと捕獲。「自分が子どものころできなかった経験ができた」と大満足で、生物専門家の加藤英明先生も「光るものがあった、伸びますね、センスがある」と絶賛する。(modelpress編集部)

生駒里奈 コメント

初めて西ノ島に行き、池の水を抜きました!!私は2回目の水抜きでしたが、前回よりもスムーズにヘドロを進み、お魚を救出できました!体力的にボランティアの方々含め皆さん大変だったけど、とてつもない奇跡に出会って(笑)。今回もとても楽しかったです!!是非ご覧ください。

早乙女太一 コメント

今回ため池が放置された場所に伺い、環境改善の活動に自分が少しでもお力添えできたことが嬉しいですし、自然のものと触れ合う機会が子供の頃からなかったので、この番組を通して、自分自身の成長にも繋がっていることが嬉しく思います。

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